ああ懐かしの「１０１回目のプロポーズ」

あの武田鉄矢の名場面が、１０数年の時を越えて、２１世紀の御世に帰ってくるとは…。

路上に寝転び男性ひかれ死亡　２０歳、別れ話に逆上か(朝日新聞) - goo ニュース

１４日午前０時半ごろ、愛知県常滑市古道東割の県道で、常滑市小倉町６丁目の無職の男性（２０）が、愛知県半田市の会社員（２７）の乗用車にひかれ、死亡した。

　常滑署の調べでは、男性が道路上で仰向けに大の字になっていた。現場近くの駐車場に車をとめ、歩きながら交際相手の女性と別れ話をしていたが、「別れるなら死んでやる」と言って女性の目の前で路上に寝転んだという。

元ネタが古すぎて分からないとおっしゃるナウいヤングなカワイ子ちゃん（殴）のために、元ネタはこちら。

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懐かしいなあ…。
このドラマをオンタイムで見たことはなかったけれど、この武田鉄矢の演技は大流行したんだよなあ…。

このドラマが放映されたのは、おいらが高校２年生の時だったかな？
あれからもう１５年以上が経過した、２１世紀の御世に、３０歳以上の人ならば、みんながみんな声を揃えて「僕は死にましぇん！！」と叫ぶのは、もはや脳裏にすり込まれた青春時代の記憶だろう。

返す返すも可哀想なのは、轢かれた男性の交際相手でもなく、間違いなく貰っちゃった会社員。
最近はガソリン価格高騰の折、夜中にちょいと走りに出かけるくらいのことでしか、車を出す機会がないのが残念だが、夜中の道は工事にでも出くわさない限り、まず混むことはないのだけれど、その分夜中にしかあり得ない現象に出くわすのもまた事実なわけで…。
田舎道を快適に走っていたら、道端からライトにつられたか、突然小動物がこちらに向かってくることもあるし、昼間と違って路上に何かが落ちていてもなかなか気が付きづらい。２００６年１１月２８日に東関道走行中に死にかけたのも、秋口の午後５時となれば真っ暗だからこそ起こる事故とも言える。
これとて高速道路のど真ん中に落ちていた鉄パイプを踏みつけたものだから、仮においらが踏みつけて自爆してスピンして死んでも、前方不注意の自損事故程度でしか扱われないのだろうけれど、まさか運転中に、前方の暗い夜道で人が倒れて寝ているだろうだなんて誰が予測するかっての。

目の前で自ら捨てようと思った男に死なれた女性のショックもいかばかりかとは思うけれど、それ以上に、そんな二人の別れ話に巻き込まれたこの会社員の精神的動揺は、推し量ろうと思っても推し量れるものではないだろう。何の関係もないのに自らの手で他人様を殺めてしまったのだから、会社員の心中たるや察するに余りある。

あのドラマから１０数年。
まさかこれ以上真似をしようと思う奴はいないとは思うけれど、ゆとり教育の弊害が取り沙汰される昨今、一応言っておきましょうか。

ダンプは急には停まれません。

車だって尚のこと停まれないのに…。
それで貰っちゃったら運転者に過失が生じるだなんて、いくらなんでもやりきれんよ…。