小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

これが「力の差」です

2009-01-02 00:38:56 | 柏の太陽王
なんだか、試合から時が経てば経つほど悔しさが沸き上がって来るのはなんでだろ…。

G大阪、18年ぶり頂点=柏のVならず-天皇杯サッカー(時事通信) - goo ニュース

G大阪がアジア王者の意地を見せて120分間の激闘を制した。サッカーの第88回天皇杯全日本選手権最終日は1日、東京・国立競技場に4万4066人の観衆を集めて決勝が行われ、今季のアジア・チャンピオンズリーグ覇者・G大阪が柏に延長戦の末、1-0で競り勝ち、前身の松下電器時代の1990年度、第70回大会以来18年ぶり2度目の日本一に輝いた。

 戦いは両チームの守備陣が踏ん張り、90分で決着が付かなかった。G大阪は延長後半から出場した播戸が同11分に決勝点を奪った。柏は前身の日立製作所時代の75年度、第55回大会以来33年ぶりの優勝を逃した。 


延長後半26分、レイソルが3人付いてもなおマークをかわして、播戸がゴール右隅に突き刺した瞬間、思わず天を仰ぎ、そのままの体勢で固まってしまった。

かたや「石さんを国立で胴上げ」の名の下に一致団結し、勢いそのままに国立へ乗り込んだ柏レイソル。
かたや、世界のクラブチームと互角の戦いを繰り広げた末に、超過密日程の中を勝ち進み、後先のことは考えず、目先の天皇杯優勝だけを勝ち取りに来た、満身創痍のガンバ大阪。

スコアこそ0-1だけれども、悔しいかな、そこには世界のクラブチームと互角に渡り合ってきたチームが、厳然とした壁となってそびえ立っていた。
それほどに、今日のガンバ大阪は強かった。
悔しいけれど、これが「世界と戦ってきた実力」の差。
一言で言えば、「経験の差」。
言葉で表現すれば簡単だけれど、「経験」という一言で表現するには、あまりにも陳腐で安っぽい。
負ける悔しさが糧になることもあるし、実際に勝たなければ越えられないものもある。
今日はこの二つを、同時に否応なく刻み込まされたと思う。

最高峰の戦いって、いいな…。

この思いは、11月に国立競技場に観戦に行った、ナビスコカップ決勝戦の時にも思ったのだけれど、最高峰の舞台に立ったからには、勝たなければ意味がない。
実際に舞台に立ったからこそ、頂点に挑むことの難しさを、いやと言うほど教え込まれたような気がする。

実際問題、あくまで素人目で見たことしか言えなくて大変恐縮なのだけれど、今日の柏レイソルのサッカーは、いつものレイソルとは見違えるくらいの、すばらしい戦いぶりだったと思う。
いつもだったら簡単にカウンターで行かれていた場面もしっかりケア出来ていたし、再三のピンチも堅守で凌ぎきった。
しかし相手は百戦錬磨のガンバ大阪。
石さんも90分での勝負と踏んで、後半開始時にフランサ、次いでチュンソンとカードを続けざまに2枚切って勝負駆け体制だったのだけれど、フランサを徹底的に潰して形を作らせず、ワンチャンスをものにする以外に手段がなくなった。
加えて山根巌を替えなければいけない時点で中盤が…。
そうでなくても、3枚カードを切らざるを得なかった段階でこちらはもはや手詰まり。もとより90分勝負とにらんでの2枚だったから、延長に入った時点で…。

というわけで、今日は国立競技場へ。
っていうか…。

本当に国立に行けるだなんて、これっぽっちしか思ってなかったんだよう…。

本来なら決勝進出が決まった時点で即座にファミリーマートかローソンに走るところだけれど、家康氏が予めチケットを押さえてきてくれた。
理由はなぜかと問いただせば…。

「いや、FC東京が行けば○○と一緒に行けばいいし、柏なら小馬さんと行けばいいし」

うーん。
いろんなサポの友達を持っておくと、準決勝の組み合わせ次第でこんな楽しみ方が出来るんだなあ…。
チケットはホーム側だったので、まあ、おとなしく観戦しておけばいいか。
別に柏側に行ったからって、いつも騒がしく見ているわけではないんだけどね。野球場は別だけどさ(笑泣)。
おんぶにだっこで、お世話になりますm(_ _)m

国立入りの前に初詣。
例年お世話になっている、勝ち守りの原宿・東郷神社でお参り。
柏レイソルが天皇杯の栄冠に輝きますように…。

東郷神社からは歩いて国立入り。
東郷神社周辺のお店は静まりかえっていたのに、東郷神社より明治通りを南側へ少し歩くと福袋地獄。神宮前交差点は人がゴミのようだ(笑)。

考えてみたら、おいらが柏レイソルのサポーターになって半年ちょい。
なんだか、サポ歴半年ちょいのおいらごときが、国立の天皇杯決勝戦に出かけるだなんて、なんだかおこがましいような気がするんですがねえ…。

いや、マジでそう思うんでやんすよ。
あまりにも恵まれすぎているというか、苦労知らずというか…。
現にJ2時代の頃はほとんど知らないし…。
下手にロッテを知っているだけに、余計に苦労知らずなのが申し訳なく思うんですよ…。

そんな思いが去来しつつ、国立競技場に到着したら、青山門脇ではサポーターミーティング中。

…。

岡山一成が出てきた。

なんとサポミで岡山劇場ですよ奥さん。
あれが噂の岡山かあ…。
「岡山、柏に家、買っちゃえ」は、ネタでしか知らないんだよ…orz
昨年限りでベガルタ仙台を契約満了。
今年はどこへ行くんだろう、岡山…?


スタンドへあがると、まあレイソルサポーターが多いこと多いこと。
数では明らかにガンバサポーターを凌駕している。
声も今日はよく響く響く。
おいらも最高峰の舞台で声援を送ってみたいものですなあ…。
頂上決戦はまだ経験がないんですよ。マジで。アジアシリーズ以外。
大舞台であるにも関わらず、レイソルサポーターはどこへ行ってもマイペースでバカを貫く。
たとえ会場進行に妨げられようと、「柏バカ一代」は歌いきるぜ。

試合前のレイソルサポーターのコレオグラフィ。
ガンバ側サポーターからは少なからぬどよめきが上がった。
よし。つかみはまずレイソルサポーターが勝ったぞ。



対するガンバ大阪サポーター。
さすがに大舞台は慣れてますなあ…。



…。

悔しいっす。
本当に悔しいっす。
でも、最高峰の舞台で戦うにはまだまだ力不足だったことも分かったし、これが来るべきシーズンへの糧にしてもらえれば…。
最高峰の舞台で味わった悔しさがあるのだから、次にその悔しさを跳ね返すときは、最高峰の壁を乗り越える時だ。

国立まで連れてきてくれて、本当にありがとう。

そして石さん…。

せめて最後は勝って胴上げしてさよならをしたかったよ…。・゜・(ノД`)・゜・。

ちきしょう。
今日は泣くぜちきしょうめ。

レイソル、ありがとう。
よかったらこのおいらも、サポーターに寄せてやってくださいな。

 ブログランキング・にほんブログ村へ 

  

あわせて読みたい


最新の画像もっと見る

コメントを投稿