秋の夜長、皆さんいかがお過ごしですか。
今宵は、約10日遅れながら、3日火曜日に天台の千葉県野球場で行われた、秋季高校野球関東大会の観戦記をお届け致します。
千葉商大
(9)林 …四球……投安…………遊ゴ……遊失……
(4)大塚…捕ゴ……中安…………遊ゴ……中飛……
(6)飯塚…三振……投ゴ…………中2…………四球
(2)菊地…三飛…………二飛……左安…………遊飛
(3)近藤………二飛……遊ゴ……一飛…………中飛
(5)太田………四球……一邪…………遊ゴ……左安
(7)萩原………三振…………ニゴ……ニゴ……左安
(1)平部……………三ゴ……三ゴ……投ゴ……一邪
(8)小澤……………左飛……遊ゴ………………
H 稲葉………………………………………投ゴ
8 内宮……………………………………………
前橋工業
(8)田中 三ゴ……三安三安……三邪…………
(4)松永 投ゴ……三安左2…………中2……
(3)石原 右安……三振左2…………四球……
(7)富沢 中飛……一ゴ……遊直……中飛……
(1)平井 ……中飛一ゴ……遊飛……ニゴ……
(6)福元 ……投ゴ……投ゴ投ゴ…………投ゴ
(9)板垣 ……左安……左3……右安……右飛
(2)沼尾 ……遊飛……投ギ……投ギ……一飛
(3)小須田…………左安右安……遊ゴ…………
前日11月2日に同じ対戦カードがあり、白熱した攻防の末、延長13回で日没再試合になったこのカード。
影響で、元々3日に行われる予定だった3試合は全て翌日に延期になり、今日3日は、延長再試合のこのカードだけが組まれることに。プロレスなどで言えば「ワンマッチ興業」と言えば近い形になるだろうか。
実はこのカード、勝った方が翌春のセンバツを限りなく引き寄せることが出来るとあって、甲子園の土を踏みたい両者は、絶対に譲れないところ。
千葉商大付属は、昨日に引き続いて平部君。
前橋工業は平井君の先発。
※写真がまともなのがなくてごめんなさいm(_ _)m
投手は、前橋工業は昨日、3人(4人だっけ?)の投手を投げさせているので、一人当たりの疲労度という点では前橋工業の方に分があるか。
千葉商大付属は機動力を活かすことができるか。
初回表。
いきなり前橋工業の平井君は先頭打者林君を四球で歩かせる。
立ち上がりを攻めて先制点を挙げたい千葉商大付属だが、続く大塚が送りバント失敗。
それでも1塁にランナーが残って3番飯塚君。
相手バッテリーはしきりに1塁ランナーの動きを警戒。
先ほどの大塚君の場面でもしきりにランナーを警戒し、初球を投げるまでに3度の牽制を挟む警戒ぶり。
カウントワンストライクで1塁ランナー大塚君が2塁を狙うが、読んでいたバッテリーに刺され盗塁死。
続く2回表には、1死後、6番太田君が四球で歩くも、7番萩原の場面で盗塁失敗(エンドラン?)、あえなく三振に倒れ、なかなか攻撃の主導権を掴むことができない。
対する前橋工業も、初回、2回とヒットでランナーが出塁するものの、いずれも千葉商大付属のピッチャー平部君に抑えられ、これまた主導権を取ることができない。
3回には、この回先頭の小須田君のレフト前を皮切りに、サードが不慣れなのか、千葉商大付属の3塁太田君への、打ち取った当たりがいずれもヒットになってしまい、無死満塁の大ピンチ。
しかし千葉商大付属バッテリーも落ち着いていて、3番石原君を空振り三振、続く4番富沢君、5番平井君をファーストゴロに仕留め、我慢に我慢を重ねて援護を待つという、どこかで見たようなピッチング。
3回まで、両者ともランナーを出しては無得点という状況だったのだけれど、4回の表、千葉商大付属が三者凡退に終わったことで、流れが一気に前橋工業に傾くことに。
4回裏の前橋工業は、1死後、7番板垣の右中間への3ベースで1死3塁。
ここで8番沼尾が、高めに外した球を背伸びしてしっかりと打球を殺したスクイズを成功させ0-1。均衡が破れる。
2死となって、後続を断てばなんの1点…というところだが、ここから前橋工業が4者連続安打で3点追加。千葉商大付属も守備の連係プレーを見せ、連続安打の4人目石原君をなんとか3塁でタッチアウトにして、攻撃の芽を潰す。
一方、千葉商大付属も6回表に反撃。
2死後、飯塚の左中間を破る2塁打、菊池のレフト前で1点を返し反撃開始。
スタンドは東京音頭で揺れます。
試合はこのまま進み終盤8回表。
一死後、1番林がショートの送球エラーで出塁すると、カウント2-2から林が積極果敢に2塁を狙うが盗塁失敗。これで盗塁死が3つめで、これが千葉商大付属にとっては裏目に出てしまったか。
最終回も諦めずに反撃の糸口を見つけたい千葉商大付属。
この回先頭の飯塚君が四球。
一死後盗塁に成功。打者は倒れて2アウト。
ここで6番太田君は、先ほどの守備の汚名を返上する3塁線を破るタイムリーで1点を返し2-4。1塁上で太田君はガッツポーズ。
続いて7番萩原君もレフト前へのヒットで2死1、2塁。一打逆転サヨナラの場面。
しかし、これまで都合21回を投げ抜いた8番平部君の当たりはファーストのファウルフライでゲームセット。
前橋工業はこの勝利で、春の選抜出場を大きく引き寄せることに。
逆に千葉商大付属は、甲子園が遠のいてしまった瞬間でもあった。
しかしながら、千葉商大付属は2連戦の疲れをものともしない戦いぶりで、スタンドからは、「残念だったけど(試合は)よかったぞ!」の声があちこちから飛んでいた。
試合後のエール交換。
この試合で、一人やたらと気になったのは、前橋工業の1番田中君。
構えがイチローばりです。
だったら名前もいっそ「田中一郎」にしてしまえばゲフンゲフン(´・ω・`)
千葉商大付属の3塁を守っていた太田君は、帰ってから特守をやらされるのかな。
今度見る時があったら、どんな守備を見せてくれるのか、成長を楽しみにしたいところ。
最後に。
甲子園でも八千代東を応援してくれたウルトラマンおばちゃん。
これは鳴り物の扱いには(以下省略
今宵は、約10日遅れながら、3日火曜日に天台の千葉県野球場で行われた、秋季高校野球関東大会の観戦記をお届け致します。
千葉商大
(9)林 …四球……投安…………遊ゴ……遊失……
(4)大塚…捕ゴ……中安…………遊ゴ……中飛……
(6)飯塚…三振……投ゴ…………中2…………四球
(2)菊地…三飛…………二飛……左安…………遊飛
(3)近藤………二飛……遊ゴ……一飛…………中飛
(5)太田………四球……一邪…………遊ゴ……左安
(7)萩原………三振…………ニゴ……ニゴ……左安
(1)平部……………三ゴ……三ゴ……投ゴ……一邪
(8)小澤……………左飛……遊ゴ………………
H 稲葉………………………………………投ゴ
8 内宮……………………………………………
前橋工業
(8)田中 三ゴ……三安三安……三邪…………
(4)松永 投ゴ……三安左2…………中2……
(3)石原 右安……三振左2…………四球……
(7)富沢 中飛……一ゴ……遊直……中飛……
(1)平井 ……中飛一ゴ……遊飛……ニゴ……
(6)福元 ……投ゴ……投ゴ投ゴ…………投ゴ
(9)板垣 ……左安……左3……右安……右飛
(2)沼尾 ……遊飛……投ギ……投ギ……一飛
(3)小須田…………左安右安……遊ゴ…………
前日11月2日に同じ対戦カードがあり、白熱した攻防の末、延長13回で日没再試合になったこのカード。
影響で、元々3日に行われる予定だった3試合は全て翌日に延期になり、今日3日は、延長再試合のこのカードだけが組まれることに。プロレスなどで言えば「ワンマッチ興業」と言えば近い形になるだろうか。
実はこのカード、勝った方が翌春のセンバツを限りなく引き寄せることが出来るとあって、甲子園の土を踏みたい両者は、絶対に譲れないところ。
千葉商大付属は、昨日に引き続いて平部君。
前橋工業は平井君の先発。
※写真がまともなのがなくてごめんなさいm(_ _)m
投手は、前橋工業は昨日、3人(4人だっけ?)の投手を投げさせているので、一人当たりの疲労度という点では前橋工業の方に分があるか。
千葉商大付属は機動力を活かすことができるか。
初回表。
いきなり前橋工業の平井君は先頭打者林君を四球で歩かせる。
立ち上がりを攻めて先制点を挙げたい千葉商大付属だが、続く大塚が送りバント失敗。
それでも1塁にランナーが残って3番飯塚君。
相手バッテリーはしきりに1塁ランナーの動きを警戒。
先ほどの大塚君の場面でもしきりにランナーを警戒し、初球を投げるまでに3度の牽制を挟む警戒ぶり。
カウントワンストライクで1塁ランナー大塚君が2塁を狙うが、読んでいたバッテリーに刺され盗塁死。
続く2回表には、1死後、6番太田君が四球で歩くも、7番萩原の場面で盗塁失敗(エンドラン?)、あえなく三振に倒れ、なかなか攻撃の主導権を掴むことができない。
対する前橋工業も、初回、2回とヒットでランナーが出塁するものの、いずれも千葉商大付属のピッチャー平部君に抑えられ、これまた主導権を取ることができない。
3回には、この回先頭の小須田君のレフト前を皮切りに、サードが不慣れなのか、千葉商大付属の3塁太田君への、打ち取った当たりがいずれもヒットになってしまい、無死満塁の大ピンチ。
しかし千葉商大付属バッテリーも落ち着いていて、3番石原君を空振り三振、続く4番富沢君、5番平井君をファーストゴロに仕留め、我慢に我慢を重ねて援護を待つという、どこかで見たようなピッチング。
3回まで、両者ともランナーを出しては無得点という状況だったのだけれど、4回の表、千葉商大付属が三者凡退に終わったことで、流れが一気に前橋工業に傾くことに。
4回裏の前橋工業は、1死後、7番板垣の右中間への3ベースで1死3塁。
ここで8番沼尾が、高めに外した球を背伸びしてしっかりと打球を殺したスクイズを成功させ0-1。均衡が破れる。
2死となって、後続を断てばなんの1点…というところだが、ここから前橋工業が4者連続安打で3点追加。千葉商大付属も守備の連係プレーを見せ、連続安打の4人目石原君をなんとか3塁でタッチアウトにして、攻撃の芽を潰す。
一方、千葉商大付属も6回表に反撃。
2死後、飯塚の左中間を破る2塁打、菊池のレフト前で1点を返し反撃開始。
スタンドは東京音頭で揺れます。
試合はこのまま進み終盤8回表。
一死後、1番林がショートの送球エラーで出塁すると、カウント2-2から林が積極果敢に2塁を狙うが盗塁失敗。これで盗塁死が3つめで、これが千葉商大付属にとっては裏目に出てしまったか。
最終回も諦めずに反撃の糸口を見つけたい千葉商大付属。
この回先頭の飯塚君が四球。
一死後盗塁に成功。打者は倒れて2アウト。
ここで6番太田君は、先ほどの守備の汚名を返上する3塁線を破るタイムリーで1点を返し2-4。1塁上で太田君はガッツポーズ。
続いて7番萩原君もレフト前へのヒットで2死1、2塁。一打逆転サヨナラの場面。
しかし、これまで都合21回を投げ抜いた8番平部君の当たりはファーストのファウルフライでゲームセット。
前橋工業はこの勝利で、春の選抜出場を大きく引き寄せることに。
逆に千葉商大付属は、甲子園が遠のいてしまった瞬間でもあった。
しかしながら、千葉商大付属は2連戦の疲れをものともしない戦いぶりで、スタンドからは、「残念だったけど(試合は)よかったぞ!」の声があちこちから飛んでいた。
試合後のエール交換。
この試合で、一人やたらと気になったのは、前橋工業の1番田中君。
構えがイチローばりです。
千葉商大付属の3塁を守っていた太田君は、帰ってから特守をやらされるのかな。
今度見る時があったら、どんな守備を見せてくれるのか、成長を楽しみにしたいところ。
最後に。
甲子園でも八千代東を応援してくれたウルトラマンおばちゃん。
これは鳴り物の扱いには(以下省略
ちなみに今年、甲子園→翌日の大阪ドームまで、予定だだ被り(笑泣)。
徘徊するおばちゃん、応援団より声が出る「ジュースー、ウーロン茶-、いかがですかっ!」の売り子、樽を背負いながら応援に合わせて左手を突き上げる一番搾りの売り子までいて、その日の大阪ドームはマジでカオス(笑)。
内心、手元まで来ていた選抜のキップを逃した悔しさは大きいと思いますよ。
この悔しさをバネに、来年、一回りも二回りも大きくなって来て欲しいと思います。
>雷庵さん
千葉マリンじゃやっぱり鳴り物扱いになっちゃうんですかね?
バイオリンをかき鳴らせば、容赦なくシミスポが飛んで来そうな気配ですが(笑)。
>武藤裕介さん
なにせ昔は客席でセック(以下略)も行われていたほど入ってませんでしたからねえ…(愛甲談)。
我々は、常日頃普通におばちゃんを見ているので、「今日のネタは何?」くらいにしか思っていませんが、初めて見る人は面食らいますよ、アレは。
3年前のGWにマリンデビュー時、
確かに面食らいましたよw
対する、我が関西名物はやはり
「お茶ー、コーラー、ジュースはー、いかがですかっ!!」
関西観戦仲間内では超有名人ですw
最初はちょっときついです。
最初は少し痛いくらいの方がいいんです。
きっとそのうちよくなります。
続けることです。
いや、EDWINのジーンズのことじゃなくてですよ。
最初はかなり度肝を抜かされます。
高校野球では皆さん指をさしていました。
しかし、そのうちきっと馴染んできます。
続けることです。
ジーンズとロッテはどっぷりとはき続けることで慣れてきます。
きっとそうに違いありません。
今じゃ阪神甲子園駅の券売機前で、いきなり座り込んで靴紐を直すおばちゃんに、
「おばちゃん、今日はうちの学校(八千代東)を応援してくれてありがとう」
と言ったら、おばちゃん、
「明日は大阪ドームに行くんだからね~」と、分かったようで実はかなり噛み合ってない会話を交わしたというのは、ここだけの内緒です(笑)。
>武藤裕介さん
実はまだ立ち読みですm(_ _)m
スコラには手を出していない青二才ですorz
高校野球とプロ野球を、同列で語るのには、実は賛否両論がございまして、なかなか難しいものです。
高校野球はあくまで教育の一環、プロ野球は興業ですから、両方が相並ぶべきではない…という意見もございますから…。
難しいですね。