今日はR先生がインフルエンザでお休みでした。
5週間ぶりに復帰したNさんが心配して「鳥インフルエンザがまた、流行ってるんスね!」。
すかさず、明るい女性のOさんが「おい、おい、R先生は鳥っスか~?。」って感じの突っ込みを、カマしていました。
というわけで、今日は、私とFさんと明るい女性のOさんも指導側にまわってもらっての稽古となりました。
「一日学べば既に一日の師である。」自信を持って教えましょう。
人に教えることほど勉強になることはないと、いつからか、私はわかるようになりました。
人に教えるには、自分が理解していないと、教えることができません。
また、自分ができない事は、人に教えることができないので、自分が、できるようになるまで、よりいっそう稽古をしました。
自然と「教えることは学んでいるんだ。」と思うようになりました。
「教えてやっている。」ではなく、自分も学んでいるのです。
お互いが向上するための、大切なパートナーであり、自分も学んでいるんだという気持ちが大切だと思います。
自信は持ちながらも、あくまでも謙虚さを忘れてはいけません。
心身統一合氣道会の藤平光一先生がお作りになった誦句集(しょうくしゅう)に、いい句がありますので、ご紹介します。
二十一、説道(せつどう)
利己(りこ)の人にて大道(だいどう)を成就(じょうじゅ)するものはない。
天地の理を悟り、天地の大道(だいどう)を会得(えとく)したならば、これを普(あまね)く世に知らしめる義務を天地より与えられている。
我に人を救う力なしという勿(なか)れ。
一日学べば既(すで)に一日の師(し)である。
世には、道に迷い、心の病に苦しむものが充満している。
我が全力を尽くし、人の為に正しきを説(と)こう。
(*注意・2006年7月1日に、この当時の「合気道 苅田道場」を離れ、”合気道真風会”として再スタートをしました。)