鶏口舎(けいこうしゃ)な日々

木彫りとレジンで招き猫やお地蔵さんなどを制作している「鶏口舎」です

木目

2016年02月19日 | 木彫り 制作中

天然木曽ヒノキの木目
本当に美しい


予約ぶんと販売用のちび助2点


白は一回だけ塗ります
白にどのくらいの水を混ぜるかが、色を決めます
一回目の塗りはヒノキが、絵の具を吸います
乾いたときの色と、塗ったときの色はちがいます
そこを見極めて、全ての作品の白の色の塗る回数と
水を混ぜる割合を決めて変えています
ずっとやっていると、感覚でわかるようになります


天然青森ヒバの招きねこ

青森ヒバは、木曾ヒノキ、秋田スギと並んで日本三大美林の一つです
国内蓄積量の80%以上は青森県内にあり、下北半島に広く分布植生しています
青森ヒバのほとんどは国有林です
寒い地域で育つため、成長はとてもゆっくりで、大きくなるのに
時間がかかります
そのため、木目は細やかで美しいです


ほぼ完成
もう少し考えます

大きさは高さ7センチと少し大きめです
ただ、青森ヒバはあまり小さいものを作るのに
向いていないと感じましたので、今後比較的
大きめのものを作るのに使う予定です
材はけっこうたくさん持っています


木によって、色がこんなにちがいます
台湾ヒノキのねこ法師ももうそろそろ作ります


五月人形~
まず、ご注文のバラモン凧ねこを作ります

鯉のぼりとねこよりか、ふた回りくらい大きい
鯉のぼりとねこの木目タイプを考えています
木目タイプというか、色を薄めに塗る塗り方と言ったほうが
正しいです
色を塗っているけれど、木目が見える、ねむり猫みたいな感じです
試作を作ります
あまり大きくすると高くなるので、このぐらいだったら、1万5千円以内かな
という感じです
色を塗って、木目が見えなくなるタイプと
木目が見えるタイプでは、彫りの仕上げの時間や
塗りの大変さで、木目タイプのほうが高くなります
木目タイプは、複雑な彫りになると
少し大きいほうがより木目の美しさや
塗りが上手くいく気がします


明日はブログお休みです

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