インサイダー情報の信憑性

日々生活をしていると、関係者以外では知り得ない情報、いわゆる「インサイダー情報」に触れることがままある。
例えば趣味的な話でも、千葉ロッテマリーンズに例えれば、○○選手が引退を発表するとか、△△のイベントで××選手がトークショウをするらしい…という話。
いきなり思いだしたが、インサイダー情報といえば、「ネ申」こと初芝元選手が引退発表をするということを、このブログで正式発表の前日にすっぱ抜いたことがある。当時コメントをつけて頂いた、こた様のブログ「IPO・新興市場株日記・千葉ロッテ日記」の当時のエントリでも、さりげなく「これってインサイダーじゃないの？」と突っ込まれたことがある（笑）。確かに記者会見前日にすっぱ抜いたとはいえインサイダーであることには間違いなく、当時はいくら対象読者が限られていたとはいえ、こんな恐ろしいことをよく臆面もなくすっぱ抜いたものだと思う。
その実、ネタ元は確実なものであるとはいえ、記者会見が行われなかったらどうしようか…と内心ドキドキで、翌日正式にソースが来たは、寂しいという思いより、とにかく安堵安堵だった。
こんなに危ない橋を渡るのは、今の読者数を考えたら、いくら確実なネタ元であったとしても、とんでもないことである。いくら興味本位とはいえ、こんなことをするのは今回限りにしようと誓った次第である。もうしません。ごめんなさい。

いわゆるインサイダー情報。
そこには、どれほどの信憑性があるのだろうか。

例えば競馬。
スポーツ新聞の予想会社の広告を見てもらえればわかるが、「情報」「情報」で溢れかえっている。その情報に対価を支払えば、いとも簡単に大穴馬券が的中できますよ…という広告である。
その情報に、どの程度の信憑性があるというのだろう。
信憑性があれば、競馬を体系づけて予想するなんていう必要はさらさらない。
だいたい、「情報」といったところで、じゃあ先日のディープインパクト薬物騒動の時だって、体調は１３０％万全と言っておきながら、呼吸器系の薬を投与していた事実を鑑みると、厩舎情報にどの程度の信憑性があるのかも分からないし、いわゆる「情報」の信憑性なんて、そんなものだろう。

例えば鉄道趣味。
ＪＲ・私鉄に限らず、ダイヤ改正になると、「その筋」の人たちからいろんな情報が入ってくる。「信頼できる情報筋から入手した確実な情報」で過去何度騙されたことか（笑）。
遙か昔の１９９３年か９４年頃、汽車旅仲間から「寝台特急『さくら』が名古屋発着になる。これは確実な情報だよ」と聞いたことがある。
空気輸送ながら今でも立派に東京発着です。
今年の春先、海浜幕張のさくら水産で飲んでいた時のこと。
某車掌区にお勤めのＪＲのシャショさんから、こんな話を聞いた。
「今年の秋に、房総にトイレ改造をした２０５系が入るよ」
転入してきたのは、塗色変更を施した２１１系でした。


↑画像は転入前の塗色。房総各線に投入された２１１は黄色と青の帯。

かように、インサイダー情報の信憑性は？？？　だけに、聞いていても書けないことも多いし、もとよりそういった類の情報の信憑性などあってないようなものだから、某ネット競馬界の大御所であるプレス気取りのチンピラ野郎みたいに、「知っていても書けない話もあるんです…」なんてもったいぶったことは一切書かない。正式な情報がリリースされるまで一切合切スルーするのみ。
例えば、今年冬に、新京成の京成千葉線片乗り入れ開始に伴うダイヤ改正の噂とか…。どこまで本当かわからないし、列車ダイヤは電鉄会社の商品だから、そうそうここで噂を立てるわけにもいくまい。鉄としては、噂を元にして(*´Д`)ハァハァ するのも楽しみの一つなわけで…。

でも、こうした情報には踊らされちゃうんだろうな、俺って。バカだから（笑）。

　　
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