世界へ一歩!粟生 涙の日本王者(スポーツニッポン) - goo ニュース
たまたま昨日買った日刊スポーツのバトル面で、昨日のこのタイトル戦をパワープレイしていたのを見て、今日のボクシングはなかなか面白そうな対決だということで、G+が中継してくれるのをこれ幸いと、家でテレビ観戦したのだが、両者一進一退の、手に汗握る攻防に思わず見入った。
いやあ、いいボクシングを見させて貰った。
「天才エリート」粟生に「遅咲きの雑草」梅津。
場内は、梅津の大応援団が座を占めていたらしく、梅津コールの大声援だったが、おそらく応援団だけでなく、場内のボクシングファンも、やはり「判官贔屓」で、エリートで71連勝中の粟生よりは、苦労して日本チャンピオンに登り詰めた梅津に声援を送っていたのだろう。
その肩書きに違わず、リング上では両者一歩も引かぬ壮絶な打ち合い。
素人目に見ても、試合自体は粟生がペースを握っていたかのように見えたのだが、梅津も負けじと頭を使って懐へ懐へ飛び込もうとしていた辺りの駆け引きは、大いに楽しませて貰った。こうした試合なら、例えリングサイド席で1万円を取られても、決して高いことはない。こんなバチバチした試合を見させてくれるなら、喜んで1万円を払おうというもの。
ちなみにこの二人、後から調べて知ったのだが、実は二人とも千葉県出身だったんだね。
72連勝に数字を伸ばした粟生は千葉県市原市出身。
高校は市立習志野の出身で、そうえいば市立習志野の高校生が、ボクシングでアマチュア六冠を達成したというニュースを、どこかで聞いたことがあるような気がする。
対する梅津は千葉県野田市出身で、高校は県立鎌ヶ谷高校卒。共に比較的近所の高校を卒業しているということで、なんとなく両者とも親しみが沸きそうなものである。
これで梅津は一人の「元王者」となってしまったが、なかなかどうしてスタミナはありそうだし、アスリートとしては30歳という年齢はもはやハンデにしかならないかもしれないが、ガンヲタの星としてもう一度チャンスがあるならば、もう一回タイトルにチャレンジして欲しい。
粟生は、いずれは世界タイトルに挑戦するのだろう。それまでにもう少し経験を積むようだが、連勝記録を伸ばして、満を持して世界タイトルに挑戦して欲しい。なにかと亀吉さんたちと比べられることのある粟生だが、比べられるまでもないということを、いずれは拳で証明して欲しい。世界を獲るその日まで、応援させて貰いますよ。
久々にいいものを観させて貰った。
粟生も梅津もお疲れ様でした。
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ボクシング界のエリートが、デビューから14連勝で初タイトルを手にした。日本フェザー級タイトルマッチが3日、東京・後楽園ホールで行われ、史上初のアマ高校6冠を達成した粟生(あおう)隆寛(22=帝拳)は、回転の速い連打で王者の梅津宏治(30=ワタナベ)に3―0で判定勝ち。22歳の新王者は東洋太平洋、そして世界と着実にステップアップしていくことを、2500人の超満員のファンに誓った。
新王者に輝いた粟生は赤くなった目を笑顔で隠した。「(涙は)単純にうれしかったから。だけど通過点なんで」。高校で6つのタイトルを手にした男は、プロでの初タイトルにも手放しで喜ぶことはなかった。
30歳の脱サラ王者を、気迫で振り切った。梅津に接近戦を仕掛けられ何度も押し合いとなった。序盤はスピードを生かしたワンツーや左アッパーを小気味よく打ち込んだが、中盤以降はスタミナ切れから息が上がる場面もあった。「相手がタフだった。効いたのがあったけど詰め切れなかった」。勝利にも世界を見据えて理想は高い。
03年9月のデビューは前WBA世界ライトフライ級王者の亀田興毅(20=協栄)より3カ月早いだけ。両雄は「東の粟生、西の亀田」として比較される存在となった。亀田は12戦目で世界にたどり着いたが、粟生は14戦目での日本タイトル奪取。だが、亀田が挑むフライ級よりも、4階級上で世界的にも層が厚いフェザー級だけに焦りはない。帝拳ジムの本田明彦会長(59)は今後も経験を積ませる意向で「きょうは勝ったことがすべて。次は防衛戦。世界をやるまでに少なくともあと10試合はこなす」と慎重な姿勢を崩さない。
高校時代の58連勝にプロでの14連勝を加え、公式戦72連勝とした。日本王座はあくまで通過点。「とりあえず次は一番近い東洋太平洋王座を狙いたい」と粟生。日本、東洋太平洋そして世界へ。課題を1つずつクリアし、頂点を目指す。
≪梅津「自分の技術不足」≫王者・梅津が初防衛に失敗した。低い体勢から前に出てプレッシャーをかけたが、最後までうまく足を使う粟生を追いつめられなかった。「相手はうまかったが、自分の技術不足もある。僕のパンチも効いていたし、判定は微妙だと思った」と唇をかんだ。今後については「まだまだ限界は見えていないのでやめるのはもったいない。また強くなるので忘れないでください。出直します」と再起を誓っていた。
たまたま昨日買った日刊スポーツのバトル面で、昨日のこのタイトル戦をパワープレイしていたのを見て、今日のボクシングはなかなか面白そうな対決だということで、G+が中継してくれるのをこれ幸いと、家でテレビ観戦したのだが、両者一進一退の、手に汗握る攻防に思わず見入った。
いやあ、いいボクシングを見させて貰った。
「天才エリート」粟生に「遅咲きの雑草」梅津。
場内は、梅津の大応援団が座を占めていたらしく、梅津コールの大声援だったが、おそらく応援団だけでなく、場内のボクシングファンも、やはり「判官贔屓」で、エリートで71連勝中の粟生よりは、苦労して日本チャンピオンに登り詰めた梅津に声援を送っていたのだろう。
その肩書きに違わず、リング上では両者一歩も引かぬ壮絶な打ち合い。
素人目に見ても、試合自体は粟生がペースを握っていたかのように見えたのだが、梅津も負けじと頭を使って懐へ懐へ飛び込もうとしていた辺りの駆け引きは、大いに楽しませて貰った。こうした試合なら、例えリングサイド席で1万円を取られても、決して高いことはない。こんなバチバチした試合を見させてくれるなら、喜んで1万円を払おうというもの。
ちなみにこの二人、後から調べて知ったのだが、実は二人とも千葉県出身だったんだね。
72連勝に数字を伸ばした粟生は千葉県市原市出身。
高校は市立習志野の出身で、そうえいば市立習志野の高校生が、ボクシングでアマチュア六冠を達成したというニュースを、どこかで聞いたことがあるような気がする。
対する梅津は千葉県野田市出身で、高校は県立鎌ヶ谷高校卒。共に比較的近所の高校を卒業しているということで、なんとなく両者とも親しみが沸きそうなものである。
これで梅津は一人の「元王者」となってしまったが、なかなかどうしてスタミナはありそうだし、アスリートとしては30歳という年齢はもはやハンデにしかならないかもしれないが、
粟生は、いずれは世界タイトルに挑戦するのだろう。それまでにもう少し経験を積むようだが、連勝記録を伸ばして、満を持して世界タイトルに挑戦して欲しい。なにかと亀吉さんたちと比べられることのある粟生だが、比べられるまでもないということを、いずれは拳で証明して欲しい。世界を獲るその日まで、応援させて貰いますよ。
久々にいいものを観させて貰った。
粟生も梅津もお疲れ様でした。
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