時ならぬ祭り開催

ＪＲ東京駅の変電所で送電停止、京葉線が一時全線不通 (朝日新聞) - goo ニュース

２８日午前４時１８分ごろ、ＪＲ東京駅構内にある京葉線の変電所のトラブルで送電が止まり、ＪＲ京葉線の東京―蘇我間が上下線とも始発直後から全線不通となった。ＪＲ東日本によると、午後１時過ぎには本数を減らして全線で運転を再開した。午後０時４５分までに特急２１本を含む上下１７３本が運休、都内への通勤客ら約９万５０００人の足に影響した。東京駅構内にある京葉線の信号系統を管理する信号機器室などで火災が起きており、同社などは停電との関連を調べている。

　東京消防庁などによると、東京都千代田区丸の内１丁目の東京駅地下１階の信号機器室と地下２階の鍛冶橋変電所の配電盤の一部が焼けた。午前７時前にはほぼ消火し、けが人はなかったが、室内の消火装置から噴出した消火用ガスが排出されるまで信号機器室内に入れない状況が続いた。

　ＪＲ東日本によると、鍛冶橋変電所は東京―越中島、潮見間の架線に１５００ボルトの電気を供給している。午前４時１９分に同変電所の火災報知機が鳴り、３分後に地下１階にある信号機器室の火災報知機も鳴り出した。直後から架線への電気の供給は止まり、駅構内の信号機も消えた。

　変電所の配電盤付近がショートして架線への送電が自動的に遮断された。一方で大量の電気が信号機器室に流れて火災が起き、東京駅の信号が制御できなくなったらしい。

　この影響で京葉線が不通になったとみられ、沿線の各駅では、運転再開を待つ通勤客らが駅の外にまであふれるなど混乱した。

ＪＲ停電、通勤通学直撃　東西線浦安駅では入場制限も (朝日新聞) - goo ニュース

２８日朝のＪＲ東京駅構内の変電所停電で、京葉線は一時、全線不通になった。沿線は都心で働いている会社員らが多く住む地域。朝の通勤、通学の足を直撃され、駅周辺は利用客らでごった返した。

　「間に合わなかったらどうするんですか」。午前８時すぎ、ＪＲ蘇我駅の改札口では、乗客らが駅員に詰め寄る姿もあった。上下線不通を伝える電光掲示板をぼうぜんと見つめる人も。

　通勤で東京に向かう会社員男性（３０）は「駅に来て初めて運休を知った。上下線とも止まってしまうとは信じられない。ＪＲ千葉駅まで行くしかない」と漏らした。

　会社員男性（４５）は、駅構内の喫茶店でしばらく時間をつぶしていた。駅員に復旧の見通しを尋ねたところ「めどが立たない」と言われたという。「信号トラブルが原因らしいから、すぐ復旧すると思ったのに」と苦笑いしていた。

　ＪＲ京葉線が不通になった影響で普段、新浦安駅を利用している乗客の多くが約２キロ離れた東京メトロ東西線浦安駅まで歩いた。

　同駅は京葉線沿線にある東京ディズニーリゾート（ＴＤＲ）やリゾートホテル、病院などに勤務する人や高校生でごった返し、列車が着くたびに改札からホームまで長い行列ができた。ホームから人があふれそうになり、入場が制限される一幕もあった。

　日ごろは新浦安駅から新宿区内の会社に約１時間かけて通う男性（３３）は、浦安駅までバスに乗ってきた。「バス待ちで１時間。東西線に乗るにもすでに１時間待っている」と疲れた表情。携帯電話のカメラであふれる人の波を撮りながら知人を待っていた。

　浦安駅周辺も、バスを待つ人たちで大混雑。駅前の「やなぎ通り」沿いにある舞浜・新浦安駅行きの東京ベイシティバスの停留所には、通りから裏手の商店街にかけて数百人の列が続いた。

　浦安市舞浜のＴＤＲは、京葉線運休の影響で社員やアルバイトが出勤できず、ディズニーランドで２施設、ディズニーシーで５施設が一時、営業を休止。午前１１時半前に、ようやく通常営業に戻った。

東京メトロ浦安駅が、京葉線の難民達でごった返すのは別に珍しいわけではなく、ちょいと大風が吹けばすぐ止まるので、一年に１、２回はお目にかかる光景なのだが、今日ばかりはちょいと事情が違った。
今日は通院日だったのだが、日頃昼下がりともなれば空気輸送の、幕張本郷と海浜幕張を結ぶバスも、どれもこれも満員御礼、あの平和交通のマイクロバスでさえも、今日は客がいっぱい乗っていた（笑泣）。シーサイドバスはガラガラだったが、振り替え輸送の対象外だったのかも知れない。
クルマだったのでちょいと浦安まで走らせたら、新浦安駅前と浦安駅前には日テレの中継車が堂々と路上駐車。東京ベイシティバスはほぼ無ダイヤと思えるほどの混雑ぶりで、ベイシティバスだけでは足りず、近所の京成バスの奥戸や船橋、京成バスシステムの貸切車、さらには成田観光まで応援にかり出されて、浦安と舞浜をピストン運行している有様。おまけに、人は群れても普段は車まで群れないものだが、やなぎ通りは両方向とも車で埋め尽くされていた。タクシーなんか捕まるわけもなく、たまに空車で通りがかる車は全て都内からの車。乗車拒否と思われるかもしれないが、都内のタクシーの場合、浦安駅で客を乗せても、目的地が都内でないと区域外営業になり、通報されたら一発なのである。いくら浦安、舞浜地区とはいえど、都内からのタクシーを見ることはほとんど無く、どれだけのタクシーが、江戸川を越えて客を運んでいるかを如実に物語っている。

っていうかＴＤＲ。
アトラクションはミッキーの魔法で動いているんじゃないのかと小一時間（ｒｙ
子供達につっつかれたら、キャストはどのような返事をしていたのだろうか。まさかその通りに、「機械を動かすための従業員が、京葉線不通の影響で出勤できないので、アトラクションは見合わせています」だなんて、口が裂けても言えないよなあ…。奴らはみな妖精だからねえ。

今回の場合、信号やポイントまで焼けなければ、被害はここまで大きくはならなかったと思われるが、いかんせん信号やポイントがやられてしまってはどうしようもない。
一部では京急を見習え！　との声が上がっているが、京急の場合は、信号やポイント扱いは全て駅で扱う旧態依然のシステムだからこそ、異常時に見られるような神業の数々が披露されるわけで、旧態依然と言えば京急には申し訳ないが、信号システムを一元化している現在の鉄道システムに於いては、残念ながら、今回のように信号やポイントが逝ってしまうと、全線で長時間不通になるケースが後を絶たない。確かに、昔は信号扱いは全て駅で扱っていたので、輸送障害が発生しても、臨機応変の対応がなされたが、今は通信網の発達や人件費抑制と引き替えに、異常時には異常に弱いシステムになってしまっているのが現実。そういう意味では、まさに京 急 最 強なのだが…。

京葉線をお使いの皆様へ。
京葉線は明日の始発からは、東京～新木場間は一切捨てて、新木場～蘇我間の運転を予定していますので、ご利用の方々は、予め迂回経路を検討いただくか、それなりの混雑を覚悟の上で、また時間には相当の余裕を持ってお出かけください。

　　
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