けいばけっか

ま た 裏 目 か ！ ！

詳しい成績はこちらから。

１着　△サンライズバッカス
２着　◎ブルーコンコルド
３着　…ビッググラス
４着　△カフェオリンポス
５着　△フィールドルージュ

まあ、馬連なら１４９０円、馬単なら裏目の３２１０円が当たっているのだが、やっぱり本命２着が悔しいなあ…。
それにもまして、カフェオリンポス４着ってーのがもっと悔しい。
前夜こっそり「◎の軸１頭マルチで９０点張り」なんて冗談めかして言ったけれども、もしカフェオリンポスが３着だったら３連単４３万…orz　９０００円が４３万に化けるなんて、パチでもスロでもないでしょ。実際問題、１レースに９０点張りできるかってゆー現実的な問題があるから、荒唐無稽な結果論と言われればそれまでなんだが、そーゆー意味では、北野義則の馬券術は一理あるかなと。氏曰く、

３連単で大儲けしたければ、大儲けできる金額をぶち込めるだけ、気合いで馬券で勝ってぶち込め

ということらしい。例えば今日みたいに、メインレースで絶対の馬がいてるんなら、そいつから３連単軸１頭で馬券を買うたらよろしい。そのかわり、それにぶち込めるだけの金額を、なんとかして馬券で増やしてから買え…ということである。
ただ、氏の馬券術は、メインまでに資金が３倍に増えて十分勝っているのに、殊更リスクが大きい３連単にぶち込むなんて…などとつっこんではいけない（笑）。

さて、今日の府中のダートはとにかく異常なまでの高速馬場。
やはり雨で脚抜きが良くなるということは、ある程度見越された条件ではあるけれども、まさかあそこまで速くなるとは思わず、あまりの高速馬場に恐れを成して、馬券を買いに行くのを諦めた。
なにせ３歳５００万クラスで１４００が１分２４秒４。
古馬１０００万の２４００で、従来のレコードを４秒４縮める２分２８秒６。
３歳オープンヒヤシンスＳで１６００が１分３５秒９。
おかしいってこの時計は。
特に８レースの２４００メートル戦は、元々この時期にしか組まれない特殊な距離体系であるのも手伝ってか、出走馬１６頭中１４頭がレコード駆け（１頭は競走中止）って、そんなバカな話があるかっての（笑）。

で、今日のダート戦で目立ったのは、とにかく行ききったもん勝ち。前が止まらないレースが続いていたから、フェブラリーＳもみんなこぞって前へ行く。これが逆に災いして、先団に付けた馬が直線に入って全部止まり、結局抜け出した２頭は地力があるタイプだった。いくら高速馬場で前が止まらない馬場状態とはいえ、前がガリガリ競り合えば、結局後ろの馬が届く展開になるという、ダートが不良馬場とはいえ、先行有利だとは限らないという、展開の教科書のようなレースだった。

サンライズバッカスにとっては、まさに展開がドンピシャ。
前が止まってくれたのもあるし、ブルーコンコルドが内へもたれて追い出せない間に一歩先へ、文句なしの快勝。さすがはカネヒキリを破っただけのことはある。

ブルーコンコルドは、直線に向いた時は正直ダメかと諦めたが、坂下からの末脚は、さすが各地の交流重賞をくぐってきただけのことはある。ただ、勝負所での反応がもう一つだったのは、やはり左回りが不得手なところを垣間見せた結果なのかなと。サンライズバッカスとブルーコンコルドの差は、おそらくはコース適性の差だろう。

ビッググラスは、前走がフロックとは言わせぬ走り。このところの充実ぶりは目に見えており、この先もダート界を賑わせてくれることだろう。

カフェオリンポスはあわや３着の走り。やはり気分良く走れればこれだけ走れる地力があるわけで、伊達にオープン大将はやってない。今日も中団の外を回って砂を被らずに差を詰めてきた。メンバー次第ではまたチャンスが来るので、いつも警戒が必要。

シーキングザベストは６着。速い流れに呑まれたかな。これはもう展開ですな。
短いところで再考したいが…。

シーキングザダイヤは９着。いい位置にいて伸びなかったあたり、やはりピークは過ぎたのかな…。危惧したとおりに結果になってしまった。

アジュディミツオーはマイナス９㎏で絞れては来たが、川崎記念でも見せたように、どうもテンにズブくなっている。すんなり先手が取れないと苦しいのかな。今日も発馬五分も行き脚がつかず５番手から。本来ならこんな馬ではないだけに、芝スタート云々以前に、やはり年齢的なものがあるのだろうか。

砂の王座争いは、一応サンライズバッカスが勝ち取ったが、まだまだ戦国模様は続きそうだ。返す返すもカネヒキリとフラムドパシオンの離脱がなあ…。