小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

このカードは第二の「ハム近」になれるか

2009-07-03 11:26:02 | 千葉ロッテマリーンズ
西武球場前発の定期列車の最終が23時31分。その後に24時03分まで、都合3本の臨時列車が出たのだけれど、その3本とも西 所 沢 行 き な ん て ど ー ゆ ー 嫌 が ら せ じ ゃ い_| ̄|○

パ最長5時間42分!臨時電車3本!大松V打(スポーツニッポン) - goo ニュース
【ロッテ9-8西武】「ところで、きょうの先発誰だったっけ?」。午後6時からマウンドに上がった渡辺俊は、苦笑いで球場を後にした。延長12回2死満塁。時計の針は午後11時40分を回っていた。パ・リーグ新記録となる5時間42分の激闘。最後は内が中島を遊ゴロに仕留めた。

 「ホッとした。その一言だけ」。プロ初セーブを挙げた1軍未勝利の6年目右腕は、帽子を取って声援に応えた。12回。1点差とされ、なおも1死満塁の窮地で登板。前日は3番手で登板も、1死も取れずにマウンドを降りた。防御率は20・25。それでも試合前にバレンタイン監督から「おまえはいい投手なんだぞ」と励まされ、気持ちだけで栗山、中島を封じた。

 最終電車は午後11時31分発。その時間も過ぎ、3本の臨時電車も運行された。終わりの見えない二転三転の試合。バットで演出したのは大松だった。1点を追う7回1死二、三塁で一時は逆転となる10号3ラン。延長12回には1死満塁から決勝の中前打を放つなど、4安打5打点。試合後は「長いっスねえ~」とグラウンドでマッサージを受け「勝って良かった。3連戦はこんな試合ばかりだったけど、辛抱強く戦えた」とさすがに疲労感は隠せない。

 ベンチ入り野手16人全員を使い切り、両軍合わせて44人が出場した総力戦を制し「チーム全員で勝ち取った勝利だ」とバレンタイン監督は声高に叫んだ。

 ▼ロッテ西岡(4安打3四球で7打席すべてで出塁。守備でも好守を連発)サイクル?そんなの考える余裕ないですよ。出塁しなくても、きょうはみんな疲れてます。勝ったからOKですよ。

 ▼ロッテ内(プロ初セーブ)うれしかったです。とりあえず打者を抑えていこうと一生懸命投げました。


[ニッカン式スコア]

↓パリーグ最長試合時間記録更新記念スコアボードww
TEAM
101112
手賀沼
16
狭山湖
11


○ これでも勝ちがついちゃうんだよねえ… 1勝
S 祝!プロ初セーブ 1S
● ケガとの戦い 1敗
HR 冠の(ry 6号、萬田金融3号、所沢の空砲25号、湯涌温泉10号、中島のゲーフラ12号


昨日も家に帰って文化放送でラジオ観戦。
仕事がもう少し早く終わるか、或いは試合展開がもう少し遅い展開だったら、翌日、つまり本日金曜日が会社の都合でお休みになったことも勘案して、もしかしたらこの試合を生で目撃していた人になっていたかもしれない。
会社を出た時点でもう5回裏、「俊介ちゃんを救う会」の必死の援護が実ったか、3点リードを貰ったところで同点の一発を食らい、思わず曇天の神田の夜空を仰いだところ。どちらにせよ、この時点で5回裏だと、今から急ぎ淡路町から池袋へ出たとしても、まず西所沢に着くのが何時で、試合展開がどうなるか…ということを考えると、チケットも用意していないし、どちらにせよ先発が西口とスンスケ、同点のままで推移していけば、試合展開も早かろう…と見切りをつけて帰りの電車に。
う~ん…。

いや、火曜水曜の試合を観ていたら、どう見ても投げ合いの展開でも一筋縄ではいかないのは分かるけれど、まさかここまで長くなるとは…。
何が凄いって、同点の9回裏の段階で4時間を超えていて、そこから3イニングを進行するのに1時間半以上かかっていること。
そりゃあねえ…。
川崎がアレじゃあいくらなんでも…。・゜・(ノД`)・゜・。
延長12回裏、2点を貰った状況で、イニングをまたいで出てきた川崎が、ラジオで聞いていても大荒れというくらいに球が入らない。ベンチに残っている投手が内と、1軍初昇格を果たした上野くんしかおらず、内は昨日がダメダメの内容、しかも内の後を継いでそのまんま炎上した中郷の方が落とされる憂き目に遭っており、東京ドームの巨人戦での三者三振は頭の中にはあるけれど、正直どちらのカードも切りづらい状況。ましてや1軍初昇格の上野くんなどは尚更。
川崎がこれ以上はダメという計算で、とうとう内を投入。

…その内くんも球が入りゃせん…orz

あたしゃラジオの前で叫んでましたね。
「打たれたってオマエのせいじゃねーから、ど真ん中でいいから投げ込め!!」
この展開で内くんが打たれたり押し出しをくれてやったりしても、今日に限っては内くんを責める人などいるはずもない。
裏を返せば、もうこの時点で、あたしゃ後はもう栗山だ中島だで、好きなように煮るなり焼くなりしてくれよと、もう腹をくくっておりました。もはやまな板の上の鯉状態でございました。

しかし、昨日の内くんは、ここぞというところで鬼スライダーが冴えてましたなあ…。

この試合が、疲労度という点では、マリーンズにどのようなポイントを残したかは分からない。
けれど、内の神がかったピッチングは、紛れもなく内のプロ野球人生がようやく始まった、ターニングポイントとなるべき試合だろうし、ぜひそうあって欲しい、いや、そうならなければいけない。
パリーグ最長試合時間記録もさることながら、1死満塁、どこに打たれても、どこに球を投げても、2塁ランナーが帰ってきたら敗戦、3塁ランナーが帰ってきてもチームの勝ちが消えるという、この上なくシビアな状況、ファンも大多数が腹をくくっていたという状況で、これだけの神がかったピッチングを見せられたら…。
この試合から、内のプロ野球人生は変わるだろう。いや、変えて欲しい。
大けがを克服して、ようやく掴んだ1軍のチャンス。
思いがけないところでピンチをチャンスに変えたのだから、内にはこの試合をターニングポイントにすることは、大けがで苦しんでいた事を思えば、たやすいはずだ。いや、決してたやすくはない道のりだけれど、それを乗り越えることなど…。

しっかし、去年からロッテと西武の試合はもつれにもつれますな。
2桁安打当たり前、2桁得点当たり前、4時間5時間当たり前ってーんじゃあ…。

その昔、東京ドームの日ハム対近鉄戦は、よく馬鹿試合の代名詞とされて、このカードは客もみな終電を気にしていたということがあったけれど、どうやらロッテと西武の試合も、「ハム近」の域に近づきつつあるのだろうか。
少なくともこの3連戦を見る限りでは、同じ水準とは言わないまでも、その域を目指しているかのような展開ですぞ、マジで。
しかもドームの日ハム戦は水道橋だから、各方面に帰るにもそれなりに便利だけれど、千葉と所沢だと、お互いに帰るのも一苦労じゃんね。

ちなみに、これだけの長時間の試合になったのは、文化放送の実況が松島茂アナウンサーだったからだということにしておこうかしら。
以前、氏は5時間半の試合も実況したことがあるんだそうで。
ついでにいうと、ベンチサイドレポートの斉藤一美アナも同じ組み合わせだったそうで…。

西武ドームを泣く泣く後にした方。
臨時電車が走ると乗り込んだら西所沢で呆然とした方。
終電さえも乗り過ごし、灯の気もない一本道をとぼとぼと市街地まで歩いた方。
所沢の全ての野球バカの皆さんに、乾杯!!

…っつーか、あの臨時列車(23時42分発は西所沢で池袋行き最終の準急に接続有りですが)、確かに車両を小手指か武蔵丘まで返さなきゃいけないから、折り返しと乗務員の都合上、西所沢までしか行かないという事情は分からんでもないけれど、所沢からの都心方面の列車がなくても、せめて所沢までは出してやろうよ…。そうすれば、都心方面の列車がなくても、最悪所沢で夜明かしくらいはできるんだからさ…。
西所沢で止められたところで、客は一体どうしろってーのさ…。。。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いやはや… (小馬太郎兵衛)
2009-07-04 09:39:00
>MSさん

今年はマリーンズの行くところ珍記録有り…の様相ですね。
それでいてノーノーだけはしっかり食らわない(以下自主規制

>雷庵さん

本当にそうなって欲しいですね。
あの木訥とした、名字そのまんまのシャイなインタビューがもう一度、いやこれからもなんども聞けることを願っています。

最近は新聞も地方各地で印刷するようになったので、昔みたいに「地方の全国紙はナイターの結果が載ってない」なんてことはあまり見かけなくなりましたが、どうやら静岡へ行く日刊スポーツの降版時間は11時30分頃なんでしょうね。
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まったくその通り (雷庵博人)
2009-07-03 19:23:00
>>この試合から、内のプロ野球人生は変わるだろう。いや、変えて欲しい。
本当ですよ。そうなってほしい。いや、しろ。
♪負けるな 負けるな 内竜也
♪ついててもしょうがないけど 俺がついている

ちなみに日刊スポーツの静岡版には11回裏までしか記載がありませんでした。

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壮絶な試合 (MS)
2009-07-03 17:29:24
今年のマリーンズはどんだけ珍記録が出るんでしょうか。
またもや乱打戦になってしまい言いたいことは色々ありますが勝ったので良しとしなきゃいけませんね。
最後まで現地にいた方(Mファン・Lファン共に)本当にお疲れさまでした。
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