小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

シネコンも大変です

2007-12-11 10:32:54 | Weblog
今や街作りには欠かせないアイテムとなっているシネコンも、この先生きのこるのは大変なようです。
くれぐれも「この先生きのこる」を「このせんせいきのこる」なんて読まないように。

国内で初めて。シネコン閉館へ- (VARIETY) - Yahoo!ニュース
国内で初めてとなる、シネコン(シネマ・コンプレックス、複合映画館)の閉館が明らかになった。大阪府岸和田市内で営業を続けてきたワーナーマイカル東岸和田が、来年の2月3日をもって閉館することが決まったもの。国内最初のシネコンが1993年4月にオープン(ワーナーマイカル海老名(神奈川県))してから、実に14年。ついに、閉館の第1号館が登場することになった。
ワーナーマイカル東岸和田は、オープンが93年10月。ワーナーマイカルが、93年の海老名に続いて同年に開場したもので、国内のシネコンとしてはもっとも古い部類に入る。閉館の理由には、“設備の老朽化”が挙げられているが、それとともに劇場収入の低下が背景にある。

 もともと同シネコンは、近隣にユナイテッド・シネマ岸和田がオープンした時点で、それまでその地区で独占状態だった収入のシェアをかなり下げた。その後、ここ数年で、近隣にTOHOシネマズ泉北、ワーナーマイカルりんくう泉南、MOVIX堺などができ、それぞれがしのぎを削り合う状態が続いていた。

 そして来年春、新しいシネコンであるTOHOシネマズ鳳が、大阪府堺市にオープンする運びで、この地域のシネコンは完全に飽和状態。ますます激烈になる競争のなかで、閉館を余儀なくされることになった。

 シネコンは、国内の映画館の形を大きく変え、集客アップに貢献してきたのは確かなのだが、数の増加に伴い、最近は完全な過当競争になり、古いシネコンほど経営が厳しい状態が続いていた。一方で、映画界全体の映画人口があまり増えず、新しいシネコンでさえ、当初目標を下回るところも出てきた。こうした現状を見れば、閉館は何ら不思議ではない。

 国内の映画館数は、昨年が3062スクリーン。今年はさらに増えて3200スクリーン前後になる見込みで、このうちシネコンは76%近くを占めることになるという。「まだまだ今後、シネコンの閉館は出てくるのではないか。ショッピングセンターと連動しているために、閉めたくても閉められない事情もあるが、背に腹は変えられないところまできているシネコンも多いはず」と、外資系シネコン興行会社の幹部は、嘆息混じりに語る。


まあ、「カンフーハッスル」を観た2005年1月以降、全く映画を観ていないあたしがネタにすべき話題ではないかと思うのだが(笑泣)。
前にも何度か触れているのだが、あたしは映画にはトラウマがあって、全ては「恐竜物語」がいけないんです。
あんな後世に残る原作を台無しにしたクソ映画を観させられてからというもの、とにかく映画が怖くて仕方がない。
それでも、付き合っていた人に「今度コレとコレとこういう映画を見に行くんだからね」なんて言われたら、四の五の言わずに黙ってついていったものなのだが(←殴)、自分からは見に行こうという気はほとんどない。だから付き合っていた人がいた時も、自分から「どこそこへ行こうよ」なんてことはよく言うけれど、「今度この映画を見に行こうよ」だなんて、一度たりとも言ったことすらありゃしねえ。
いや、気になる映画が今まで無かったというわけではないし、実際に自分から「カンフーハッスル」を見に行くということもしているのだが、どうにも心の奥底には、14年前に新宿東口紀伊国屋前の映画館で観てしまった「恐竜物語」のショックが、未だに尾を引いているらしい。まあ、「そりゃおまい、観た映画が悪すぎるんだよ」とは、何度も何度も何度も何度も言われては慰められているんだけどさ。
それに、人についていった映画は、かなり面白かったしね。

それはさておき。

今や全国の郊外のあちこちに乱立しつつあるシネマ・コンプレックス。
たとえばおいらが住んでいる近隣地域では、八千代緑が丘にもあるしユーカリが丘にもあるし、船橋競馬場のららぽーとは昔から映画を観る定番の場所、ちょっと足を伸ばせば行徳の妙典にもあるし、車を走らせれば海浜幕張にも。
これだけあちらこちらに出来れば、シネコン自体が過当競争に陥るのはもはや自明の理。しかもありがちなショッピングセンターとの複合施設では、そうそう閉めるわけにもいかないから、シネコンもあれやこれやで集客しようと必死ですな。
ただ、都市圏では完全に飽和状態にあるシネコンも、地方圏へ行けば、未だに街作りの有効手段の一つとして考えられているのもまた確かなようで、シネコン建設による集客力もまた、計り知れない効果があるだろう。

シネコンもまた、スクラップ&スクラップスクラップ&ビルドの道を辿っていくのだろうか。

  

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
失礼いたします。 (tenjin95)
2007-12-11 11:38:09
> 管理人様

以前、とあるショッピングセンターに設置されていたシネコンに行きましたけれども、ちょっとだけ旬を過ぎたくらいの映画だったのに、平日の夕方はガラガラでした。仕事が終わってからの入館でしたので、もっと混んでいるかと思ったら、意外や意外、という感じで拍子抜けしました。

あの状況を見せられれば、確かに「このせんせいきのこる」のは、難しいのかもしれません・・・
返信する
このせんせいきのこる (3636)
2007-12-11 18:22:49
読んじゃいましたorz
返信する
シネコンといえど (小馬太郎兵衛)
2007-12-12 00:50:18
>tenjin95さん

毎度お世話になっております。

シネコンといえど、真新しさが失われたり、客を独占できる状況でなければ、生き残るのは難しいのでしょうね。
最近はシネコンも、なんとか顧客を囲い込もうとあの手この手の戦略を立てていますね。

>3636さん

読んでしまいましたか…orz
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