健の口腔内メラノーマ に対する獣医さんの提案は、
手術ではなく、抗がん剤による治療でした。
抗がん剤にもタイプがあり、通常の抗がん剤と分子標的薬による治療かどちらかを提案されました。
一度、家族と相談する為にその日は、何も治療せず、帰宅しました。
分子標的薬という言葉をその時初めて聞きました。
帰宅後、色々と調べてみました。
通常の抗がん剤は、がん細胞だけではなく通常細胞も攻撃してしまう為、副作用が出てしまうようです。
それに比較して分子標的薬は、がん細胞のみを攻撃する為、既存の抗がん剤に比べて副作用が少ないとされています。
分子標的薬とは、がん細胞の持つ特異的な性質を分子レベルでとらえ、それを標的として効率よく作用するようにつくられたお薬です。
犬用の分子標的薬は、2014年から発売されているようです。
口腔内メラノーマ は、一般的に抗がん剤が効きにくいとされています。
獣医さん曰く、通常の抗がん剤だと効果が期待できる確率は28%…
分子標的薬は新薬の為、統計が出てないので未知数…
家族でたくさん話をしました。
健の年齢、健の体力、副作用など、色々と考慮した結果、分子標的薬での治療を決断しました。
その2日後から投薬を開始しました。
投薬は2日に1度、1センチにも満たない錠剤を飲むだけです。
健は、まだまだ食いしん坊で食欲もある為、ご飯の時に一緒に入れておくとあっという間に食べてしまいます😁
投薬を始めて2週間が過ぎましたが、下痢・嘔吐・倦怠感などの副作用も特に出ておらず、本人は元気に過ごしています!
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