朝青龍、２場所出場停止

朝青龍を処分、２場所出場停止・１１月まで謹慎(読売新聞) - goo ニュース

腰と左ひじの故障などで大相撲夏巡業の休場を申し入れながら、モンゴルでサッカーに興じていた横綱朝青龍（２６）（モンゴル出身、高砂部屋）について、日本相撲協会は１日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、９月の秋場所と１１月の九州場所の２場所出場停止と減俸３０パーセント４か月の処分を決めた。

　さらに１１月まで謹慎処分とし、部屋と病院、自宅以外は特別な事情がない限り外出を控えるよう求めた。また、師匠の高砂親方（元大関朝潮）は監督不行き届きで減俸３０パーセント４か月とした。横綱が不祥事で本場所を出場停止となるのは初めて。

　理事会は午後１時から始まり、約３０分で終了。各理事からは厳しい意見が相次いだという。

むう、２場所出場停止ですか。
ってーことは実質年内は相撲が取れないってーことですな。

正直言わせてもらうと、この一件に限っては、親方すらモンゴルに帰ったことを知らなかったという落ち度はあるにせよ、モンゴル政府直々のお呼び出しでもあったわけで、モンゴルからは釈明文というか、一種の詫び状が相撲協会に届けられていたところからして、おそらく相撲協会も最大限モンゴルの顔は立ててやらねばならぬところで、この一件だけを諮れば、おそらくは出場停止などの厳しい処分はないだろう…と踏んでいたのだが、ところがどっこいなかなかに厳しい処分ですな。

理事会でどんなやり取りが行われたかまでは分からないが、おそらく、この２場所出場停止という処分の裏には、今までの累積加点が最大限盛り込まれたと見た。もともと朝青龍を横綱に上げる時だって、実力自体はなんら申し分がなかったのに、素行不良を理由に横綱昇進が見送られそうになったほど。そして間が悪いことに長らく一人横綱が続いたから、協会としても一枚看板の朝青龍を処分しようにもできなかった背景は、容易に想像ができようというもの。
今回の一件は、朝青龍の怪我の程度も本当はどの程度だったのかは全く持って不明だし、母国の政府からお呼びがかかるという「公務」であるならば、横綱としての素行の品位云々は置いておいても、公務を優先するならば、「ある程度」は致し方なく、朝青龍一人を責めることは一概にはできないとは思う。同じく責めに帰すべきは、協会に日程を確認したか否かは不明だが、協会のあずかり知らぬところで「公務」として英雄を呼び戻していたモンゴル国でもあるわけで、どちらにせよ単独行動で巡業を放り出して「公務」に戻った朝青龍が責められるのも致し方ないかと。さすがになにかしらの処分を下さぬことには、協会としても面子が立つまい。

いまさら朝青龍にこれを求めるのはかなり無理があるのは承知だが、これを機に心を入れ替え、悪くて強くて愛される横綱になってほしい。
いや、基本的に朝青龍は悪くなきゃつまらんですよww
そこから愛されるかどうかは、他ならぬ横綱自身の身の振り方一つかと。

はあ…。
これで本場所に行っても朝青龍は見られないのか…。