小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

小馬太郎兵衛防災士になりました、の巻

2023-06-07 08:29:27 | Weblog
こなさんみんばんは。大変お久しゅういたしております小馬太郎兵衛です。
そういえばこの1年ほど、ブログの更新頻度が今までにないほどガクッと落ちておりまして、1か月か2か月に1回くらい、それも昨年9月に大物のエントリを2本書いてからは、たま~にスマホからエントリを書く程度まで更新頻度が落っこちてしまいました。
その間にはまあ、いろいろありました。
1番のところで言いますと、この3年で体重が20キロ以上落ちましたw
これは理由は特にわかりません。職場でパンパンに働かされている影響なのでしょうか。2013年からの10年間で、6年間で10キロ太り、その3か月後にさらに10キロ太り、2年で15キロ痩せ、この1年でさらに7キロ減って、結果2013年ころの体重に戻るという、健康なのか病気なのか全くわからない体重の増減を繰り返しております。
まあ、お陰様を持ちまして、メタボリックシンドローム判定から晴れて外れることになりました。これだけは本当にありがたいw

え~。
前段がかなり長くなりました。

というわけで表題の通りでございまして、かねてから勉強しておりました防災士試験に合格、このほど晴れて防災士認証を受けましたことを、皆様にご報告いたします。

実は以前から防災というか、災害の分野には結構興味がありながら、いざ災害が起こると己の体力のなさから何もできない、自分の無力さを常々感じておりました。
どうにか勉強することはできないか。
しかし常日頃の仕事が日常業務だけで本当に精いっぱいで、自分と防災士の資格の勉強を紐づけすることが出来ないまま、あっという間にコロナになり大勢集まってのお勉強会に参加することすら憚られる世の中となってしまいました。

それから3年。
このまま仕事を続けていても、何か自分に一つ強みを見つけて職場の役に立てるものはないものか、新型コロナが明けそうな気配になった時に自分もなにか勝負をかけなければ、この先生きていてもただの職員で終わるよなあ…。
ということを考えていてふと気が付きました。
施設で働いている以上、施設運営と防災は切っても切れない関係。
特に今僕が就いている仕事と防災は、かなり領域が重なる部分があるということに気が付きまして。
更に救命救急講習も受けなければいけない。
だったら防災士を取ってもいいんじゃないか。
もともと災害というか、気象学には興味があったんですが、気象予報士なんて勉強時間が1000時間とか1500時間とか、アラフィフに近づいた僕になどはどだい絵空事、だったら4年でも5年でも放送大学に通った方が全然マシなくらいの、一般市民が宇宙旅行にでも行くくらいの、とんでもなく難しいレベル。
でも防災士だったらできるよなあ…。
それにいろいろと気象学を勉強していらっしゃる方々のブログやYouTubeなどをいろいろ漁っては参考にしていたのですが、みな口々に、まず小手調べとして防災士に挑戦して合格しましたが、気象学を勉強していらっしゃる皆様においても「この試験はけっこう難しかったなあ…」ということ。
民間の資格だからもちろん履歴書には書けないのですが、話のタネには勉強しておいても全く損ではないのでは。

そんなこんなを去年の春ごろからいろいろ模索していて、夏場くらいに嫁さんに「(防災士を)やらせてください!」と、深い意味はなく本当にそうもうしましたらば、勉強することには一言も二言もある嫁さん。
嫁さんも施設での仕事は経験しており、僕の言い分は一応理解してもらえました。
「ほうほうそうかそれなら受けてもいい。受けてもいいけど、他にやるべきことがあるでしょうが( #゜Д゜)」




…Σ( ̄□ ̄;)




「わかったらやってね。そのかわり一発合格条件だからね」

…やりますわよやりますともわかってますよもうこんな年なんだから。やりゃいいんでしょうそのかわり一発合格したら受けてもいいんでしょう。言ったからな、聞いたからなやらせてくれよマジでコンチキショー。

ということで、昨年2022年秋に実務者研修を修了、今年1月には介護福祉士試験に一発回答で合格しました。



ちなみに介護福祉士試験は、今年2023年開催の回においては合格率はなんと驚異の83.4%!!
逆に落ちたら今の仕事場にはいられなくなるくらい恥ずかしい(・・;)
合格ラインは125問中の6割正解だから、ボーダーが低いといえば低いんですが、4割落としても合格できるという気楽さは確かにありました。

…というわけで、更に話が長くなってしまいましたが、それからの防災士の研修を4月某日からの2日間、東京都千代田区内にある研修会場へ通い詰めることとなりました。

総武快速を東京駅で東西線大手町に乗り換え。
大手町には、昔懐かしいというかもはやオールドのこんな表記がございました。



写真ではちょっと見づらいですが、最寄り駅はそう、光るタマネギでおなじみ、こちらの駅でございます。



この光るタマネギ、もとい日本武道館では、ちょうどどこかの大学の入学式と重なったようで、若いスーツの男女で九段下は地下駅もまぶしい光で輝いておりました。
九段下駅にほど近い研修会場で2日間、朝から晩までほぼ缶詰で研修を受けます。

防災士の研修を受けるためには、まず400ページ近くある分厚い教本をお勉強し、5章20講以上に分かれている項目すべての抜き出し問題形式のレポートを完成して、研修初日の講義開始前に提出しなければいけません。
僕は計画立てて勉強するのが苦手で、船橋市内の図書館に閉じこもって一気に仕上げましたが、これでもゆうに半日はかかる量。終わったころにはもう頭がパンパン。
一夜漬けが合う人はそうした勉強法でもいいかもしれませんが、細かく課題をこなしていった方が、後々楽なのではないかと。
研修最終日の最後の講義の後に50分30問の試験が行われ、8割正答で合格ということになります。

防災士研修にもいろいろあり、必須として課される普通救命救急講習を別に消防署や赤十字で受講するパターン。
或いは警察や消防出身の方、最近は自衛隊出身の方にも特例コースが設けられたそうです。
あともう一つは赤十字特例コースというものがあり、合計3日間赤十字研修を受けると、2日ある研修が1日になり、かつ費用も抑えられるというコースもありますが、これにはまず大きなハードルがあって、まずこの赤十字3日間コースが取れません(・・;)
コロナ禍ということで、各自治体が行う救命救急講習も人数を抑えている関係でこれもなかなか取れない。

ということで、救命救急講習がセットになったコースを選択いたしました。

会場はぱっと見7割男性、3割が女性というところが意外。
会社で勉強しにいらしたんですかね。
これが最初はほぼ全員男性それもおじさんばっかりだったそうですw

講義は2日間で1時限各60分の7時限。
最初の3時間が延々胸骨圧迫でしたw
とにかくひたすらAEDの使い方と胸骨圧迫、いわゆる心臓マッサージの繰り返し。
120人集まった会議室で、延々胸骨圧迫。
これはもう体が覚えてしまいますね。

初日の午後からは2日目の夕方までは延々と講義。
この講義がみんなえらい熱量だったんですね。
いろんな災害への備えや防災士としての役割、あるいは企業や団体の事業継続計画、いわゆるBCPというものも学びます。
ライフラインなどのインフラの確保、災害情報のあり方、被災想定や防災計画などを学ぶ個人ワークなども、もうこんなの2日間でやる分量じゃないですw
しかも1コマ60分にギッチギチに入れていて、60分ごとにかわるがわる出てくる講師の皆さんも、どこかのえらい大学教授だったり現役気象予報士さんだったり、本当に半端ない熱量で圧倒されるほど。
最近は動画配信サイトでは音声倍速などがありますが、そんなサービスを利用しなくても、YouTubeあたりで倍速の音声でべちゃくちゃしゃべる人が、目の前にかわるがわる出てくるものだから本当にもう頭が痛いw

これらの講義を全て受け切ったうえで、2日目の最後に課されるのが試験。
30問8割正答で合格なので、逆に言えば6問しか間違ってはいけません。
先ほど事例に挙げた介護福祉士の試験は125問6割正答で合格だから、40問くらいは落としても構わないという考え方が通用しません(・・;)

そんなこんなでこのほど、無事防災士として認証されました。
出来ることなんて何もないですが、まずは自助を目指して頑張ります。

まずは防災グッズを取りそろえるより、これは講義で講師の8割がおっしゃっておられたんですが、防災の第一歩はまず自分で情報を取ることなので、防災グッズの第一歩は電池で聞ける携帯ラジオを持っていてくださいねということを実践しようと思います。

まずは自助を目指して。
こうまたろべえ防災士になりました、の巻でございました。ありがとうございました。


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