哲学日記

訳し方で、同じ文の印象がずいぶん変わる

 今もたまに聖書を見る。

思うべきことをこえて思いあがらぬように。
神が分かたれた信仰の量に従って節度ある思いをするように。

(ローマ書12・3より 世界の名著「聖書」前田護郎訳)

※新約聖書を、便利な脚注付きの電子ブック版で読むことができます。

前田護郎個人訳新約聖書 

 

このことばを読むと、あるインスピレーションを感じる。
本にマーカーで赤い印が付けてある。
おれは、最初読んだときに感銘を受けると、その箇所に印を付ける癖がある。
ところが、同じ箇所をふだん読んでいる日本聖書協会の新共同訳聖書で調べてみると、


自分を過大に評価してはなりません。
むしろ、神が各自に分け与えてくださった信仰の度合いに応じて慎み深く評価すべきです。

(ローマの信徒への手紙 新共同訳)

と、なっている。
こちらには、印が付いていない。
少なくとも一度は読んでいるはずだから、特になにも感じなかったということだ。

どちらの訳が良いとかいう話ではない。
同じ文章が、訳し方ひとつでずいぶん受ける印象が変ってしまうものだと思ったのだ。

原文で読める人を羨望してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs) 

岩崎良美。
おしゃれにKiss Me」←クリックしてYouTubeで見てください。
 
車で移動するとき、こういう軽快なテンポの曲ばかり入っている岩崎良美コレクションを聴きながらだと、長距離でも楽に目的地まで行けたのをおもいだした。


岩崎良美 オシャレに Kiss Me

 

 もう1曲。”I THINK SO”

 


I THINK SO (アイ・シンク・ソー) - 岩崎良美 (Yoshimi Iwasaki) - 1980年 (4th シングル)

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