小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

安いのはいいけれど…

2007-01-14 17:55:08 | Weblog
タクシー「初乗り290円」 新規参入の「パンダ」 13日から 福岡都市圏で最安値(西日本新聞) - goo ニュース

「パンダタクシー」の名称で福岡市など福岡都市圏(7市9町)で新規参入する「ブルーズー」(福岡市)は12日、小型初乗りを「850メートルまで290円」に設定し、13日に営業開始すると発表した。九州運輸局によると「同都市圏内で最も安い運賃設定」という。

 「初乗り区間」以降の加算運賃も、407メートル80円と低料金にしており、同都市圏で一般的な初乗り「1.6キロまで590円」と比べ60円安くなる。圏内にはタクシー会社が約100社あるが、加算運賃は大半が365メートル80円。

 同社は、運賃5000円以上の遠距離割引率を5割に設定、全車両を禁煙車で運行する。ただ、当初の保有車両数は10台にとどまる。

 福岡都市圏のタクシー会社の多くは、同運輸局に対し、初乗り料金を650円に値上げする申請をしており、今夏にも実施される見通し。元タクシー運転手の青柳竜門・同社社長(30)は「運賃が高い、というイメージがタクシー離れを加速させる。当社は夏の値上げはしない。気軽に使ってもらいたい」と話している。


このブログをお読みの方なら、何度も口を酸っぱくして言っていることで、ご理解いただけるとは思うのだが、「安かろうは悪かろう」では困るわけで。
っつーかこの会社の社長、元タクシー運転手で30歳って…。若いな。

正直今の時代、ただ「安い」というだけでは勝負にならない。
それなりに需要があるところでは、「安かろうは悪かろう」でも十分商売になっているところはある。例えば東京大阪間の昨今のツアーバスの台頭による既存路線バスの値下げ。安けりゃなんでもいいからとりあえず運んでくれや…という層が十分存在する場所ならばそれでもよいが、果たして福岡で初乗り290円でやっていけるのかしらん…。
運賃を安く設定しても、適当に流しで客が拾えればそれでもよいが、いくら福岡とはいえ、そうそう流しで客が取れるような土地柄でもあるまい。そうなると、如何に効率よく客を拾えるか…というところにかかってくるだろう。やっぱりそれなりに水揚げが良くないときついだろうねえ…。
それとも、定期的に客が拾えるアテがあると言うのなら、話は別だと思うのだが…。まあ、プロ野球がある時の週末にでも、福岡ドームあたりで流していれば、空港まで急ぎたい客を拾えることはあるんだろうけど…。

まあ、運賃は安いにこしたことはないが、運転手まで安っぽいということがないように願いたい。こちらとしては、タクシー会社などというのは、迎車でも頼まない限り、選ぶということができないのだから。
っていうか、客にタクシー会社を選ばせろと。
駅のタクシー乗り場だって、土地が許せば会社ごとの乗り場を作ってもらってもいいくらいだ。不愉快な思いをしたことのある会社は選ばなくなるのだから、そうした会社は自然と淘汰される。規制緩和で誰それ構わずタクシー事業に参入しているようだが、本当に規制緩和というのなら、淘汰されるべきタクシー会社だってあるはずである。利用者のふるいにかけて落とさせるシステムこそが規制緩和ではないのか。
いくらタクシーは走らせてなんぼの商売とはいえ、あまりにも客を札ビラとしか見ていない運転手が多いのではないだろうか。真面目に稼ぐために日々研鑽している運転手がかわいそうだ。

  
↑ ♪急げタクシー びゅんびゅん走れ~♪


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