つくば科学万博、第3回目の見学
6月24日の入場者数:9万2123人で、累計:991万402人
保育所の遠足が雨の為、延期になって急遽万博へ行くことに・・・。
お天気もいまいちだったので、沢山は回りませんでした。
さすがに人の出は少なく、いくらかすいていたのであまり並ばなくて済みました。
そしてこの日、21世紀の元旦に届くという葉書に、字とも絵とも言えないような線???などを書いてポストカプセルに投函しました。
2000年の元旦に届くはずの葉書が、郵便局で迷子になっていて、調べてもらったりしてやっと手元に届いたのです。
この時投函した本人は、とても楽しみにしていたのですが、とうとう手にすることなく遠いところへ旅立ってしまいました。
皮肉にも、祖母が添え書きした文章には「私は生きているかしら・・・」なんて書いてありまして・・・。
まさか誰もが祖母より先に孫が他界するとは思っていませんでしたよね。
さて、パビリオンに移動しましょう。
【くるま館】
テーマは自由をのせて、パノラマドライビング。
パビリオンの外壁をらせん状に走るチューブの中を、スペースライダーに乗って地上33メートルの頂上まで昇り一気にパビリオン内部の映像と音響の世界に突入します。
上・中・下三面のスクリーンに映し出される“感動の世界”を走り抜け、スリルに満ちた冒険ドライブが楽しめるようになっていました。
また、展示ゾーンには、未来の都市模型や2050年をめざした未来車のモデルなども用意してありました。
息子は、このくるま館がとても気に入っていましたが、いつも長蛇の列だったので後回しにしていました。
この日もそれなりに並んでいたのですが、それでも見たいということだったので、数時間ひたすら待ち続けました。
並んだ甲斐あって、確かに楽しいパビリオンでした。
【電力館】
テーマは、エネルギーそして未来。
エレクトロ・ガリバーの冒険と題してエネルギー・シンフォニーの調べにのせて、自分自身が大きくなったり、小さくなったりする感覚を味わいながら、
“エネルギーの科学原理”を五感を通じて体験するパビリオンでした。
屋内展示の他に屋外展示広場があって、そこでは“キミのエネルギーを色々に表現しよう”というタイトルでプレイランドがありました。
★人力メリーゴーランド
みんなでペダルをこげば、グルグル楽しくまわり出します。
★人力噴水
ハンドルをまわすと水が吹き出し、水車がまわってランプが光る仕組みになっていました。
★飛び降り発電機
歩いたり、飛び降りたりすると、ランプが光り、楽しい音が鳴りました。
【スカイライド】
人造湖や公園を越えて、AブロックとFブロックを結んでいたロープウェーです。20数メートルの高さから。会場はもちろん、筑波山、筑波研究学園都市を一望できました。
【三井館】
建物の二つの円盤は、さわやかなブルー、未来を予感させるシンボルでした。
テーマは「人と科学、人と自然、そのすばらしい関係」。
楽しい科学ファンタジーが展開されるパビリオンでした。
二つの円盤を組み合わせたMラインは、MITSUIのM、そしてMIND(心)、MENTAL(精神)、MATE(人)の頭文字をモチーフにしたそうです。
円盤のカラーはプルーの濃淡で滝を表現したらしいです。
この建物の設計は黒川紀章氏だそうです。
館内にはファミリーレストランも用意されていました。
パビリオンの中では多量の水が流れ落ちる幅40メートルの滝のスクリーンに、幻想的な映像(物語)が映し出されました。
話の内容は、近未来を想定して動物写真家の青年が、ロボットの繰る飛行機に乗って撮影旅行に出発します。
その帰り道、川に落ちたスカンクの子を助けようとして、青年も飛行機から落ちてしまうのですが、ここでロボットが大活躍をします。
その時にあらかじめ全員が入口でもらった笛を吹いて一緒に参加しました。
今でこそ、臨場感あふれる映像や音は当たり前になっていますが、この頃はまだ馴染みがなく、あまりの迫力にビックリしました。
それらの映像や様々な展示をライドという乗り物に乗って楽しんだのです。
1.エントランス・ゾーン
未来スペースを思わせるパイプ、滝をイメージしたブルー、そしてだんだん狭まる入り口が期待感を高め、ここで全員に笛をプレゼントされました。
2.ウェイティング・ルーム
これから始まる冒険の旅へのプロローグ。
登場する動物や風景、そして冒険旅行の一部がモニターテレビで紹介されました。
3.スカイダーポート
神秘的な光りに包まれたスカイダーポートは冒険の旅への入り口。
スカイダーに乗り込むと、ダイナミックな音楽が鳴り響き、出発します。
4.第1ステージ
青年(ケン)が自作のロボット(ドクターロボ)にデータをインプットして、撮影旅行に飛び立ちます。
その様子を新しい技術、リフレックス映像などを使って紹介します。
5.第2ステージ
パビリオンのメインステージ。
視野200度の3面マルチ映像が巨大な滝に映し出されます。
迫力いっぱいに繰り広げられるのは、ファンタジックな楽しいストーリーでした。
【住友館】
ここは70ミリ大型立体映像を使ったパビリオンで、
テーマは「自然への愛・人間への希望」でした。
この住友館は建物に3つの不思議があり、独特で目を引くものがありました。
設計は福田繁雄氏とのこと。
不思議その1.空に浮かぶ黄色いフレーム。
これは135度の角度をもった鏡の壁面に立体フレームの一部を映し込んで、その立体フレームの全体像が空中に浮かんだように映り込ませる仕組みだそうです。
不思議その2.水を張ったようにひずみのない巨大な鏡壁。
高品質のミラーガラスと制度の高いカーテンフォール工法によって実現したそうです。
不思議その3.水に浮くほど軽いコンクリートを使用した巨大な立体フレーム。
カーボンファイバー入りコンクリートの超軽量化が建物の上部に巨大な構造物の取付けを可能にした。1辺長さ12.6×幅1.3メートルでした。
そして主展示は「大地の詩」というタイトルで、可愛い少女エリカと愉快なむく犬ボゾが夢の中で七色の気球に乗って大自然の中を冒険するというお話。
美しい大地、恐ろしい自然のいたずら、この大地に生きる人々との楽しいひととき。
大自然の中で大地に生きる喜びや素晴らしさを体験していくファンタスティックな物語でした。
スクリーンサイズ:18メートル×8.5メートル、70ミリステレオ・スペース方式大型立体映像という、最新の映像技術・音響技術によって表現しているのを3D用のメガネをかけて体験しました。
これも、目の前に物体が飛び込んでくるという初めての映像感覚に、とても驚いたのを今でも忘れません。
会場の人たちがそれぞれ手を伸ばして、映像でしかない物を、なんとかこの手につかもうとしていました。
そして、しばらくその時の感動が頭の中に残っていました。
今では、家庭用テレビにまでその技術が取り込まれていますが・・・。
とにかく美しかったです。
この日の見学はこれで終わりです。
※取り込んだパンフレット画像が綺麗でなくてすみません。
次回は4回目見学の様子をご案内します。
(いったい、何回通ったのって?・・・(笑))
内容予告:鉄鋼館、ダイエー館、富士通パビリオンなど
お天気もいまいちだったので、沢山は回りませんでした。
さすがに人の出は少なく、いくらかすいていたのであまり並ばなくて済みました。
そしてこの日、21世紀の元旦に届くという葉書に、字とも絵とも言えないような線???などを書いてポストカプセルに投函しました。
2000年の元旦に届くはずの葉書が、郵便局で迷子になっていて、調べてもらったりしてやっと手元に届いたのです。
この時投函した本人は、とても楽しみにしていたのですが、とうとう手にすることなく遠いところへ旅立ってしまいました。
皮肉にも、祖母が添え書きした文章には「私は生きているかしら・・・」なんて書いてありまして・・・。
まさか誰もが祖母より先に孫が他界するとは思っていませんでしたよね。
さて、パビリオンに移動しましょう。
【くるま館】
テーマは自由をのせて、パノラマドライビング。
パビリオンの外壁をらせん状に走るチューブの中を、スペースライダーに乗って地上33メートルの頂上まで昇り一気にパビリオン内部の映像と音響の世界に突入します。
上・中・下三面のスクリーンに映し出される“感動の世界”を走り抜け、スリルに満ちた冒険ドライブが楽しめるようになっていました。
また、展示ゾーンには、未来の都市模型や2050年をめざした未来車のモデルなども用意してありました。
息子は、このくるま館がとても気に入っていましたが、いつも長蛇の列だったので後回しにしていました。
この日もそれなりに並んでいたのですが、それでも見たいということだったので、数時間ひたすら待ち続けました。
並んだ甲斐あって、確かに楽しいパビリオンでした。
【電力館】
テーマは、エネルギーそして未来。
エレクトロ・ガリバーの冒険と題してエネルギー・シンフォニーの調べにのせて、自分自身が大きくなったり、小さくなったりする感覚を味わいながら、
“エネルギーの科学原理”を五感を通じて体験するパビリオンでした。
屋内展示の他に屋外展示広場があって、そこでは“キミのエネルギーを色々に表現しよう”というタイトルでプレイランドがありました。
★人力メリーゴーランド
みんなでペダルをこげば、グルグル楽しくまわり出します。
★人力噴水
ハンドルをまわすと水が吹き出し、水車がまわってランプが光る仕組みになっていました。
★飛び降り発電機
歩いたり、飛び降りたりすると、ランプが光り、楽しい音が鳴りました。
【スカイライド】
人造湖や公園を越えて、AブロックとFブロックを結んでいたロープウェーです。20数メートルの高さから。会場はもちろん、筑波山、筑波研究学園都市を一望できました。
【三井館】
建物の二つの円盤は、さわやかなブルー、未来を予感させるシンボルでした。
テーマは「人と科学、人と自然、そのすばらしい関係」。
楽しい科学ファンタジーが展開されるパビリオンでした。
二つの円盤を組み合わせたMラインは、MITSUIのM、そしてMIND(心)、MENTAL(精神)、MATE(人)の頭文字をモチーフにしたそうです。
円盤のカラーはプルーの濃淡で滝を表現したらしいです。
この建物の設計は黒川紀章氏だそうです。
館内にはファミリーレストランも用意されていました。
パビリオンの中では多量の水が流れ落ちる幅40メートルの滝のスクリーンに、幻想的な映像(物語)が映し出されました。
話の内容は、近未来を想定して動物写真家の青年が、ロボットの繰る飛行機に乗って撮影旅行に出発します。
その帰り道、川に落ちたスカンクの子を助けようとして、青年も飛行機から落ちてしまうのですが、ここでロボットが大活躍をします。
その時にあらかじめ全員が入口でもらった笛を吹いて一緒に参加しました。
今でこそ、臨場感あふれる映像や音は当たり前になっていますが、この頃はまだ馴染みがなく、あまりの迫力にビックリしました。
それらの映像や様々な展示をライドという乗り物に乗って楽しんだのです。
1.エントランス・ゾーン
未来スペースを思わせるパイプ、滝をイメージしたブルー、そしてだんだん狭まる入り口が期待感を高め、ここで全員に笛をプレゼントされました。
2.ウェイティング・ルーム
これから始まる冒険の旅へのプロローグ。
登場する動物や風景、そして冒険旅行の一部がモニターテレビで紹介されました。
3.スカイダーポート
神秘的な光りに包まれたスカイダーポートは冒険の旅への入り口。
スカイダーに乗り込むと、ダイナミックな音楽が鳴り響き、出発します。
4.第1ステージ
青年(ケン)が自作のロボット(ドクターロボ)にデータをインプットして、撮影旅行に飛び立ちます。
その様子を新しい技術、リフレックス映像などを使って紹介します。
5.第2ステージ
パビリオンのメインステージ。
視野200度の3面マルチ映像が巨大な滝に映し出されます。
迫力いっぱいに繰り広げられるのは、ファンタジックな楽しいストーリーでした。
【住友館】
ここは70ミリ大型立体映像を使ったパビリオンで、
テーマは「自然への愛・人間への希望」でした。
この住友館は建物に3つの不思議があり、独特で目を引くものがありました。
設計は福田繁雄氏とのこと。
不思議その1.空に浮かぶ黄色いフレーム。
これは135度の角度をもった鏡の壁面に立体フレームの一部を映し込んで、その立体フレームの全体像が空中に浮かんだように映り込ませる仕組みだそうです。
不思議その2.水を張ったようにひずみのない巨大な鏡壁。
高品質のミラーガラスと制度の高いカーテンフォール工法によって実現したそうです。
不思議その3.水に浮くほど軽いコンクリートを使用した巨大な立体フレーム。
カーボンファイバー入りコンクリートの超軽量化が建物の上部に巨大な構造物の取付けを可能にした。1辺長さ12.6×幅1.3メートルでした。
そして主展示は「大地の詩」というタイトルで、可愛い少女エリカと愉快なむく犬ボゾが夢の中で七色の気球に乗って大自然の中を冒険するというお話。
美しい大地、恐ろしい自然のいたずら、この大地に生きる人々との楽しいひととき。
大自然の中で大地に生きる喜びや素晴らしさを体験していくファンタスティックな物語でした。
スクリーンサイズ:18メートル×8.5メートル、70ミリステレオ・スペース方式大型立体映像という、最新の映像技術・音響技術によって表現しているのを3D用のメガネをかけて体験しました。
これも、目の前に物体が飛び込んでくるという初めての映像感覚に、とても驚いたのを今でも忘れません。
会場の人たちがそれぞれ手を伸ばして、映像でしかない物を、なんとかこの手につかもうとしていました。
そして、しばらくその時の感動が頭の中に残っていました。
今では、家庭用テレビにまでその技術が取り込まれていますが・・・。
とにかく美しかったです。
この日の見学はこれで終わりです。
※取り込んだパンフレット画像が綺麗でなくてすみません。
次回は4回目見学の様子をご案内します。
(いったい、何回通ったのって?・・・(笑))
内容予告:鉄鋼館、ダイエー館、富士通パビリオンなど
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