新手の社内自爆テロか

これでも本当に鉄道会社に入っていた社員だとはとても思えない。
ましてや自社の誇り、いや日本の誇りにむかってまともに汚名を着させたわけだから…。

死亡男性はＪＲ東海社員　小田原駅の新幹線人身事故(産経新聞) - goo ニュース

神奈川県小田原市の東海道新幹線小田原駅で８日夜、下り線路に男性が立ち入り、東京発新大阪行きのぞみ１５５号（１６両編成）にはねられ死亡した事故で、ＪＲ東海は９日、死亡したのは同社広報部東京広報室の社員（３０）と発表した。

　県警小田原署の調べでは、現場から遺書のようなものが見つかっており、ホームのさくを乗り越える男性の姿も駅の監視カメラに写っていた。同署は自殺とみて詳しい状況を調べている。


　ＪＲ東海によると、新幹線は先頭車両の前部が破損し、小田原駅の約２キロ先で緊急停車。新幹線は事故直後から３時間近くにわたって上下線で運転を見合わせた。下りで最大約３時間遅れるなど上下４２本が遅れ、約３万人に影響した。


　東海道新幹線では昨年１０月に、ＪＲ東海静岡支社の社員＝当時（３１）＝が静岡駅でのぞみに飛び込み死亡している。今回死亡した社員は７月１日に配属され、報道対応を担当していた。

いやあ…ねえ。
新幹線っていったん非常停止手配を取ると、止まるまでにめっちゃくちゃ大変なんですわ。
たぶんこの列車も、早川くらいまで走っちゃったんだろうね。
この前の静岡の事故だって、当該の列車は安倍川付近まで走っちゃったし。
あそこから現場まで…って、現場検証に入る警察だって大変だよねえ…。
まあ、それ以上書いちゃうと、とてつもなくグロくなっちゃうんで止めておこう。

っていうかねえ…。
自殺を図るってー事は、おそらく社内的にトラブルか何かを抱えての所業だったことは、容易に想像できてしまう。そうでなければ、わざわざ死に場所に、自社ブランド、いや、日本の鉄道技術の結集でもある新幹線に、わざわざ身を投げる真似をする奴なんてまずいない。ましてや通過線のある駅を狙い撃ちするなど。
もちろん、どんな立場であれ、営業中の新幹線の線路に無断で立ち入れば、即座に新幹線特例法でお縄になるところだが、昨年秋の静岡といい今回の小田原といい、どうしてこうも通過線のある駅ばかりを狙い撃ちしてくれるものか。もっとも、相手も本職の鉄道マンだけあって、勢いを付けて通過してくれる駅ばかりを狙っている。静岡の場合は安倍川手前のカーブの影響で、２２０㎞の制限がかかっていたと思ったが、それでも相手は２２０㎞で突っ込んでくるのだから…。

静岡の例といい、今回の例といい、自殺者がどのような環境下に置かれて事に及んだかは、外部からは全く想像が出来ない。
ただ、自社ブランドにツバを吐く形で身を捧げる行為は…。言ってみたら、自分の会社から身を投げるようなものですわ。いくらなんでもそりゃないんじゃないかと。

これで、少なくとも身内が新幹線ダイブをした例は２件目。
ＪＲ東海の内部は、まさに倒壊しているのだろうか。
鉄道自殺が甚だ迷惑なことは、関係者であるはずの当事者が一番よく分かっているはずなのだが…。