’21.4月読書記録
初読(4)+再読(2):6冊
読書メーターより
4/28【これは経費で落ちません! 8 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)/青木 祐子】
第一話は森若さんのミスにビックリで複雑、第二話以降は、さすが森若さん!って感じになってやっぱり爽快感ある。
経理部メンバーみんな好き、美華さんの好感度ますますあがってる。第四話で入部の岸くんもいい感じ。
営業部に入った亜希さんも好み。 鎌本は相変わらず嫌な奴(笑)あんな鎌本を嫌いになれないという太陽は人柄がいいのかもしれないけど私は正直イラっとするし、今回登場の元カノ六花さんとのエピも太陽は鈍感過ぎると思ってしまう。
真夕ちゃんエピローグ、前作からさらに鈴木さんのこと気になるー。
4/24【雲を紡ぐ/伊吹 有喜】
ホームスパンが大変な作業でつくられていること、素晴らしい毛織物だとわかり興味深い。
植物染料と化学染料のことも印象的、自然のものの方がいいのかと美緒と同じく素人考えで私も思ったけど、祖父が化学染料を使う理由になるほど。
人が生真面目過ぎたり強くあろうとし過ぎるのもうまくいかない場合がありそう。母親と祖母の言い分もわからなくはないけど、彼女たちのような考え方の教師には正直指導されたくない。二人とも聡明で言い合いの後は穏やかで良かった。
自分が好きなこと、やりたいことがわかって美緒は強くなれたと思う。
4/14【四十九日のレシピ/伊吹有喜】
熱田良平の再婚相手で百合子の継母である乙美さんが71歳で亡くなって二週間後から四十九日までの話。 乙美さんが残したレシピのカード集とリボンハウスの女の子たちにあげていた“あしあと帳”が素敵。
四十九日の大宴会当日乙美さんの年表が埋まっていくシーンが感動的。彼女は辛いことも多かったはずだけど、人柄の良さで素晴らしい人生だったと思う。
百合子と夫浩之に関することは、亜由美を嫌な人過ぎる設定にしてる感じで子供も可哀そう。浩之ってよくわからない、母はいい人っぽいけど姉と妹は嫌な感じだし...。
4/11【ラプラスの魔女 (角川文庫)/東野 圭吾】
(再読)前日憚である「魔力の胎動」の文庫化きっかけで読み返し。
東野作品らしさの満足度高いけど、辛さ切なさが強い。
羽原先生の言葉「残虐な凶悪犯というのは、大なり小なり、その種の欠陥を脳にかかえている」になるほどと思う。
ラストでの本筋とは関係ないシーンで強盗に対する円華の活躍のようなことはワクワクだけど、未来を予知する能力は浮「と思う。「知らないほうがきっと幸せだよ」が切ない。
4/7【魔力の胎動 (角川文庫)/東野 圭吾】
(再読)文庫化(R3.3/25初版発行)購入で読み返し。
「ラプラスの魔女」の前日憚。
第一と第二章はスメ[ツ選手のために円華が力を見せる、良い結果は彼女の力だけではないのが印象的。
第四章ではこの章までの語り手的役柄のナユタが前作ラプラスと繋がる。円華が話したある人の願い、謙人が甘粕監督映画主人公の子役を心配していたことにジーンとした。
第五章青江教授登場。ラプラス前に温泉村でおきた事故は被害者が気の毒で辛い。フードの若者(謙人)のシーンもありラプラスへの繋がりに切なさ感じる。 (初読時の感想再記)
4/2【犬がいた季節/伊吹有喜】
高校で飼われていた白い犬。昭和63年度卒業生から平成11年度卒業生までの「コーシローの世話をする会」生徒たちの青春にジーンとして、コーシロー語り部分もウルウル。時代背景の出来事や当時のヒット曲等効果的、何度も涙拭きながら読んだ。
校長先生と五十嵐先生、生徒たちの家族(嫌な人も少しいるけど)大人たちも素敵。
最終話令和元(2019)年、コーシロー会メンバーのその後がどの年代も感動的。八校に寄贈された絵「犬がいた季節」見たい。
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*Twitter投稿分残しておく。*
4/26西日本新聞朝刊コラム春秋に剛くんの名前が出ていたから保存。
”放映中の大河ドラマで #草なぎ剛 さんの好演もあり、慶喜への関心が高まっているそうだ。”
#金井勇太 さんのツイートで興味深いお話知ることできて嬉しい。
「銭の戦争」での金井さん出演回爽快で好きだったし #青天を衝け で慶喜さまに言い放った「澄ましくさった顔」がツボであの言葉だけは三条殿に同感。(笑)
ホームレスからお互いに出世したね、ってつよポン巧いこと言った。
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<義母介護メモ>
病院:4/7(Y)、4/14(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:4/12
堤さん:4/4