六日のあやめ

「嘘の戦争」第8話感想

「嘘の戦争」第8話
新聞ラテ欄:暗殺者に復讐・・衝撃の真実が

百田役マギーさんのドラマ宣伝ツイートを毎回嬉しく拝見していて、8話は特に期待いっぱいだった。

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今夜『嘘の戦争』第8話。観てる間ずっと腹筋カッチカチの緊迫回。草なぎさんの演技にゾックゾクの超神回。手に汗、目に涙、観終わったらしばらく放心確実の回!空前絶後のぉー超絶怒涛の回!お楽しみに!
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まさにマギーさんのツイート通り、山場から山場への縦走かよ!っていう超絶怒涛の第8話。

前回の続きからの冒頭緊迫シーン、六車にはゴミ箱の罠も車の発信機もきかなかったけど顔写真が撮れて、そのためにカメラをわかりやすくしてたわけね、浩一さすがだ。

二科家全員が30年前の事件と浩一の復讐心を知ることになったシーン、隆との話し合いの場に晃も呼び寄せていたことと楓も一緒に来ている、ってことが事前にわかっていながらも、衝撃が大きい見せ方が素晴らしかった。「さすがに今聞いたことは一生忘れないよな、晃さん」というセリフと共にドアを開け、その後楓の姿も見せるインパクト。
浩一は楓もいたことは予定外だったはずだけど動揺することもなく全てをぶちまける。
むしろ浩一は楓を騙しているときのほうが苦しかったのかも?
この場に楓がいたことでより盛り上がる(っていうのは変かもだけど^^;)シーンになってて圧巻!

「たったの9歳でとんでもない嘘をついた人間だからね、俺。向いてんだよ人だまして稼ぐのが」
この言葉は凄く切ない。
五十嵐が「嘘があの子自身を救った」って言ってたけど、その嘘から浩一の地獄がはじまったともいえる。
家族を奪われるという大きな辛さに加えて、自分が自由になるためには父親が犯人だと言うしかなかった浩一。
復讐の鬼になるのも無理からぬことだと思う。

六車は根っからの悪人設定だから、ハルカ救出成功と六車の足を負傷させることができてワクワクシーンではあったけど、三瓶先生のことが明らかになって浩一の辛さが増すことになってしまった。
六車が言ったように生き残るための本能は確かにあるとは思う。
正義を貫こうとした浩一の父親は結果的に家族の不幸を招き、友人から証拠を託されても黙り続けたことで三瓶先生は自分と家族を守ることができた。
でも正義が悪に負けるなんて間違ってる。
三瓶先生の気持ちも理解できるけど、浩一の復讐心が収まらないのは当然と思う。
前半で施設の子供の誕生日シーンがあったことで、最後のシーンがより切ない。

浩一の望むことは二科会長の懺悔と絶望。
事実を知った子供たちは、絶望はともかく父親に罪を認めさせるべきだし、父親は子供たちのためにも懺悔するべき。
会社が潰れたら二科家だけでなく従業員にも影響あるから隆が会社を守りたい気持ちもわかるけど、それは正義ではない。
浩一に対抗しないとドラマにならないから仕方ないけど^^;、隆は本当に正しいことをしっかり考えて欲しい。

楓が五十嵐から事件の詳細を聞いて浩一の9歳のときの嘘の無念さをきちんと理解して良かったし、浩一とハルカの相棒としての信頼関係を見ることできて嬉しかった。
恋愛対象の三角関係とか抜きで、楓とハルカには浩一を支えて欲しいと切に思う。

詐欺や復讐は決して正しいことではないし辛い展開になってるけど、浩一のダークヒーローぶりがカッコ良くて、ドラマの内容考えて見るより浩一の冷徹さにゾクゾクすることが嬉しく感じてしまう。(^^;
今回特にお気に入りは病院での二科家族シーンで楓が立ち去ったあとの浩一登場、足組んで座ってるシルエットや「甘いんだよ隆さん。全然足りない。」って口調や表情、なんてカッコいいんだあぁ、うっとり(^^;
あと2回、早く見たいけどドラマが終わるのは悲しいし複雑。

8話放送日当日とくダネ!で剛くんの番宣見ることできて嬉しかった、録画予約してて良かったー。
浩一とは別人のつよぽん、口と手で違うじゃんけんスムーズにできてることが正直意外と思ってしまった。(^^;

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