所用あって三宮に出た。
用事をすませて東急ハンズのマジックコーナーへ寄った。
新しいマジックが幾つか入荷されていたので商品のパッケージをみながらタネを考えていた。
見ていると若い女性が2人、なにかのイベントで使うらしくいろいろ物色していた。
その時背後から、よければ実演しましょうか
その声に私も振り向くといかにもマジシャンという井手達の男の人が立っていた。
よく見ると小さなテーブルがあり実演中の表示が有った。
私も一緒に見に行った。
まずやったのがピカチュウのマジック。
一つが二つになり ・ ・ ・ ・ 最後は大きなピカチュウに変わる。
女の子は驚いていたが、私は何をしたか良く分かる。
マジシャンも嫌だろうね、一番見られたくない所を目で追いかけられては。
パームのテクニックは流石ですが、それ以上に全体の流れ、もって行き方が上手い。
次に見せてくれたのが100円硬貨の出現と移動マジック。
これは金属のキャップを100円玉5枚にかぶせると消え。
もう一つのキャップに飛び移るというマジックです。
表現方法を変えればいろんな見せ方ができます。
私が一番感心したのが、100円を5枚女性の手のひらに乗せてその上にキャップをかぶせて握らせたことです。
相手に証拠隠滅をさせてしまった。
なるほどこれは使えますね。
でもこのマジック、女性にプレゼントしてしまったので今はありません。
また買っておかないといけませんね。
最後に見せたのが幽霊のいる箱でした。
箱が勝手に動き、しかも立ち上がる。
が、私は別の意味で驚いた。
何故ならこのマジックを本で読んでマッチ箱で作ろうと思っていたからです。
あぁ ・ ・ ・ こうゃって製品化されていたんだと、
マジックの実演見ながら早く作ってみたくなった。
なかなか出来ないのは私の気に入ったマッチ箱が見つからないからだ。
いま本当にマッチ箱みかけなくなりましたね。
あとカラーのハンカチの色が変わったりするマジックもやっていました。
プロはプロだけのことはありますが、
やはり目の前にテーブルが有るのはやりやすい。
私はストリートマジシャン目指しているので体のどこかに隠さなければいけないので難しいです。
上のマジックのヒント書いておきます
スポンジのピカチュウは小指と薬指でフィンガーパームしてすり替えていました。
相手の手の上の小さなピカチュウつまんで、
一つですねて持ち上げもう一度相手の手の上に置く。
このときパームしていた大きなピカチュウを一緒に握らせていました。
金属のキャップは非常に精巧に二重に作られていて、
これが外れると外側だけが100円玉になっていて一番上には本物が一枚だけ乗っています。
文章ではなかなか分かり辛いですが、
現物を見るとその精巧な工作物(ギミック)に驚きます。
これは見えない糸(インジブルスレッド)を使っています。
マジシャンが幽霊の箱で演じている時、
本で読んだ不思議な箱と同じ動きをしたので笑いそうになりました。
これは糸のかけ方に秘密があります。
またお会いしましょう、ビックリおじさんでした