慶ちゃんと悠ちゃんはこのところサッカーボールをける日が少なかった。その理由は、以前公園でサッカーゲームをした時に自分たちの思うようなプレーが出来ずに慶ちゃんは”すねる”、悠ちゃんは”泣く”の態度だったので二人は、みのちゃんから「二人とは、もうサッカーはやらない」と言われていた。みのちゃんが英語の勉強から帰ってくるとランチをとりながら、慶ちゃんが「サッカーがしたい」とみのちゃんに言った。みのちゃんは「サッカーでゲームして、自分の思うようにならない子とは、もうサッカーはしないといったでしょ」と言うと、そばで悠ちゃんが「もう泣かないから、やろう」、慶ちゃんも同じく「ちゃんとサッカーするから・・・」。その様な理由で、午後はサッカーをすることにした。みのちゃんと悠ちゃんが同じチームで慶ちゃんは「おれ、一人」。攻撃のみ25分、そして守りのみ25分で合計50分、木と木の間をゴールに見立ててゲームをした。慶ちゃんのドリブルは結構、スピーディーでみのちゃんをかわしながら30点をゲット。悠ちゃんは慶ちゃんの攻守に阻まれてやっと12点。結果は慶ちゃんの勝利。前回は、この時点で負けた悠ちゃんは泣き、そして1点差で勝った慶ちゃんはすねた。今回、悠ちゃんはゲームが終わると木にかくれてベソをかき少し泣いていたがじっと我慢したのだろう。その後、慶ちゃんと悠ちゃんは二人で何か大きな声をだしながらじゃれ回っていた。帰る時、二人は「あぁ~、今日は楽しかった」と言った。今日も頭も体も汗びっしょりになり嬉しそうに公園を後にしました。
See you soon
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