小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

我が戦いに一片の悔いなし

2007-10-19 10:47:35 | 千葉ロッテマリーンズ
胸突き八丁の戦いで見事に敗れ去る。これが今年の真の実力だったわけで、その実力でここまで戦ってきたのだから、昨日の結果には一片の悔いもありません。
そして、おいらがマリーンズファンだったこと、パリーグファンだったことを、心から誇れる気がします。本当にありがとうございました。

成瀬4失点KO…今季初パ相手に負けた(スポーツニッポン) - goo ニュース

[ニッカン式スコア]

TEAM
チュバテレ
onちゃん
11


○ バラ色のオフ
● 貯金のオフ
HR セギ


これが一発勝負。
泣いても笑っても恨みっこ無し。
だからこそ紙一重の姿勢が命取りになる。

プッシュバントの2ベースが活かせなかったマリーンズ。
あんなクソボールをバックスクリーン左に持って行ってしまうファイターズ。

これが今期の実力の差です。
素直に相手が一枚も二枚も上手だったということ。
それだけです。

試合自体は負けはしたし、内容も正直ツッコミどころ満載のような気がしないでもないが、そんなことはもうどうでもいい。

戦い終わればノーサイド。

現代が忘れ去ろうとしている、ともすれば現代人が「過去の遺物」と切り捨てようとしている精神を見せられては、還ってぐずぐずしみったれたことを言い続ける方がよほど選手達に失礼というものだろう。
よもやこんな大一番で、あんなシーンが見られるとは夢にも思わず、録画したテレビの前で、夜中に大の男が一人大泣きしてしまった。

結果については一片の悔い無しとしても、やはり沸き上がる悔しさがないといえば、そりゃあマリーンズファン100人がいたら150人が悔しいと言うに決まっている。
あれだけシーズン中に崩れなかった成瀬が崩れた。
目の前で2度も同じチームに胴上げをされたこと。
これが悔しくないわけがないのだ。
そう思うと、高校球児が敗戦の弁で、泣きながら「悔いはありません」と嗚咽する気持ちが、少しは理解できたような気がする。彼らだってまた、「3年生負けたら即引退」の宿命を背負って戦っているのだから。

マリーンズは持てる力で戦った。
それで負けたのだから致し方あるまい。

その悔しさを、来季にどう結びつけるか。
来年こそは、ファイターズの目の前で、千葉マリンで胴上げしてやる…という意気込みは、もちろんおいらの中にも沸き上がっているのは間違いないが、それにはハードルがかなり高そうな気がする。
今年のファームの惨憺たる有り様を見るにつけ、まず若手の底上げが急務と考える。
結局、今年突き抜けられなかった原因は、もちろん主力の不調、ケガが大きすぎるとしても、「終わった」とされる吉井さんを持ってこないと、1軍のローテーションの穴を埋められない現状は、今はいいとしても、2~3年後には間違いなく暗黒が訪れる前触れでもあるわけで、主力が不調に陥っても、潤滑油が働いたファイターズ、主力が不調に陥っても、だましだまし使わざるを得なかったマリーンズ。潤滑油が働かなければ、組織は機能不全を起こす。
来年こそは、若手の底上げを期待して、誰かマジでまずは地味様を蹴落とす勢いのある若手に出てきて貰いたい。そんなものが一朝一夕で出来るなら今年2軍は投壊はしていないだろうが、それくらいの気概がなければ、マリーンズの投手陣の一角に食い込むことは難しいだろう。

ファイターズの皆さん、マリーンズの皆さん、今年1年お疲れ様でした。
最後の最後であんないい戦いを見せられたことに、改めて感謝をする次第であります。
マリーンズファンで、パリーグファンで本当に良かった。
そりゃあ辛い時も辛い時も辛い時も辛い時もあったけれど、つい5年前まで誰もが見向きもしなかったマリーンズとファイターズ、ともすればグラウンドの選手より( ´エカ`)と大島監督のバトルが興味をそそられることさえあった両軍が、大一番、くわえて「成瀬とダルビッシュが投げ合う」という触れ込みで、結果はどうであれ試合前からお互いのファンが煽りまくる光景は、おおよそ信じられぬ出来事でした。結果はまさしく「両雄並び立たず」を地で行く残念なことになってはしまったけれど、成瀬とダルビッシュの投げ合いが、好敵手の関係としてパリーグを盛りたてて行ければ、こんなに嬉しいことはないし、絶対にそうでなければならないと願います。
頑張れ頑張れファイターズ!

そして、千葉。
最後は北海道に勢いで負けてたな。
千葉がもっと熱くならなきゃ面白くないぜ。
ファイト!ファイト!ちば!

そして、マリーンズファン。
悔しさを明日の糧へと変えようぜ。
Marines Fightin'!!

え?
泣くわけねーだろこんなことで。
仕事中、原稿が涙で見えなかったとか、会社帰りの山手線の中で目を腫らしていたとか、帰りに乗った電車の車掌さんがいつもスタンドでお会いする知人で、声を聞いたらマリーンズを思い出してまた落涙とか、そんなみっともねーこと俺がするわけねーだろ。
泣かないっつってんの。分かんない人だね。

     _.-~~/
    /  /  
   / ∩ ∧ ∧   バーカバーカこんな事で泣くかよ!!!!!!!!!!!
   / .|( ・∀・)_  
  // |   ヽ/   
  " ̄ ̄ ̄"∪

     ____ 
   /     /   パタン
    ̄ ̄ ̄ ̄

     ____ 
   /     /   ウワァァン!!
    ̄ ̄ ̄ ̄

バーカバーカこんな事で泣くかよ!!!!!!!!!!!  ウワァァン!!

  

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3 コメント

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確率野球、確実野球に屈する (3636)
2007-10-19 13:08:13
やはりダルビッシュはエースでした。
一方、成瀬は勝ち頭ではあったがエースではなかったと言う事でしょう。
後、400対40000はやはりきついです。
サンバカでテンション上げまくりで挑んでもやはり、掻き消されちゃいますね、応援。
無理してでもシーズン1位になっていれば、こんなことには・・・・・・
僕は号泣というよりも茫然自失でした。
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Unknown (たこうめ)
2007-10-19 23:39:59
テレビで見てる限り、ちっとも応援はかき消されてませんでしたよ。
あのハムファンの拍手も、400人のプレッシャーに対抗するための拍手だと思ってました。
ホームだってビジターだって一生懸命声をからすことは変わりなしですよ。

おいらは仙台や福岡で少数精鋭の中での声援することの楽しさをおぼえちゃったのでwそのうち札幌行きたいなー。
返信する
お疲れ様でした (小馬太郎兵衛)
2007-10-20 14:21:54
>3636さん

いや、まだまだ成瀬をエースと呼ぶには、なにかが足りないような気がします。それが何かは分からないのですが、これでなにかしらの「絶対的な」雰囲気を身につけてくれれば、まだまだ成長すると思います。

やはり数の論理で言えば、400対40000はきつかったですね。数では札幌に敵わないから、なんとか気持ちを札幌に届けたのですが…。
それ以前に、やはり地元千葉の熱が、2005年ほどには上がってないと感じたことですね。なにせあの時は勢いが違ったわけですし(笑)。

>たこうめ氏

ヒント
つテレビ
つ集音マイク

一つ大事な質問。
今回の札幌遠征。
応援することを「楽しみに」札幌へ駆けつけた人達はどれくらいいたのかな?
もちろん、この「楽しみ」は、サブローやボビーが言う「楽しみ」とは違う意味ですよ。
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