森の紙公式ブログ

天然木の温もりと、ほのかな香りに囲まれて毎日癒されています。アトリエバーグ・店主イシイのブログにようこそ

目利きの達人が選んだ、時代屋さんの耳かき

2020年12月16日 | 匠の技

 

え、耳かきが4320円・・・というフレーズで販売を開始した時代屋さんの耳かき「初代モデル」

ここ4年の間で1500本は売れただろうか。

 

阿波の名工、竹海先生が自らハブの恐怖やネズミと格闘しながら古民家などの藁すき屋根から収集した稀少な本煤竹※を使って耳かきを制作。

刻印入りの当社オリジナル品として、初代四国三郎、ぞめき、よしこのの3部作にシリーズ化した当社だけの特別企画品である。

 

 

ロングセラーと称される幻の耳かき、四国三郎

 

 

阿波踊りで吹かれる代表的な曲「よしこの」をイメージして創作

 

 

阿波踊りのお囃子、ぞめきをイメージして創作

 

※本煤竹とは

藁すき屋根の骨組みとして使われていた竹が自然に黒くすすけた本煤竹は暖炉から出る煙が多く当たる部分は濃い色、あまり当たらない部分は淡い色をしてるので、色の濃淡があります。その本煤竹の部位から竹海先生が耳かきに合うものを厳選して制作、ちなみに時代屋さんの本煤竹は、150年以上前の竹を使用しています。

 

先月、知人から「Youtubeでガクトが目利きしてるよ」・・・と連絡があり、早速動画を見てみた。

※放映日を見ると8月なので、このタイムラグは半端ない・・・

 

その番組はGACTさんが目利きするびぷちゃんYouTubeチャンネルで「究極の耳かき」の一品として「時代屋 本煤竹 耳かき」が取り上げられていた。

時代屋さんの耳かきは3タイプあるけれど、よしこのを取り上げていただいたようだ。

 

持ちあげるつもりはないけれど、ガクトさんはモノを見る目線が確かで、各々の耳かきについてのコメントは的を得ていると感じた。

 

どのような経緯で入手されたのかは不明だけれど、数ある耳かきの中から選んでいただけるのは、とても光栄で嬉しいものだ。

 

※リンクは貼れませんが、よろしければYouTubeをご覧ください。コメント、秀逸でした。

 

1月頃には、徳島の伝統工芸、藍染めの著名作家さんと、僕の師匠である竹海先生がコラボした新作1点を発売予定。

 

これぞ、まさに「究極の耳かき」と言えるかもしれない。売れる売れないは別にしてですが・・・

 

このブログでご紹介するのは、確か3回目になるけれど、今も支持されているのには「何か訳がある」はずだし、

その訳は「使ってもらえなければ」わからないのも事実である。

 

耳かきとしては、普通に考えればとても高価ですが・・・竹海先生曰く

 

「これは、ほんまええもんじゃ」

 

阿波の名工 藤澤英文(竹海)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

店主・イシイ

 

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