小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

けいばけっか&第52回有馬記念

2007-12-23 04:05:31 | 小馬太郎兵衛の天災予想
昨日の「出先」というのは他でもなく、中山大障害の観戦に、中山競馬場まで出かけていたのでありまして。
出来ることなら、昨日、京急から保安装置システムの試運転に送り込まれた、トンネルの向こうの京急旧1000形でも記念にカメラに収めておきたかったのだが、家を出遅れてしまい見られず。そういえば、京成が車両不足に陥って、京急から8両編成を1本リースしたのって、もう20年近く昔の1988年末のことだったか。
八千代台駅前の塾に通っていて、やってきた下り通勤特急が、いきなり京急の色をしたままの1000形だったので、えらくびっくりした記憶が蘇る。

そんな鉄の話はともかく。
それではまずは中山大障害の結果から。

レース結果はこちらから。
レース映像はこちらから。

1着 ▲メルシーエイタイム
2着 △キングジョイ
3着 ○マルカラスカル
4着 ◎テイエムドラゴン
5着 …メジロハスラー

見事に印を付けた5頭のうちの上位4頭がそのまま上位独占。



印が違っちゃったよ…orz

前の出入りが激しく、マルカラスカルは前に行く馬の動きを見ながらのケイバ、テイエムドラゴンはやはり敵は一頭と見たか、マルカラスカルをマークする形。
結果論ではあるけれど、マルカラスカルは昨年のように自ら先手を取り、終始インベタでロスのないケイバをしないと持ち味が生きないのかな…。1年ぶりの障害コース、加えて人気かそうでないかというところでの乗り方も違ってきたのだろう。
それらを見る形でメルシーエイタイムは機をうかがい、最終三角で進出して4角先頭。実況にもあったとおり、まさに3度目の正直でのG1制覇。
思えば去年の同じレースのおいらの見解が、「ここまで相手が下がればメルシーエイタイム」と書いていてマルカラスカルにやられたのだから、少なくともマルカラスカル=メルシーエイタイムという図式が、おいらの過去の見解からは成り立っていたはずで、その見解が活かせなかったのはおいらの不徳の致すところ。とほほ。
2着キングジョイは、これら上位3頭を見ながらのレース。鞍上も今年未勝利の身ながら有馬記念に臨むことで注目を浴びる高田。
そうえいばパドックで、「高田はいらねえな。明日(有馬記念)も乗りたいだろうし、落馬は怖いからやらねえよ」などとほざいてくれちゃった兄ちゃんがいたが、その見識は今すぐかなぐり捨てるべし。平地ならともかく、障害レースで明日のことを考えて乗っている奴なんかいやしねえっての。ましてや自分たちが手塩にかけて育ててきた障害ホースが、晴れの中山大障害の舞台に出てくるのだから、明日のことを考えて乗る方が馬たちに失礼というものだろう。
本命テイエムドラゴンは、マルカラスカルを意識しすぎたか、3角でムチが飛び、これはもうダメか…という展開。
ただ、キングジョイに交わされて3着がないということが分かると白浜は追わず、最後は流しながら入線、入線後下馬して馬運車で運ばれてしまったから、脚もとをまたやってしまったか。白浜も「痛い馬を押すことなんてできない」と言っていたとおり、大事に至らなければよいのだが…。
そうでなくても、骨折の長期休養明けをあれだけのパフォーマンスで勝ってしまったから、いわゆる2走ボケの状態でもあったのだろう。

さて、有馬記念。

出馬表はこちらから。

このレースの力関係の比較を、素人さんにも分かりやすいように、式にして解説してみる。
ちなみにこの式は、あくまでレース結果そのものにあてはめたもので、レース内容は展開、或いは重馬場の得手不得手などは一切考慮してません。

ロックドゥカンブ<アサクサキングス

アサクサキングス<ウオッカ

∴ロックドゥカンブ<ウオッカ

ウオッカ<ダイワスカーレット

ウオッカ<メイショウサムソン

メイショウサムソン<ポップロック

∴ダイワスカーレット=メイショウサムソン<ポップロック

つまりこの3頭を黙って買っていれば当たる計算が、理論上は成り立つ。
そう、理論上は。

だからといっておいらの本命はダイワスカーレットでもポップロックでもないのだが。
というのは、再三再四書いてきているとおり、ダイワスカーレットは厳しいケイバを経験していない。スローに落としての強靱な末脚はもちろん評価すべきだが、今回はいきなり古馬初対決、加えて牡馬一線級との戦いで、こうした馬はほとんど来た試しがない。ウオッカがJCで通用したのだから、力関係はもちろん通用するのは確かだが、間違いなくこの馬向きの展開にはなりそうにない。

本命は渋った馬場も苦にしない◎[1]メイショウサムソン。
中山は皐月賞も制覇した相性のいいコース。展開利も見込め、鞍上にはユタカ、同じ失敗は2度はしまい。
対抗には、正直前走JCは骨折明けとはいえ負けすぎのきらいがあるのだが、変わり身期待でもう一度○[2]ドリームパスポート。鞍上に高田を乗せてきたのは陣営のヤケのヤンパチか、或いは村田よりは高田…という判断かは判らぬが、過去の例から言っても、前走着順はあまり気にしなくてもよいような気がするので、ここで一発。調教のパートナーが一緒なら、馬自身も心強いだろう。
切るに切れない▲[6]ポップロック。瞬発力勝負になると脆いが、スタミナ勝負ならこの馬の出番。末脚は確実だが、鞍上にペリエでも勝ちきれない状況では…。
渋っても苦にしない△[12]インティライミ。期待された前走がさっぱりだったのは気になるが、渋って一考。

馬券はこの4頭で勝負。
馬連馬単でアタマ流し。
3連単は気持ちよく◎の1着固定でもいいような気がしないでもない。
あれやこれやと迷いだしたらきりがないんで…。

さあ、中央競馬の総決算はどのような結末に?




  

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