森の紙公式ブログ

天然木の温もりと、ほのかな香りに囲まれて毎日癒されています。アトリエバーグ・店主イシイのブログにようこそ

アマゾンの大きな壁を見上げながら思うこと

2017年06月26日 | 勝手放題
アマゾンが宇宙戦艦ヤマトなら僕の会社は小さなイカ釣り漁船のようなもの。

ここ数年間相性の良かったアマゾンでの販売も厳しい局面を迎えている。

その大きな理由はメーカーや輸入代理店からの仕入れ商品で、良く売れている、あるいは今後売れそうな新しいものは大半がアマゾン直販部隊が最安値で陣取っているからである。

何度もチャレンジしたものの同じ商品を扱うとどこをどうやっても売れば売るほど赤字になってしまう。

顧客満足の最たるものが最安値販売や最短配送、ポイント還元という至れりつくせりの状況は消費者の立場からすれば最高のサービスだけれど、小売を生業にする側にとっては苦痛の毎日。

将棋にたとえるならば、常にアマゾンは先手先手を打ってくる。

有能な経営者とAIのなせる業といえばそれまでだけれど、このままアマゾンによって日本のマーケットはスピーディに征服されていくのだろうか。

東洋経済でも取り上げているようにアマゾンは銀行などの金融サービスも視野に入れているらしい。

早くて安いものばかりに目を向けるだけではなく、ちょっと高いかな・・・くらいの背伸びした買い物のスタイルがあってもいいと思う。

そうでないと、食品と日用品と便利品のような生活必需品しかモノが良く動かなくなくなってしまうから。

これまでいろいろなモールを経験してきたけれど、販売者にとってもサービスが最も優れているのはアマゾンだと体感しているだけにここは踏ん張りどころ。


僕の会社が今できること

アマゾンがやらないこと、できないことをやり続けること

手間暇かけて丁寧にオリジナリティ溢れる商品を自分で作り続けること

ただいま奮闘中


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