哲学日記

『三文役者』殿山泰司 渇愛

 

ウィキペディア『三文役者』から引用させて頂きます。

『三文役者』(さんもんやくしゃ)は、2000年12月2日に日本で公開された映画。生涯に300本もの作品に出演し、脇役俳優として知られる殿山泰司の生涯を描いた。殿山と長年の交友関係があった新藤兼人が、自身の著した評伝『三文役者の死』を原作として脚本・監督を手がけた。語りは新藤の妻であり、また殿山と多くの作品で共演した乙羽信子。

竹中直人・荻野目慶子『三文役者』予告編


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竹中直人のセリフ回しは異様にクセが強いが、これは映像で知る殿山泰司がこういう喋り方だった。

しかしほんとに普段もこのまんまだったんかな。

Sanmon Yakusha | Japanese Full Movie | Drama Romancе


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自他を苦しめる渇愛の人生は、限りない喜悦と欲望を伴い、その苦しみ自体にヒリヒリするような幸せを感じる

渇愛の人は、地獄に生まれても「地獄に生まれて良かったあ!」と歓喜する。

 

こんな人間、誰が救える?

ブッダだってキリストだってお手上げさ。

 

もし

無明=単なる無知

なら、事実を教えられたら是正もできる。

しかし

無明=渇愛(強く強く望むという心の働き)

なんだ。意識以前善悪以前のことで、事実を聞いて知ったくらいで、ほとんど誰もどうにもできん。

(ショーペンハウアーは適切にも、これを

ひたすらに生きんとする盲目の意志

と名付けた)

 

この映画を仏教的に見れば、四聖諦の第二番目「集(渇愛)」が様々に描かれてるとおもう。

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)

〖和訳〗Sunny - Bobby Hebb


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