名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

甲子園が始まった

2018-08-06 19:45:51 | 日記(学校)
なんかもう、宗教ですね。

自分にとっては、理解しがたく、あまり近寄りたくないと感じるレベルにまで到達しました。

これだけ猛暑に対して注意が喚起され

尋常でない人数が熱中症またはその疑いで緊急搬送され

小学生が亡くなるという事例まで出ている。

それなのに、なぜスポーツをこんな状況下でやるのか?


理解できない。

仕事でやむを得ず日中野外で活動せざるを得なかったり

仕事ではないが、豪雨の片付け作業をしなければならないというのであれば、仕方ないと思うが……

学校の部活動は、明らかに「やらねばならぬ、仕方の無いこと」では無いと思うのだが。



だから大会を廃止しよう、というのは難しいのは分かっている。

しかしながら

ナイターではいけないのか。

会場を複数用意してはいけないのか。

そもそも夏以外の時期ではいけないのか。


疑念はつきない。

そしてなぜ国は「やめろ」と言わないのだろうか。

小学生は死んだが、高校生はまだ死んでないからだろうか。



私のような疑念を抱かない人は、きっと

甲子園という聖地で、夏の暑さに耐えながら、一生懸命汗をかく姿に感動がある、と考えているのであろう。

健康安全を二の次にした、信仰にしか思えない。


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