やはり世はワールドカップ一色なわけで

いまやどこを向いてもＷ杯、Ｗ杯というわけで、この話題に触れないわけにはいかないんだろうなあ。

思えば４年前、日本開催の時は凄かった。
日本が初めてワールドカップで勝ち星を挙げた日、国立競技場のパブリックビューイングが終わった時のこと。
国立競技場から流れてきた人の群れが、六本木や渋谷、新宿といった街を直撃。その人並みは途切れることなく、行き交う人たちとみなハイタッチをしていく、まさしくフーリガン状態。５万人が六本木と渋谷、そして新宿の二手に分かれて暴れ回るのだから、群衆の数たるや尋常ではない。新宿東口アルタ前の植え込みに、太鼓を持った兄ちゃん達が占拠して群衆が暴れ回る。もうね、阪神ファンが横浜球場の公園でやらかす２次会なんてかわいいもんですわ。あれで虎ファン暴徒と化すなんて言われたらたまらんて。はっきりいって、関内駅で六甲おろしを歌われるのなんてまだまだかわいい。それくらい、当日の新宿駅前はやばかった。新宿紀伊國屋書店から見下ろすその群衆は、末恐ろしいエネルギーを発散しながら、新宿の街を席巻していた。
新宿駅前に達した人波は途切れることなく、そのまま歌舞伎町へと流れていった。あれは、歌舞伎町のや○ざ屋さんともめ事にならなかったのだろうかとこちらが心配するくらいで、その後、人波がどこへ消えたかはわからない。もうみんなナチュラルハイ。ともすればお前らクスリ打ってんじゃねーのというくらい、みんな酔いしれながら暴れ回っていた。

で、今回の日本。
これで勝たなきゃどこに勝つ？　と言われたオーストラリア戦、落としちゃった。
おいらにはサッカーは門外漢なんで、素人が戦術をどうのこうの言うのは、いまやブロガーが全員評論家になれる時代、その道に詳しい方々にお譲りするとして、こんな映像があるのでちょいとお楽しみを。

Ｗ杯日本代表に、放送そっちのけでぶち切れる土田晃之。

試合直後。
翌朝。

まー、ここまで舌鋒鋭く日本代表をぶった切り出来る人はこの人しかいないですわ。少なくとも地上波各局はこんなものは流せないだろうなあ…。
わしら素人から見ても、土田のサッカーに対する愛が嫌というほど垣間見えるから、全然嫌味に聞こえない。むしろ嫌味ですら芸の肥やしにしていると思うし、さすが芸人と脱帽。

まあ、癒されたい人は一つ、ミスターどうでしょう、鈴井貴之のコラムで癒されてちょーだい。

とにかく次、頑張ろう。