星 悲願の金

　水泳の世界選手権第１４日は６日、ロシアのカザニで行われ、
女子２００mバタフライでロンドン五輪銅メダルの星奈津美（ミズノ）
が２分５秒５６で優勝し、同大会史上、日本女子で初の金メダルを
獲得した。来年のリオデジャネイロ五輪代表に決まった。

王さん鮮やかに始球式

　１９５７年春の選抜大会優勝投手でノーヒットノーランを達成した
東京・早稲田実業OB王貞治さん（プロ野球ソフトバンク球団会長）が
始球式を行った。
　ストライクで捕手のミットにボールが収まると、スタンドから大きな
どよめきと歓声が。王さんは「選手たちが見ていたし、いい球を
投げないと、と思って投げた。内心どきどきで、恥をかかずにすんだ」
と、ほっとした表情だった。

能見好投 ８回２失点

　阪神が投打に圧倒し、連敗を３で止めた。二回にマートンのソロ本塁打で
先制すると、三回はゴメスが適時打を放ち、以降も着実に加点した。
先発の能見は８回４安打２失点の好投で８勝目を挙げた。
　広島は２年ぶりに登板した中村恭の制球が甘かった。

18歳渡部 笑顔の銀

　水泳の世界選手権第１１日は３日、ロシアのカザニで行われ、
競泳の女子２００m個人メドレーで、１８歳の渡部香代子（JSS立石）
が自身の日本記録を塗り替える２分８秒４５で銀メダルを獲得した。
今大会の競泳日本勢でメダル第１号。日本選手が同種目でメダルを
取るのは五輪、世界選手権を通じて初めて。カティンカ・ホッカー
（ハンガリー）が２分６秒１２の世界記録で２連覇した。

宮里美香 健闘７位

　女子ゴルフのメジャー第４戦、全英リコー女子オープンは２日、
英国北部ターンベリーのエイルサ・コースで最終ラウンドが行われ、
メジャー初優勝を狙った宮里美香は１イーグル、２バーディ、５ボギー
の７３とスコアを一つ落とし、通算５アンダーの２８３で７位だった。