【落合陽一】16万部超の話題作『生物はなぜ死ぬのか』の著者・小林武彦と語る、私たちが「死ななければならない」理由と人が「生きる」本当の意味とは? - YouTube
変化しては良いのが残り、その環境で生きやすい奴が残りをずーっと繰り返してる。もう変化と選択だけなんですよ。このプログラムが最初にONになったばっかりに今までずーっと続いているということなんですね。…生き残れたのは多様性のおかげだから、多様性は偉いというんだけど、さきほどの進化のプログラムからいったら、もともとそういうデザインなんですよね。…
生まれたからには必ず死ぬんです。…
死ぬものだけが進化していま生きてるんですよ。…
わざと殺してる遺伝子がいるんですよ。…
生命は積極的に死んでる。
[感想]
「ひたすら生きんとする盲目の意思」はいかにふるまうかって話として聴いた。
個体としての自分がどんどん死んでくことで、そのつどの新たな環境に適応変化しつづけ生き残るプログラムがもともとあったという話。
この世界は、なぜ生きるのか知らないで、ただひたすら生き続けたいだけの無明と渇愛が回し続ける輪廻の運動だ。
先生は慰めを提案してるが、このエンドレスの回転の内側では、残念ながら、いかなる救いもないとおもう。