第4回目
1985年7月4日 入場者数:6万6013人 累計1072万7259人。
1985年7月4日 入場者数:6万6013人 累計1072万7259人。
7月に入って七夕も近いので、メイン通りには七夕の飾り付けがきれいでした。
4回目ともなると、もう会場内のことはほとんど知り尽くしていて、要領も良くなり、移動などもスムーズでした。
以前ほどの気合の入れ方が少なくなったのか、カメラを持って行くこともなく、スナップ写真がありません。
会場でいただいたパンフレット等でお話を進めていきます。
【鉄鋼館】
テーマは「永遠なる鉄と人間」
中央の鉄塔から伸びている鋼線で展示ホールを吊り上げてありました。
鉄のすぐれた特性を活かしたこの「吊り構造」は、本州四国連絡橋にも使われたものだそうです。
12本のパラレル・ワイヤー・スランド(高張力鋼線)、H形鋼の外観が、鉄の美しさと強さを体現していました。
ここのメイン展示は、円形ホールで上映する立体映像でした。
180度回転する仕組みの客席が、ゆっくりと回り始めるとレーザー光線が降り注ぎ、ホールはあたかも三次元の世界を思わせました。
大スクリーンには、人類と鉄との出会い、現代の鉄の活躍などが映しだされました。
展示ホールでは、3000度の世界で気体になる鉄や、宇宙製鉄炉で作られる純度の高い鉄など、鉄のもつ多様な特性を映像や精巧な模型などで紹介していました。
【ダイエー館】
テーマは「人みな詩人、物みな光る」
詩人の家ということで、それなりに演出されていました。
ドーム型のシアターに入ると、霧が流れ、シャボン玉が降り始め、観客を幻想の世界へと案内してくれました。
画面に登場する飛行機に乗ったつもりで、北米の大森林、真っ赤な紅葉、大海原、ニューヨークのビルディング群といった様々な“詩的風景”を満喫できました。
また、画面に挿入される東西の詩も素晴らしく、映像効果を一層盛り上げていました。
【富士通パビリオン】
テーマは、「人間・ゆめ・技術」
人間はゆめを描く。
それを技術が実現する。
その時の感動がまた、人間に新しいゆめを与えます。
ゆめは、人間と技術の架け橋。
人類の文明はこの橋を渡りながら発展してきました。
富士通は、人間と人間のゆめを大切に、技術の可能性を追求し、最先端技術をもって、人類の豊かな未来を育んでいきたいと願っています。
という意味を含んだものでした。
展示館に入ってまず出迎えてくれたのが、慎重5メートル、体重25トンもの巨大ロボット「ファナックマン」。
二本の腕を巧みに使い、重いバーベルを持ち上げてみせます。
来場の子が書いた作文を四ヶ国語に翻訳するシステムなどを見た後には、空間全体がスクリーンに包まれたコスモスドームへ。
ここで上映する映像は、超大型コンピュータを駆使して作った「ザ・ユニバース」というもので、目の前に土星の輪や隕石が突然に迫ってきます。
ここでも、思わず手が出てしまいました。
富士通の中でもっとも印象に残っていたのはやはりロボットでした。
人間ではできないような作業を、精密にこなしていく姿には驚かされました。
これからはロボットが人間の代わりに働く時代が来るのかなぁと考えさせられた場面でした。
実際に現在では活躍することが多く、今回の原発事故でもロボットが人間の代わりに活躍したことがニュースで伝えられましたが、あの頃にまさかそのような事態になることなど、誰も想像していなかったのではないでしょうか。
それにしても原発事故、早く落ち着いて欲しいです。
この日の見学はこれで終わりです。
次回は5回目見学の様子をご案内します。
(まだ続くのですよぉ・・・(笑))
内容予告:日本政府出展、つくばエキスポセンター地区など
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