日本で無痛分ペンをされる方は少数だと思いますが、
アメリカでは、自然分ペンの方が少数です。
私はチキンなので、絶対無痛と決めていました。
でも、入院直後に知らされた麻酔医の事故。
幸いだったのが、それが病院の前で起きたと言う事だったので、
命に別状とかはなかったようなのですが、
無痛分ペンを計画していた妊婦たち……
その日の出産は散々だったと思います……が!……
な・ん・と
もう一人の麻酔医が、大きい手術が入っていたにもかかわらず、
手術前に産婦人科にサッとやって来て、
それまでにチェックインした妊婦に麻酔を施してくれました。
普通だと、子宮口が6-7cmくらいにならないと、
やらないそうです。
お産が止まったり、遅くなったりする場合があるからなのだそう。
でも、不幸中の幸いか、3cmの時に麻酔を打ってもらいました。
私の後にチェックインした人は皆、この日は自然分ペンでした。
その時の私の感想としては、
「お気の毒様…
よっかた~ 早く来て良かった~」
でした。
あと1分夫のシャワーが遅かったらアウトでした。
麻酔後はお産がスローになるかもと言われたのですが、
私の場合は逆でした。
普通は麻酔なしで経産婦だと、1時間に1cm開くそうですが、
初産はもっとかかると言われました。
それに、早めに打った麻酔のせで、もっと遅くなるだろうと言われ、
痛みも無くラクチンだったので、スローでもいいやと思っていたのですが、
7cmまでは、予想通り1時間に1cmという間隔で開いて行きました。
そしてそこからが大どんでん返し。
1時間後にチェックに来た看護婦の一言。
「あら、全開だわ」
そうなのです。
7cmから10cmまで1時間で一気に開ききりました。
看 「プレッシャー感じない?」
私 「いや、 全然」
看 「ホホホ、あなた、もうプッシュ出来るわよ」
そう言って、足を乗っける台が取りつけられ、
いざ力む時が来たとき、
先 「実は……
実習生が来ているんだけど、
いいかな?」
夫 「まあ、彼らもどこかでは学ばないといけないので、
どうぞ」
私 「……」
続く