小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

Road to SENDAI(中)

2008-09-08 03:34:48 | 千葉ロッテマリーンズ
こちらの記事の続きですよ。

さて、到着した郡山では、まさに東北本線特急花盛り…を思わせるような並びが実現。



583キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

元々、「赤べえ」編成が「あいづ号」に入るときは、本来入るべき「あいづライナー」の運用にどこからかクルマを持ってこなければならず、「あいづ号」が走る時は、「あいづライナー」の代走には、仙台の583系が入ることになっている。



JR東日本所有の583系はもう1編成、秋田が持っているが、今朝方、都市対抗野球の応援列車で上京していて、あいづ号の上野発車直前に、お隣の14番線に入ってきたのを車内で見ていたから、1日で583系を2つも見ちゃった、なかなか稀なケースにぶち当たったことになる。
なぜ都市対抗野球の応援列車かというのが分かったかといえば、上野に到着して降りるお客さんが、皆一様に「TDK」のタオルを巻いていたから、TDKといえば秋田県にかほ市の城下町、だから秋田の583なのね…ということくらいは、さすがにすぐに頭の中を駆けめぐる。
30年前は昼夜問わず、日本中の電化されている本線筋を、疾風のようにザブングル北へ西へと、雨も雪も厭わず蹴立てて走り回っていたのだが、583系の定期列車としては、新潟と大阪を結ぶ寝台急行「きたぐに」が残っているに過ぎない。
近郊列車用に改造されたグループも、かつては仙台周辺の東北線や、九州の大牟田以南の鹿児島本線や長崎本線などに残っていたのだが、今では規模を少し縮小しながらも、北陸本線で419系が活躍中。



583系を愛でつつニヤニヤしていたら、10時22分発の仙台行き「Maxやまびこ107号」に行かれてしまった。
どうせ次は10時56分発の盛岡行き「やまびこ47号」になるし、どうせだから駅前でも少し散歩してみようか。
駅前は晴れ間がのぞいて日が射し、だんだんと蒸し暑くなってきて、10歩歩いたら汗が噴き出すほど。
たまたまバス乗り場を覗きに行くと、10時25分発の仙台行き高速バスが、結構なお客を乗せて発車しようとしていた。

この中にも「いかにも分かりやすいロッテファン」がいらっしゃいました。

郡山の地にもロッテファンがいらっしゃったのが嬉しいじゃないか。いくら仙台でのゲームとはいえ、郡山でロッテファンを見ることになるとは思わず、ご同慶の至りとつい嬉しくなったりして。
…まあ、このように、一人二人と出くわすのなら、何ら問題はないんだけどね。
郡山から仙台までは約2時間、片道2100円。
おいらも思わずフラフラと乗っちゃいたくなったけれど、さすがに「土・日きっぷ」があるから、2100円の出費はあまり意味があるとも思えない。

さて、新幹線乗り場へ向かうとするか…。
今回の旅では、きっぷの特典である4回の指定席引換のうち、使うのはまず先ほど乗ってきた「あいづ」の指定席(ちなみに全車指定席)と、まだ帰りの便は決めてないけれど、帰りの新幹線の指定席の2回しか使う予定がないから、郡山から仙台まで、指定席を使ってもいいか…とも思ったのだが…。

指定席がグリーンまで満席って何よ?

Maxやまびこの2階席が満席とかいうのなら分からなくもないのだけれど、この「やまびこ47号」は、前6両が「こまち」タイプのE3系、後10両が「はやて」タイプのE2系10両、これらの指定席が全て満席ということは、何かの団体でも乗っているのだろうか。
どちらにしても、郡山から仙台なら、わざわざ指定を取るほどの距離でもないし、自由席でも十分なのだが、問題は、指定席が満席なら、自由席もそれなりに混んでいるはずで、果たしてどれほど混んでいるか。
まあ、最悪乗って立っても50分だから、なんとかなるでしょ。
自由席の両数は多いけれど、2列-2列だからトータルの席数が少ない前のE3系に乗るか、2列-3列で席数は多いけれど、自由席が3両と少ない後のE2系を選ぶか。前6両と後10両の連結部辺りの乗車位置に並んで、ひとまずどっちが空いてそうか伺う作戦に出る。
ホーム反対側には、これから乗るタイプと全く同じ「こまち」タイプE3系を連結した、11時05分郡山始発の東京行き「なすの270号」が停車中。
このE3系が「ポケモン新幹線」だったから、さっそく子供たちの人気の的に。



大人はといえば、ポケモン新幹線など目もくれず、「連結部エロいよ連結部」とか言っちゃってるんだもんね…_| ̄|○



そんなこんなで「やまびこ47号」が入線してみたら、何のことはない、自由席が結構空いてるじゃん。

とゆーわけで、めでたくE3系「こまち」タイプの自由席にありつく。ちなみにE3系に乗るのはこれが初めて。

列車は何事もなく、11時32分に、無事仙台に到着。

いやあ、これがなかなかどうして嬉しかったのよ。。。
今まで、出かけては耳がおかしくなっただ発熱しただで、満足に出かけられていない状況が続いたまま、泊まりがけの旅行すら2年半以上のご無沙汰になってしまっていたから、新幹線で無事仙台に着いた…という事実がまず嬉しい。
一つ壁がぶち破れた…とでも言うかね…。
無事仙台に着いただけなのに、なぜか感無量ですよあたしゃ…。・゜・(ノД`)・゜・。

仙台駅の表玄関、西口に降り立ってみると、なんだか駅前がスカスカになって見えたのは、多分気のせいだろう。

仙台にパルコもお目見えしたそうで。



仙台からは仙石線に乗るのも面倒だったので、待たずに乗れるシャトルバスに乗る。100円で乗れるのがいい。
仙台駅東口から宮城球場まで、歩いても20分ほどだから、歩いて歩けない距離ではないのだけれど、どうせ100円なんだし、今更けちけちする金額でもないし。



というわけで、2005年8月以来、まる3年ぶりの宮城球場で御座います。



いや、立派になりましたねえ。
3年前の球場正面の写真は残っていないのだけれど、6年前、2002年の正面の写真なんて、古びて大魔神佐々木からもだめ出しを食らった宮城球場そのものだもんね。



ライトスタンドには観戦仲間に席を取って貰っていて、一刻も早く行かねばならないところだけれども、どうせなので場内を一周してみる。
右中間スタンド裏には、なんだか怪しげなバイオリン弾きと物体が。



バイオリン弾きは…動いた。
そのバックの馬は…。



動いた。

っていうか、なんでこんなところに馬がいるのだろう…?

さあ、3年ぶりの場内。
いやはや、3年前よりも遙かに綺麗になりましたなあ…。



3年前は、ネット裏のガラス張りのスタンドなんてなかったし。


(2005年8月撮影)

そのまた更に3年前の写真を並べると、基本的な構造は変わっていないにしても、まさに「ビフォーアフター」を地で行く建築物たり得ているのは、見ていてやはり凄いと思う。外野スタンドは全くの新築だが、内野スタンドのたたき直しっぷりは、目を見張るものがある。



スコアボードなんかも、ね。



6年前じゃ、こうでしたから。


(2002年8月撮影)

さて、試合は5回で強制終了しそうな予感がするほどの雨に見舞われたにも関わらず、しっかり9回まで客にカネを落として貰おう野球はしっかり9回までやろうという意思がモロに汲み取れたほど。



お陰で起死回生のサブロー満塁弾、そして忘れちゃいけないオリオンズのラッキーエイト、更に幻のコール「アソコへぶち込めサブロー!!」が聞けたわけで、これで9回でしっかり抑えていれば…。



やっぱり遠征、いやスポーツ観戦たるもの、試合より体調管理を気にしちゃうほどつまらないものはないでしょ。
同点になった瞬間、みんな一様に「風呂…、シャワー…」と呻くようにつぶやいたのは、紛れもない当日の本音だ。

なんとか勝てたものの、雨に打たれたのと、実は前夜ほとんど一睡も出来なかった…ということも相まって、かなり体力が消耗していて、「牛タンよりまずは風呂だろ」とばかり、這々の体で仙台駅東口のホテルにチェックイン、濡れた服を乾かすのと同時に湯舟にお湯をはり、とにかくまずはひとっ風呂浴びて、小一時間の猶予を挟んで、仙台駅で観戦仲間と再び待ち合わせ。
仙台の夜は、このお店で更けていったのでした。



しっかし、夜の仙台駅前…。

ロッテのビジユニ率メチャ高し。

なんでみんなユニ着たまま夜の街を徘徊するんだろう…?


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2 コメント

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583系かぁ~ (陀羅尼助丸(世界遺産の山々))
2008-09-09 23:29:22
私が生粋の583系に乗ったのは…、昨年の5月のゴールデンウイーク(先日、北陸線で普通車改造車には乗りましたが…)。
私のファースト球団である千葉ロッテを応援しに千葉マリンスタジアムに行った時ですな。
毎回‥この時期のマリン遠征には周遊きっぷ(東京ゾーン)をオーダーメイドして行くのですが、毎回~往復アプローチに東海道線や中央線経由でアクセスしているので…この時ばかりは「味気ないのは許せない!」と血潮が騒ぎ…、奮発して⇒北陸線・信越線(宮内)・上越線経由で往路のアプローチ券を…復路アプローチ券を東海道在来線(ながら号)でオーダーメイドした時に往路“きたぐに号”に乗りました。
自由席利用の予定でしたが、ゴールデンウイーク期間という事もあり、大阪駅11番ホームの自由席・乗車札付近は登山客等で行列が出来ており、グリーン車も満席。
またまた奮発して寝台券に発車30分前に窓口で変更してもらい…電車3段寝台の中段で長岡まで旅情を楽しん時ですな。
残念ながら車体は国鉄色では無く、西日本のJR色?ですが…良かったッスvv。
昼はボックス席ながら、ゆったり座席車~夜は、窮屈ながらも3段寝台に早変わり?するこの電車は、世界に誇れる日本の鉄道の傑作品でしょうなぁ。
私の中では、名鉄7000系同様~583系も後世に残したい列車の一つです。
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実は (小馬太郎兵衛)
2008-09-10 10:05:55
こんな事を書いている私も、生粋の583に乗ったのは、1990年3月の上り急行「きたぐに」を、長岡から京都まで乗ったことがある、たった1度だけに過ぎないんで…。
関東から「きたぐに」を利用しようとすると、例えば紀伊半島を大回りするような乗車券を作らない限り、なかなか利用しづらいという事情もあります(いわゆる「山科問題」「きたぐに問題」の絡みです)。
最初から「きたぐに」乗車前提で湖西線回りのきっぷを買い、且つ湖西線回り前提での山科~京都往復ってーのが、どうしても解せないもので…。
だって、片道で一周できるきっぷが組めれば安いんだもん…。
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