小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

もう一度言う。死ぬ勇気があるのならその勇気で生きてくれ

2006-11-10 20:50:21 | Weblog
自殺示唆の手紙新たに5通 文科相あてに(共同通信) - goo ニュース

御陰様をもちまして、この騒動の影響で、週末の予定が全てパーになりました。
憤懣やるかたないこの鬱憤を、果たしてどこにぶつけるべきか…。

個人的な事情はともかく。

お前ら、簡単に死を選ぶなよ!!
お前らが死のうとするところを見かけたら、ビルの下から受け止めてやる。絶対に死なせねえ。俺が死ぬハメになっても死なせねえ。

いじめが辛いのはよくわかる。
俺だってさんざん受けてきた側。
いじめる奴が悪いのは真理。
悲しいかな、いじめられる奴にも相応の理由がある。これもまた真理。悲しいけれど、これが現実。
だけどさ。
いじめって奴は、絶対になくならない。可哀想な話だが、生き物として生きている限り、どこの世界でもある話で、こればっかりは必要悪として社会のシステムに組み入れられている以上、致し方ない。
じゃあ、対抗手段はあるのか…と言われたら、相手にしないか、逃げるか、立ち向かうかの三者択一でしかない。
一番楽でいい方法は、相手にしないこと。俺はこの手段で高校生活を乗りきった。
とにかく何をやっても「悪い意味で」目立つ奴っていうのは、どこにでもいる話。学校に一人くらい、「クラスでも一緒になったことがないのに、なぜか名前は知っている」ってー奴がいたでしょ。たまたま俺がそーゆー奴で、クラスはおろか学年からもとかく目をつけられがちだったから、なんだかんだと攻撃を仕掛けてくる奴に対しては、徹底して無視を決め込んだ。もちろん、遠足や体育祭、文化祭など一切のクラス行事の不参加がついてくる諸刃の剣だったが、そこは部活動と生徒会活動を盾に押し切った。そうしたムードはクラス担任も薄々気がついてはいたようだが、クラス行事への参加を「生徒会活動です」と言い切って反旗を翻したのだから、ある意味「ざまあみろ」といった感じだった。お前らだって俺とはつきあいたくないだろ、だったら俺が貴様らから遠ざかってやるよ、それで満足だろ君たち?
だから、クラスへは授業を受けに行っているだけ。それ以上の付き合いも、それ以外の接触も一切断った。
お陰で、実に充実した生徒会活動だった。クラスの記憶? そんなもんありゃしねえ。あったって何の得にもなりゃしねえよ。特に高3の時の自分のクラスの文化祭の出し物も一切記憶にないし(取り仕切る立場だったのにねwww)、体育祭でもエントリされた記憶もなければ、集団行動しなければいけない遠足に至っては、仮病を使ってボイコット。休みは一つつくが、不快な時間を共有するくらいなら、仮病でゴールデンウイークに休みを一つ増やした方がよほど得策ってーもんじゃないかと。

今死のうとしているお前達。
今「死のう」と言っちゃったお前達。
本当に万策尽きての行いか?

死ぬな。
絶対に死ぬな。
お前が今口走った「死ぬ」という言葉で、何人もの君とは直接関係のない人たちが、夜ごと街を探して回っていることを忘れるな。絶対に忘れるな。顔も名前も知らない、だけどお前をなんとか助けてやろうと思って街をかけずり回っている人たちがいるのだ。そんな人たちのことを絶対に忘れるな。

俺は止める。
結果死なれても止めてやる。

俺も腹をかっさばこうと思ったことがあったから。
俺も駅から電車に飛び込もうと思ったこともあったから。
だから止めるんだ。
間違っても、そんなことをしちゃいかん。

  
↑ストップ! いじめ自殺!!


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
難しいですよねぇ。 (あきちゃん)
2006-11-10 23:41:35
「苛められる=死を選択する」という構図がおかしいって。いくら遺書に恨みつらみを書き綴っても、死を選択した時点で残るのは、遺族の悲しみだけだと思う。
その前に何故戦えないのか?
戦うのが嫌なのなら小馬さんが言うとおり、逃げるか、相手にしなきゃイイ。選択肢はあるのに簡単に死を選択する事はやめるべきだよね。
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Unknown (まる子)
2006-11-10 23:54:03
胸をうちました。
そのとうりだと思います。
人を恨むより、ほかの事あるだろ?と。
相手にしない勇気、難しいかもしれないけどさ、
人を恨んで死ぬなんて、一番自分が不幸だ。
違うやり方があるはずだし、いいじゃん学校行かなくたって。

お前がしんでも何もかわらない。
生きて人生を変えてくれといいたい。
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死に対することや (たこすけ)
2006-11-11 00:06:04
命やいろいろなことが、いじめ側やいじめられ側にも軽く思っているように感じてしまう。彼らはゲーム世代なのかな?子供の頃、例えばアリをふんずけたり、虫を理不尽に殺したり、今思うと、とても残酷なことなんかしなかったのでは?命の大切さ・・・そんなことから自然と学んでいった気がします。子供は残酷です。私もよく殺したし、月日が経って、とても反省したし心から詫びた。それで、命を学んだ。
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分からんでもない。けど・・・。 (へいちゃん)
2006-11-11 04:13:32
オレも小学校の高学年時代(ちょうど「いじめ」が初めて社会問題になった頃)に組織的にいじめられてた。

ガキ大将連中で流行りモンが好きな奴らが「○○(オレの事ね)をいじめる会」とか作りやがって・・・
つい一年前まで、近所の里山の秘密基地で遊んでた仲だった奴らが、手のひら返した様に・・・

オレは何も出来なかった。孤独でつらい思いを、一人で抱えてた。
学校に行けない理由を作ろうと一生懸命やった・・・。

でも、そんな日々も長くは続かなかったな。
こんなオレにも、友だちとその母親、オレの親、そして先生・・・「味方」が意外にたくさんいたから。

「味方」になってくれる人は、どこか絶対に居る。
つらいことがあったら、まず誰かと話してみようよ。

もう一つ言うなら、アナタのやりたいことは何?
いじめをやるような馬鹿なやつらのために、これから先にやりたいこと、今やってる楽しいことを諦めるのか?

どちらが大事か、考えてほしい。
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Unknown (てんこ)
2006-11-11 09:31:28
以前 愛知県の中学生の男の子が イジメにあって 自殺した。
これも かなり大きなニュースとなり 連日 ワイドショーで話題にされていた。
近所の子供だったので 強烈に覚えてる。

昨今のイジメ問題 今回の自殺示唆の手紙で ある人が言っていたんだけど

『 彼等は 自殺をする事で イジメた張本人達に
報復しようと しているんじゃないか? 』と…。

もしそうなら 本当に淋しいこと。
前述に書いた 男の子は 遺書に イジメた子数人の名前を書いていたけど 
その中には 反省するどころか 好奇な目で 
クラスメートに見られていたのにも関わらず 彼の言った一言は

『 お前らも イジメて 自殺させるぞっ! 』だったらしい…。

全員とは言わないけど イジメる標的がいなければ
次の相手を探すだけなのも現実で…。

そんな 奴らの思い通りになるぐらいなら 自殺する根性があるくらいなら
まずは 親に言って欲しい!
ツライとか学校に行きたくない。なんて 生ぬるい
言い方なんかしないで
言葉は悪いが 親をも脅すつもりで イジメられているから
死にたい!何もしてくれないなら死ぬ!ぐらい言いなさい。

今の世の中 イジメで亡くなっている人が こんなに大勢いるんだから
親も真剣に考えてくれるはず。
我が子から死と言う言葉を聞いた親は 学校なんて行かなくて良いって
言ってくれるはずだよ!!

簡単に死ぬなんて ホントは言って欲しく無いけど…ね。
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あきちゃんさん (小馬太郎兵衛)
2006-11-11 10:21:59
レスが長くなりそうなので、ここは個別にレスさせて頂きます。

おっしゃるとおり、確かに難しい問題です。
しかも今回の文科相への手紙で気になる文面が一つ。

「今後も自殺する人がいるなら、僕も自殺します」

だったらてめえが先陣を切って腹かっさばけ!
…って思ってしまいます。
その時点で、数ある選択肢を放棄してませんか?
戦うこと、逃げること、相手にしないこと。
その運命ですら他人が自らを殺めることに委ねる姿勢では、石原都知事の言うとおり、「こんなことで死んでいるようならこの先生きていけない」ということになります。「他人が○○したら僕も○○する」という発想自体が甘えの極地ではないでしょうか。例えそれが、彼らなりのSOSであったとしても。

数あるいじめ自殺報道を見ていると、全部とは言いませんが、どれほどの彼らが、矢が折れて万策尽きた上での行為だったのか…と思います。
中には福岡県筑豊町の事例のように、発端が親と教師という、どうしようもなかった事例もあるのですが…。あの事件については、私は少なからぬ疑問を持っています。親も、教師も、いじめた生徒も、いじめられた本人も。
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まる子さん (小馬太郎兵衛)
2006-11-11 10:30:27
こちらではお初です。
コメントありがとうございます。

>お前がしんでも何もかわらない。
>生きて人生を変えてくれといいたい。

まさしくおっしゃるとおりで、死んだところで何も変わるわけではないし、ましてや生まれ変われるわけでもありません。
人を恨んで死ぬほど、不幸なことはありません。
本当に悲劇のヒーローになりたければ、己で活路を見いだして欲しいです。そのために、俺たちだってちっぽけながらもこうして語っているわけですし、負の財産も、いずれは他人様の役に立つ時が、きっとくるはずです。それだけ他人にはわからない傷を負っているのですから、それだけ優しくなれるはずなのです。

死んで何一ついいことなどありません。
いいじゃないですか。逃げたって。
それだって「勇気ある撤退」ですよ。
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たこすけさん (小馬太郎兵衛)
2006-11-11 10:38:09
人は皆、そうやって生命の尊さを学んでいったと思うのです。
それが今や、過保護の時代になり、昆虫採集や蛙の解剖でさえ、「命を粗末にする」という理由から行われなくなる昨今です。全く違うはずなのに…。

いわゆる「ゲーム世代」とは、我々の時代から言われていたことで、ザオリクの呪文を唱えれば生き返られるとでも思っているのでしょうが、命なんて、生まれ変わることはありません。宗教の教えで生まれ変わることはあっても、現世に於いては断じてあり得ません。

世の中、病気や交通事故で、生きたくても若くして命を落とす人もいっぱいいます。
でも、簡単に命を落とすことなんて、実は簡単だったりするんですよね。ちょっとビルの上から飛び降りたり、ちょっと首をくくればいいだけですから。

どんな生命体でも、命は一つです。
それだけは分かって欲しい。
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へいちゃんさん (小馬太郎兵衛)
2006-11-11 10:48:03
どこかに必ず、味方はいてくれる…。
そう思いたいですよね。
たった一人でも、どんな人でもいいから「味方」がいれば、決して命を落とすなんていうことはないはずです。
彼らに欠けているのは「対話」ではないでしょうか。
多分、日頃おとなしいから、あまり「対話」することもなかったので、周りも気がつきにくかったのかもしれませんが…。
対話が苦手なら、せめて名前も顔も知らないおいら達の話を聞いて欲しい。名前も顔も知らない、今すぐ「死にたい」という君たちのために、これだけの人が救いの手をさしのべているんですから。

死んでいいことなど、何一つありません。
どうか思いとどまって下さい。
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てんこさん (小馬太郎兵衛)
2006-11-11 10:55:27
逃げることは、恥ずかしいことでもなんでもありません。
己の自我が壊れる前に手を打てば、その時点では屈服するかもしれませんが、いずれ必ず報復の時がやってきます。それはあくまで己次第ですが。

どうか、貴方のそばの「味方」と思われる人に、まずはあらいざらい全部はき出して下さい。「味方」が本当の人間だったら、必ずや何らかの救いの手をさしのべてくれるはずです。「勇気ある撤退」も、努力次第でカバーすることだって出来ます。
てんこさんもおっしゃるとおり、いじめという奴は、どこに行こうが、どんな動物になろうが、ついて回るものです。動物に生まれた以上、仕方ありません。
だったらみんなで、最善の手を考えましょうよ。
命を絶つ以外に、必ず方法はあります。
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