はるを追いかけて

平地では初夏という気候、でも山にはとても短い春が訪れています。
ヤマザクラが咲き、木々が芽吹きますが、その期間は本当に長くはなく、
ヤマザクラの葉は花が散るとあっという間に緑になり、木々の葉も日を追って緑が濃くなっていきます。

上北山村を訪れた写真から。

山の高いところはまだ色づきもしていません。



光の景、「光景」とはよく言ったものです。



リョウブと言う木の新芽です。
木によって様々ですが、このように新芽がオレンジ色のライトが灯っているようでとても美しいものがあります。



ヤマザクラは、高くて近づいていけないような斜面に育っていることが多く、なかなかに写真が撮りづらい樹です。



春色カラーです。



ゆずり葉の新葉。



木はこんな感じで、これまたこの時期に見ることができる新旧交代。
新しい葉に譲るように、古い葉が落ちていきます。



この日は珍しく夕景を撮りました。





近畿最高峰の八経ヶ岳に陽が沈んでいきました。




つづきまして、お次は川上村の春で、、

朝の光でヤマザクラさんたちの歓迎を受けます。




暑い日になりそうでしたので、この日は渓流を歩くことにしました。



芽吹きの輝きが独特の空間を演出してくれています。



ミツバツツジも咲き始めています。



足元には可愛い芽生えが。



一人静とは名づけられていても、周りに友達がいっぱいいます。



さて、渓流と言えば、水の写真を撮らねば。



ここで滑って流されたら一巻の終わりです。



滝は下から見てる方が安心感がありますネ。





特にインスタとか見てると、せっかくの良い光景なのに変に色づけしちゃって「自然の美しい色」が失われているような写真が多いですね。
さくらの花はそんな毒みたいな色してないって…　(~_~;)
春の色は優しくなくっちゃ（笑。