六日のあやめ

読書記録('21.2月)

’21.2月読書記録
初読(4)+再読(1):5冊
読書メーターより

2/28【緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020/さだ まさし】
さだまさしさんのファンだからほぼ知ってる内容だけど改めて感銘を受ける。
さまざまな支援活動にご尽力されてる方々に頭が下がる。
さださんが財団を作ろうと思ったきっかけでもあり、「国境なき医師団」の加藤医師とのお話にも出ていること、『私の寄付したお金がこういうふうに使われている』と伝えてもらえるのが嬉しい。「風に立つライオン基金」の活動を多くの人に知って欲しいと思う。
感染症が去った頃「完結編」を出すつもり、とのこと、その日を心待ちにしている。

2/20【たかが殺人じゃないか (昭和24年の推理小説)/辻 真先】
昭和24年の推理小説、この時代背景であるからこそのタイトルだとわかり、その言葉の浮ウを強く感じた。
ラストの仕鰍ッが辻作品らしいなぁ、読者や作者が犯人だった初期の作品が思い浮かぶ。

2/9【ブロードキャスト (角川文庫)/湊 かなえ】
(再読)文庫化(R3.1/25発行)購入で読み返し。短編「ラジオドラマ」は初読み。
爽やかな青春小説でとても好き。
放送部の活動が興味深く、部員たちの個性が楽しい。好感持てない人もいるけど、「ケンガイ」制作に全学年で挑むシーンにワクワク。
圭祐の心の動きが具体的に感じられて、その成長とラストの決断に納得。
文庫化追加の短編で正也の中学生時代を知ることができて嬉しい。

2/6【風神の手 (朝日文庫)/道尾 秀介】
第二章まで読んだ時点では、章立てだから長編のはずだけど遺影専門の写真館にまつわる物語の連作短編(中編?)集みたいなだなぁ、と思っていたのが、第三章で色々つながって納得。
エピローグで登場人物が集まる着地が心地良い。
タイトルは偶然を表しているように感じて「風が吹くと桶屋が儲かる」という言葉が思い浮かんだ。
智絵さんは、まめ目線でトモエさんのときは何かトラブルおこす人かも?と思ったけど読み進むと好みのキャラだった。彼女の犬の名前「ソロモンの犬」と同じ、こちらのオービーは長生きできて良かった。

2/2【二百十番館にようこそ/加納 朋子】
210番計画、二と十でニート、なるほど。
ネトゲを通じての仲間作りの面白さ、子島のお年寄りたちとの関わりでの刹那たちの成長や【BJ】さんのトラウマ克服に納得。
簡易郵便局の研修のところまで読んだ時点では、ヒロくんの恋エピは何だか不自然で中途半端に感じていたけど、タピオカさんの正体がわかり、そうだったのかー、と泣けた。
さらにラクダさんでまた泣く。
楽しいのは楽だ、だけど楽なのが必ず楽しいかというとそうでもない、という言葉が印象深い。

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<義母介護メモ>
病院:2/10(Y)、2/8(K)、2/8(H爪)
*4週1飲:ボノテオ錠
緊急事態宣言でケアマネさん来訪なし。
堤さん:2/7

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