合気道 真風会のブログ

合気道の修行における「守破離(しゅ・は・り)」

みなさん、こんにちは。

「守破離(しゅ・は・り)」とは、日本の武道や茶道などの修行において成長の過程を3段階で表した言葉です。

これは、技術や学びの過程を表す、非常に大切な概念です。

守(しゅ)

「基本を守る:合気道の初歩は、まずは先生が教えてくれる基本的な技をしっかりと覚えること。                  

この段階では、自分流にアレンジするのではなく、教えを忠実に守ること。」

 

入門から10年くらいの期間だと思います。

4~5年で初段となり、黒帯を締めて、やっと、その道の入口に立ったと言えます。

有段者となり、道場で指導を手伝いながら自分も学び、より成長して行くのには10年ほど掛かります。

「教えることは、学ぶこと」

後輩に正確に教えることが出来て初めて「守」の段階から「破」の段階へ進めます。

 

子どもや、大人でも素直な人は上達が早いし、昇級も早いです。

大人になると頭が固くなり、この段階で、せっかく教わったことを勝手な解釈で自分なりにアレンジしてしまう人がいますが、そういう人は指導されたことを理解できていないので昇級も遅いです。

謙虚さと素直な心が1番大切です。

破(は)

「基本を破る:一定の技術を習得した後、少しずつ自分なりに工夫し始める。

守ってきた基本を理解し、その上で技を発展させていく段階。

しかし、まだ基本を無視してはいけない。

破の段階では、基本の理解を深め、自分のスタイルを形成しつつも、他の技術や考え方を学ぶことが大切。」

 

人に指導する経験も積んで、修業期間10年超くらいからでしょうか?

他流派を研究したり、自分なりの工夫を始めても良いと思います。

離(り)

「基本を離れる:最終的には、基本を完全に理解した上で、その枠を超えて自由に技を使いこなすことが求められる。

ここでは、既存の型に縛られることなく、相手の動きに応じた柔軟な対応ができるようになります。」

 

修業期間は、最低でも13年~15年超くらいは必要だと思います。

「破」の段階で他の技術や考え方を3~5年ほど学び、自分の武道に取り入れ、自分の目指す武道の完成、自分の理想とする道場を立ち上げても良いと思います。

「守破離」の修業期間は、私の解釈ですので、他の先生たちとは考え方が違っているかも知れません。

 

合気道を修行する中で「守破離」の過程を経験することは、どんな初心者でも必ず通る道です。

焦らず、一歩一歩進んでいきましょう。

 

”継続は力なり”

”努力に勝る天才なし”

そして、

「強くなければ生きていけない。

  優しくなければ生きて行く資格がない。」

 

では、また!

 

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