哲学日記

劣化再生産され続ける「黄金の七人」のコンセプト

 

  大昔の大ヒット映画「黄金の七人」(1965年)

中学生の時、地元の映画館で観てファンになった。
邦画にはない、洗練されたおしゃれな感じに衝撃と感銘を受けたのを覚えてる。
続・黄金の七人 レインボー作戦」(1966年)もヒットした。これも楽しい映画だった。

Wikipediaによれば、シリーズ第3作目『新・黄金の七人 7×7』(1968年)も作られたが、これは知らない。

黄金の七人 レインボー作戦 | 完全映画 日本語字幕


www.youtube.com

 

7 uomini d'oro | Drammatico | HD | Film completo in italiano


www.youtube.com

 

今改めて観てみたら、正味があまりに幼稚すぎる。こんなもんを、上っ面のスマートさに幻惑されて、シックだクールだと感服してた過去の自分にあきれたわ。

狡さを誇るぬすっとの話なんて、コメディとしても、気持ちよく笑えんし。

だがしかしだ、

「黄金の七人」のコンセプトは、世界中で今に至るまで繰り返し模倣され、くだらない変奏などを加えて、劣化再生産されてるし、それはきっと、これから先も続くんだよ。

猿真似の劣化作品でも、あいかわらずそこそこの客数が安定して入る実績を期待できるのは、人間の不変の欲を巧みに刺激してるからだ。侮れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs)  

 テリー・スタッフォード。

「サスピション」

パンチ力ではオリジナルのエルヴィスだけど、全体のバランスの良さではテリー・スタッフォードのカヴァーが上だとおもう。

 TERRY STAFFORD - SUSPICION HD


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こう書いたので、ElvisのSuspicionも載せときます。 

Suspicion 


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何度か聴いてるうちに当初感じたバランスの悪さに慣れてきて……

そうなるとパンチ力で勝るElvis版が良くなってくる。

この差は微妙だ。 

 

(過去記事編集再録)

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