こんなことも危険予測なのか

Yahoo!ニュース - MBS - お年寄りの事故相次ぐ（一部抜粋）

大阪府摂津市の近畿自動車道で、走行車線に停まっていた車にトラックが追突し74歳の女性が死亡するなど、近畿では高齢者の死亡事故が相次ぎました。

　13日午前1時ごろ、大阪府摂津市の近畿自動車道で、70歳代のお年寄り4人が乗った車にトラックが突っ込みました。

　4人は和歌山旅行の帰りで、運転していた78歳の男性が眠くなったため、走行車線の真ん中に車を停めて休んでいたということです。

　トラックは車をおよそ60メートル押して停まりましたが、後部座席に乗っていた京都市左京区の松井達子さん（74）が頭を強く打って死亡しました。

　車はライトを消して停まっていたということで、トラックの運転手は「ブレーキを踏んだが間に合わなかった」と話しています。

(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
車の免許お持ちの方ならお分かりかとは思うが、教習所では「危険予測」なんていう教習項目がありますな。
「この交差点から何かが飛び出してくるだろう」「ボールが転がってきたら子供が飛び出してくるだろう」なんていう基本的な危険予測は、教習所でたたき込まれるわけだが、「高速道路の真ん中に鉄パイプが落ちているだろう」とか、「高速道路を人が横切るだろう」とか、「走行車線でお年寄りがビバークして寝ているだろう」だなんて誰が考えつくんだと。
しかもこのじいさんが乗っていた車がまた凄い。



これはなにかのラリーカーですか？

どうも日本全国各地の神社仏閣のステッカーを貼りまくっていたらしいが、あまりに貼りすぎて神様同士が大げんかしたのだろうか。だとしたらあまりに罰当たりな…。
確かに午前一時、高速道路、眠くなるのは道理といえば道理なのだが、だからといって走行車線に止めるバカがいるかと。
これに限らず、高速道路を人が横切ったときなども、気づくのが遅れて轢いちゃったトラック運転手が真っ先に悪者にされるが、高速道路に非常灯すらたかない車がいたり、人が飛び出てくるなんていうことを誰が考えるのかと。もっとも今回の場合は、高速道路内で理由なく停車していたじいさんが事情を聞かれているようだが、こんなじいさんの運転免許など、即時に剥奪してもらいたいほどだ。

事故を起こさない運転はいくらでも出来るが、それでもこんな目に遭った日には、どう危険を回避したところでどうしても事故に遭ってしまう。
本当に無事故無違反を貫き通したいのならば、それこそペーパードライバーになるしかないのだが、車の運転には、たえずこうした危険が潜んでいることを、今一度肝に銘じておきたいところである。

皆さんもどうか、くれぐれも「事故を起こさない運転」を心がけて頂きたい。
明日は、我が身です。死にかけた男からのお願いです。

　　
↑いくらなんでもアレはないよなあ…。