鶏口舎(けいこうしゃ)な日々

木彫りとレジンで招き猫やお地蔵さんなどを制作している「鶏口舎」です

木に命を吹き込む、錬金術とは

2020年07月09日 | 木彫り 銘木で作る一点もの
非常に疲れています
エネルギーの前借りをしてしまい、今はエンジンが止まっています…

この、調整がすごく難しい(病気だから)
今の薬の量が、制作を出来る限界です
ものすごく、記憶力が下がっています
安定してきて、薬が減れば、もう少し
制作も円滑に進みます

でも、頭を使えば、1日に少ししか働けなくても
生きていけます
他の人ができない事をやれば、自分で自分の時給を
決められます


台湾紅檜
この大きさで、原価は50円くらいです
ただ、もう次に手に入れる事ができない木
ですので、プラス料金を入れます


木に命を吹き込む錬金術を使えれば、12000円で売れます
出品して、2日で売れたと思います
ただ、次は33000円ですけど…

技術とセンスはもちろんですが、作品の価値をいかに
お客様に伝える事ができるか
なぜ、この値段なのかを説明する
自分の技術を、上げるのはもちろんですが、
それ以外の事が、けっこう重要だと思います
私は、そういうものに、お金を使ってきました

あとは、忙しくてもお客様には、丁寧に対応してきました
たまに、失礼な人がいると、丁寧に制作を断りました
私のお客様は、本当に良い方ばかりです
4/16に頼まれている制作をまだしていませんが、
納期はいつなの?なんて聞いてくる方はいません
もちろん、お客様の状況によっては、急ぐ事もあります

私の木彫りは、他の木彫り作家さんからみたら、邪道なのかもしれません
でも、木彫りは、大きくて、高いという概念を
変えたかったから、今までやってきました

そして、自分ができない事は、外注して
周りは完璧に整える用にしています
私は、彫って、塗って、売るだけです
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