名鉄:「パノラマカー」全廃へ - 話題:MSN毎日インタラクティブ
名鉄パノラマカーのミュージックホーンはこちらから。
♪ど~け~よ~ ど~け~よ~ こ~ろ~す~ぞ~
♪ど~か~な~きゃ~ し~ぬ~ぞ~ ブ~
これが時代の移り変わりとはいえ、恐れていたタイムリミットが、ついに設定されたか…。
あたしにとっては、名古屋と言えば名鉄なんですよ。
名鉄と言えば、初代パノラマカーなんですよ。
パノラマスーパーでもパノラマデラックスでもセントレアへ行く専用特急車でもない、あの赤い初代パノラマカーなんですよ。
あいつが、雑踏ひしめく新名古屋駅に、あのミュージックホーンも高らかに「どーけーよー どーけーよー こーろーすーぞー」って滑り込んでくるわけですよ。
それでこそ名古屋ってもんでしょうが。
ミュージックホーン自体は新しい電車にも付いているからいいんだけどさ。
例えば、新幹線を降り立った新名古屋(今は名鉄名古屋っていうんだね…)から、中京競馬場に行くとしますわな。
↓の急行電車と、
↓の普通列車が来たら、
一体全体どっちに乗るんだって話ですよ。
鉄なら200%後者だな。
そりゃあたしだって、よほど急いでいる時でなければ、次に来る普通がパノラマカーっていうことが分かっていれば、そっちに乗るわ。
2年半前の1月、青春18キップの残りを活かして、夜中に武豊線に乗りに行った帰り、どうせ帰りは名古屋に出るのだから名鉄で帰ろうと思い、知多武豊で電車を待っていたら、たまたまやってきた新名古屋方面の普通列車がパノラマカー7000形で、喜び勇んで1時間近く普通に乗り通しましたとも。ええ。
今はもう臨時の設定はないのだろうが、4年前の12月に中京競馬場に行った帰り、たまたま来た中京競馬場前始発の金山行き臨時急行が、これまたすごいことにパノラマカーの4×2、しかも後ろ4両は元白帯車(元特急車)!! 思わず小声で「ばんじゃーい!」って出ちゃったもんね。
生きながらえてきたパノラマカーも、時代の趨勢には勝てないということか。
今のご時世の鉄道車両は、この図式だからなあ…。
使い古すより、新車をどんどん作った方が遙かに安い。
最近、鉄道各社が、歴史上かつてないほどに新造車ラッシュに沸いているのは、つまるところこれが要因。
つい10年ほど前までは、古い電車をたたき直して使う方が安上がり…というか、新造車輌にもそれなりのお金がかかったのだが、今や古い電車を面倒な保守でたたき直して使うより、保守の手間が要らない新造車量を導入した方が、それなりに費用はかかるものの、先を見越して考えればメンテナンス不要で人件費もカットできるとして、一気に大量投入して大いに合理化を図ろうというもの。
ただ、名古屋の人からは、老人から子供にまで愛された車輌であるだけに、なんとか動態保存という形は取れないものだろうか。近年の名鉄の経営環境は日増しに逼迫しており、保存していたはずの戦前の名車「いもむし」ことク3401まで解体してしまった前例があるだけに、パノラマカー引退は先のこととはいえ、先に保存していた「いもむし」と同じように、ローカル線でいいから動態保存というわけにはいかないのだろうか。ローカル線で保存となれば、ローカル線にアクセスする足代まで丸々稼げてぼろ儲け…というのは、素人の浅はかな考えなのだろうな…。
名古屋に行ったら、「マウンテン」もいいけれど、「パノラマカー」もね。
「パノラマカー」の愛称で親しまれている名古屋鉄道の「7000系」の全車両が10年に廃車されることになった。かつては特急列車として活躍したが、現在は「急行」や「普通」などで84両が使用されるだけになった。名鉄は新型車両を10年にかけて大量投入する方針で、順次、置き換えられると見られる。
名鉄によると、「パノラマカー」は1961年、日本で初めての2階建て運転台の前面展望車としてデビューした。当初、「パノラマカー」の名は名鉄の公式な愛称としては存在しておらず、その語源ははっきりしていないという。
駅に到着する際に鳴らす警笛「ミュージックホーン」、デジタル式速度計などで時代をリードした。車体色の「スカーレットレッド」も鮮烈な印象を与え、62年には「鉄道友の会」が選定するブルーリボン賞を受賞した。
ピーク時には194両が活躍したが、老朽化が進んだことや「電力消費量が多い」(同社)ことなどから、徐々に姿を消してきていた。【高塚保】
名鉄パノラマカーのミュージックホーンはこちらから。
♪ど~け~よ~ ど~け~よ~ こ~ろ~す~ぞ~
♪ど~か~な~きゃ~ し~ぬ~ぞ~ ブ~
これが時代の移り変わりとはいえ、恐れていたタイムリミットが、ついに設定されたか…。
あたしにとっては、名古屋と言えば名鉄なんですよ。
名鉄と言えば、初代パノラマカーなんですよ。
パノラマスーパーでもパノラマデラックスでもセントレアへ行く専用特急車でもない、あの赤い初代パノラマカーなんですよ。
あいつが、雑踏ひしめく新名古屋駅に、あのミュージックホーンも高らかに「どーけーよー どーけーよー こーろーすーぞー」って滑り込んでくるわけですよ。
それでこそ名古屋ってもんでしょうが。
ミュージックホーン自体は新しい電車にも付いているからいいんだけどさ。
例えば、新幹線を降り立った新名古屋(今は名鉄名古屋っていうんだね…)から、中京競馬場に行くとしますわな。
↓の急行電車と、
↓の普通列車が来たら、
一体全体どっちに乗るんだって話ですよ。
鉄なら200%後者だな。
そりゃあたしだって、よほど急いでいる時でなければ、次に来る普通がパノラマカーっていうことが分かっていれば、そっちに乗るわ。
2年半前の1月、青春18キップの残りを活かして、夜中に武豊線に乗りに行った帰り、どうせ帰りは名古屋に出るのだから名鉄で帰ろうと思い、知多武豊で電車を待っていたら、たまたまやってきた新名古屋方面の普通列車がパノラマカー7000形で、喜び勇んで1時間近く普通に乗り通しましたとも。ええ。
今はもう臨時の設定はないのだろうが、4年前の12月に中京競馬場に行った帰り、たまたま来た中京競馬場前始発の金山行き臨時急行が、これまたすごいことにパノラマカーの4×2、しかも後ろ4両は元白帯車(元特急車)!! 思わず小声で「ばんじゃーい!」って出ちゃったもんね。
生きながらえてきたパノラマカーも、時代の趨勢には勝てないということか。
今のご時世の鉄道車両は、この図式だからなあ…。
使い古すより、新車をどんどん作った方が遙かに安い。
最近、鉄道各社が、歴史上かつてないほどに新造車ラッシュに沸いているのは、つまるところこれが要因。
つい10年ほど前までは、古い電車をたたき直して使う方が安上がり…というか、新造車輌にもそれなりのお金がかかったのだが、今や古い電車を面倒な保守でたたき直して使うより、保守の手間が要らない新造車量を導入した方が、それなりに費用はかかるものの、先を見越して考えればメンテナンス不要で人件費もカットできるとして、一気に大量投入して大いに合理化を図ろうというもの。
ただ、名古屋の人からは、老人から子供にまで愛された車輌であるだけに、なんとか動態保存という形は取れないものだろうか。近年の名鉄の経営環境は日増しに逼迫しており、保存していたはずの戦前の名車「いもむし」ことク3401まで解体してしまった前例があるだけに、パノラマカー引退は先のこととはいえ、先に保存していた「いもむし」と同じように、ローカル線でいいから動態保存というわけにはいかないのだろうか。ローカル線で保存となれば、ローカル線にアクセスする足代まで丸々稼げてぼろ儲け…というのは、素人の浅はかな考えなのだろうな…。
名古屋に行ったら、「マウンテン」もいいけれど、「パノラマカー」もね。
古いものは大事にしてほしいんですけどね。
その模型はトミックスのNゲージ?
>たこすけさん
それに「ダンプにも負けないパノラマカー」を付け加えてやって下さい。
>麻生kさん
つい数年前までの名鉄は、今の状態が信じられないほどに物持ちがよかったんですがねえ…。
いくらローカル線とはいえ、戦前形をたたき直して使っていたのはどこのどいつだと言ってやりたいですね。
ナゴヤと言えば赤いパノラマカー!
ガキの頃、親父の帰省時に「パノラマカーに乗りたいっ!!」と(親父でなく、鉄ヲタな叔父に)せがみ、それだけの為に岐阜往復やら豊橋往復をしたものです。
「名鉄は赤いパノラマカーであり、赤いパノラマカーは名鉄である」。
ドケヨホーンは残れども、名鉄が名鉄でなくなるんだなぁ……と思うと、滅茶苦茶寂しいですなぁ。
…と思っているのは、私だけではないはずです。
名鉄岐阜駅で、パノスパの豊橋行き特急と、須ヶ口行き普通のパノラマカーが並んでいたら、時間の許す限り須ヶ口行き普通につきあうってーのが鉄ってもんですよね←ちょっと違うか?
名鉄広見線あたりで封じ込めれば、広見線までのアプローチにかかる運賃まで丸儲けできるだけに、出来る限りの動態保存をお願いしたいものです。
動態保存と言えば大井川鉄道でしょうが、あそこに行ってしまったら輸送力過剰でしょうし、ワンマン改造ができないし…。
難しいですね。
高速120km/h対応の車両(3000系グループ)が増える様では、名鉄じゃなくなりますからね。
小田急も5000系グループが消えたら・・・同じ事が言えます。
モーニング娘。の解散が先か、パノラマカーの廃車が先か?
京阪1900系の引退もあと少し。。。
名鉄然り、小田急もまた然り。
「顔」は企業の大事な売りだと思うのですが…。