風に吹かれてよろず屋ジョニー

猫とつくれ没とささやかな園芸etc.

Side567

2015-05-29 00:06:21 | ss
風が砂を巻き上げる。周りは一寸先とも見渡せない。
「黄丹!いるか!」
叫んだ声に反応したのは切り掛かってくる敵だった。
間一髪避けたがまた物凄い勢いで切り掛かってくる。
(皇来の者か…!)
見えぬ粉塵に上じて敵は猛攻を続けていたが曽於は全て防ぎきっていた。

「女はここにいるのか?」
突然敵が問い掛けてきた。
曽於は不意を突かれたが即座に体勢を立て直す。
「なんの事だ」
「摩羅は何でも受け入れる優しい世界だからその女も匿っているんだろう?」
皮肉った声と共に短剣と槍が弾け飛ぶ。
「何でも受け入れなどしていたらこうして戦ってなどいない!」
曽於の強いひと振りが相手を突き倒した。

「あー負けた降参だ」呆気ない降伏に曽於は呆れ返れる。
「敵とはいえその態度、戦士として誇りはないのか」
「戦士?はは、冗談、ただの流れ者だ。俺の全財産もってった女を探している。」
「お前ほどの手慣れがどうして」

「鈍い男だな、色目だ、ここまで言わすな」
風は徐々におさまりつつあった。男は砂を払いながら続けた。
「摩羅にいない証拠はないし皇来にもほとほと愛想が尽きはじめてきた頃だ、あっさり寝返ろうかな。」

「お前の様な奴は信用に足らん」

「固いおっさんだな、スパイとして情報も流せるだろうに」

「国を簡単に裏切る様な奴…」

遠くから曽於を呼ぶ声が彼の言葉を遮った。「隊長ー!無事ですか!」
「黄丹!私が簡単にやられるとでも言うのか」
黄丹と呼ばれた中肉中背の男は砂靄から姿を現した。
「とんでもない!ですが敵勢が迫っています、退却を!」
黄丹が辺りを見渡すともう一人の男が目に入った。「こいつは皇来の兵士!」
「まて戦意は喪失している。ましてやここで寝返るとほざくろくでなしだ、捨て置け」
「捕虜…にもなりますまいな。ですが隊長と互角とはいかずともかなりの剣の使い手の様ですが…」
「文無しなんだ、飯さえ食わしてくれれば働く、どこだってそうしてきた」

「何故皇来に愛想が尽きた?」
「あっちの方が優勢だし侵略は気が進まなくなってきた」
「戦争をゲームの様に…」
「私は気に入りました、隊長には柔軟さが足りません!」
「構わん、勝手にしろ!お前名前は?」

「常磐だ」
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かくれんぼ<みつかる>

2015-04-30 21:28:18 | ss
どういう事だろう


ドリスが乗った船が沈没したらしい。
海洋の真ん中で救助が間に合わず生存者なし…

僕が密かに嫌って呪っていたから?
でも本当にそうなるなんて思ってもいなかった。
あんなに良くしてくれもらったのに後悔と罪悪感でいっぱいだ。

僕はまた抜け殻になった。
日々を淡々と過ごしていたそんなある日、
僕に里親の話が舞い込んだ。ユピテルの人達だという。

何度か会いに来て話をした。40代ぐらいの落ち着いた夫婦だった。
「こんにちは」

「僕は大切なものをなくしました」

突然本音を言ってしまった。それは思いもしなかったことだ。

「私たちも大切なものを失ったのよ」

そう夫婦の女性は言った。場に不思議な同調と共感の雰囲気に包まれた。ただの慰めあい、傷のなめあいなのかも知れない。でも僕はそれが嫌じゃないんだ。

僕はその夫婦に引き取られることになった。こうしてサトゥルヌスで過ごした短い期間は終わりユピテルへ行くことになる。

でも僕はここで過ごした日々を一生忘れないと思う。
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<探求>

2015-04-21 13:13:22 | ss
自分が求めていたのはこれかもしれない。

感情をむき出しに出来るところ。


別に居場所がなかったわけじゃないけど常に違和感を感じていた。
自分の思い通りに出来ないもどかしさ、今だって何でも出来るわけじゃないけど自由だ。
でも僕は何もない人の苦しみはこれっぽっちも理解できていないのかもしれない。

でもここで相手の事を完全には理解出来ない事を知った。
相手の事を深く理解する必要はないらしい。それだけで疲れない。

相手を理解するのは体感的なしばいたりだとかつかみ合いだとかのケンカに
収拾のつかないときの箒や水の天誅とかいった具合だ。

僕はこんな事は経験したことがなかった。気分は悪い、悪いけど楽しい。
戦慄と言うような自然の中に奮い立つ狼のような気分だ。


理性は利性で教えてくれる。
家畜のようだがユピテルのような外に出られない家畜とは違う。
こんなに直感的に考えられたのはここにきてからだ。



いつも精一杯生きているからぐっすり寝られる。
安心出来る場所じゃないけど。夜中にさ迷う事はない。


トールの心の穴は日々のケンカによる傷で埋まっていく。

これ癌じゃないかって、でも僕はこれをどこかで知っていた気がするんだ。
見聞きはしていたかも知れないけどもっと前から知っていたような、、


命の進化、命の記憶。


知らないのに知っていたような懐かしい匂い。



そんな充実した日々の中ドリスはユピテルに旅立って行った。
里親の元へ行けば二度と会えない事になるが何故かそんな気がしなかった。
縁起でもないって?帰ってくるとかじゃなくて、、、。


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かくれんぼ<ここだよ>

2015-04-19 22:42:41 | ss
「石投げしないのか」
ドリスはしゃがんだトールを尻目に水切りを続けていた。



とてもそんな気分じゃないと首を振る。

僕は…

「ぼ…くは…す…てられ…た…」

唐突に涙が溢れて認めたくない事を絞り出していた。

「僕は親に奉公に出されたけど奉公先で虐待にあって孤児院に引き取られたんだよ」

僕の話しは聞いてくれないの…

「聞いてるさ、僕は出来た人間じゃないから受け止めることは出来ない。同じ様なこと言って紛らわすしかない。気持ちの問題は結局は自分でなんとかするしかないんだ。だから石を投げてるんだよ。」

石は激しく跳ね軌跡を描きいずれは水中に埋もれてしまう。

「傷はなかったことにはならないけどいずれ痛みは鈍る。時々疼くけどね」

優しい言葉をかけて欲しいだろうけど君は一人だ。だから自分でどうするか決めなきゃならないんだよ。

「とは言ってもまだ僕たちは子供だからほとんどの事は大人が決めるけどね。肝心な事はやっぱ自分で決めなきゃダメなんだよ。」

これはマグノリアの役目なんだけどお前ユピテル人だって言ったろ。
実はユピテルから子供を捨てに来る親は少なくないんだ。何故かは知らないけど。
だから自分だけ不幸だなんて思っちゃダメだよ。

「御託は聞き飽きたよ!」

トールは突然立ち上がり石を投げた。物凄い勢いで近くの川辺に波紋を広げた。

「はは、その意気だよ」

トールとドリスは日暮まで石投げした。
トールはふて腐れた顔でドリスの袖をつかんでドリスに連れられて帰った。


それからと言うものトールは食事は万生で軽蔑の言葉には口は悪く言い返す様になり、時にはつかみ合い取っ組み合いのケンカになり、年長子供に並んで箒でしばかれた。周りの子供からは恐れられるようになった。

それを修道士達は暖かく見守った。



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<出口のないトンネル星の赤子>

2015-04-15 01:33:37 | ss
細い細い糸を手繰り寄せていた。
いつしかその糸は自分の方へ留まらなくなっていつしか辿りはじめた。

その先へ行きたかった。光に包まれた温かい場所から離れて、とても空しくて切なくとも。






いや僕は疲れていた?理想だった、完璧な自分は疲れたのか?

僕は光を辿っていたつもりだった。周りは光に溢れていた。安心安全な世界。その幻想的な霧の中に鋭く透明で冷たい筋があった。

その先に明けない夜と出口のない洞窟はあった。明けない夜は無い、とは言うけれど、それは今の僕にはなしのつぶてだ。

本当に求めていたのは出口のないトンネルだったかもしれない。泣いたり喚いたり汚い言葉を吐けるところ。出口のあるトンネルでも自分で進まなければ光は見えない。暗い道を行く。嫌いだ嫌だ屑だああなんて美しいいんだろう。土花<ごみ>から全て生まれる。透明な道は土の固まりでとても汚い。それを自分の手で掘り進む。爪にたまる黒い濁り。お母さんに怒られるなあ。でも今はそんな心配はないから。爪と指の間に痛みが走る。小さな小さな煙色の透明の石。他人にとってどんなにつまらなくとも大切な石。
透明の石は煌めく雲母の反射を集め集光し紡いでいく。放射線を浴び色とりどりに輝くという。これはやっと始まりの石なんだ。

大切な石はみんなに知られちゃいけない。僕は爪の間の小石をほじり捨てもと来た道を戻った。大きく育て僕が死んでなお。生まれ変わって逢うなら君は他人の手に輝き僕は圧した雲母でほくそ笑みたいな。



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かくれんぼ<気持ちの行方>

2015-04-14 15:15:16 | ss
それからトールの側にはドリスがいることが増えた。


ドリスは快活だった。他の孤児とも仲が良かったし、リーダー的存在ではないものの一目を置かれていた。
そんな彼を通して全くというわけではないけれどトールへの差別は減った。

だか彼らは多少孤立していた。
それは自由を意味していた。

朝の集会の後、ドリスが話し掛けてきた。

「なあ、森を抜けた向こうに川があるんだけど石投げしに行こうよ」

トールは独りでは暇だし、いいよ、とついていった。薄らぐ雲は凍てつく太陽から彼らを守るように優しかった。
そんな雲が大好きなはずだった。

森は木漏れ日を地面にばらまき、照り返す葉の光は蛍石の様だった。
脆い硝子の破片のようにザリザリと

トールの心臓にズキズキと暗雲は立ち込める。
嫌いだ、ドリスも森も雲も! 大嫌いだ!!


トールの心は土砂降りで歩く足は鈍り始めた。

「僕は森が嫌いなんだ」

「僕も森は嫌いだよ、生まれだ時から山林にいてさ、鬱陶しいし息は詰まるし。でもお陰で森は庭みたいなものだけど。」

「僕にはそんな風には思えないよ」
トールの足は止まった。
ドリスは足音がしないのに気付いて振り向くと困ったように笑うトールがいた。

ああ…これが…
ドリスは悟ったように遠い所を見た。これが僕の往くところなんだと。

ドリスはトールの手を取ると駆け出した。




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かくれんぼ<鬼になる>

2015-03-16 01:52:08 | ss
「ねえ君ユピテルで生まれたんだってね」

話し掛けてきたのは1才上のドリスという少年だ。亜麻色のくせ毛に澄んだ黒色の瞳をしている。






「どんな所なの」

トールは急に辛くなった。家族のことを思い出すと腹が燃えるような痛さにみまわれた。涙目になりながらも久々に子供から話し掛けられた嬉しさにしぼりだすように答えた。

「みんなが互いのことを思いやる素晴らしい国だよ」

トールは少なからずユピテル人の誇りを持っていた。それが偽善なのかも知れないことを思い知らされ感情は複雑にバラバラになっていた。

「僕さ、ユピテルに行く事になったんだ」

ドリスは自慢げに言った。



…羨ましい。



「引取人はサトゥルヌスで展開している社長なんだぜ。飯にも金にも困らないし…」

続けるドリスの言葉を背景にしてトールの感情は背が燃えるように膨れ上がった。



どうしておまえが


なんでぼくじゃないんだ


ドリスなんか不幸になればいいんだ






自分のふがいなさに気づいた後にはやるせない気持ちでいっぱいだった。これはサトゥルヌス人がユピテルに抱いている感情なのだ。幼心には難しいことは理解出来ないが感情を悟ってしまった。






帰りたい。帰りたいよ。



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かくれんぼ<こたえなければ見付からない>

2015-03-14 00:22:56 | ss
トールは身の上のことは話さなかった。


そもそも子供は孤児ばかりなため無神経に聞く者は少なかった。

「トールは何才?」

「5才」

「好きな食べ物は?」
「…りんご」

「嫌いな食べ物は?」
「たまご」

「好きな色は?」

「黄色」

「嫌いな色は?」

「…緑」

「どこで生まれたの」年長の子供がしまったと言う顔をした。聞いた幼子はこれっぽっちも悪気はなかった。続けてきこうとするので年長はコラ、と幼子の頭を軽く叩いた。

「それはきいちゃだめなの」

「なんで」

「トール困ってるだろ。人を困らせるのは良くないことだ。あやまりなさい」

「ごめんねトール」

「大丈夫だよ」
トールは少し悩んでいたが言うことにした。
「ユピテルだよ」

年長者は目の色を変えた。
「お前ユピテル人かよ…ここはサトゥルヌスだ。サトゥルヌスとユピテルは仲が悪いんだぞ知らないの」

トールはぼんやりした目で「知らなかった」と言った。

「ぼくはなんにも知らないんだ」


そんな自己中心的な自暴自棄を聞いたか聞かないか彼らはトールの前から姿を消していた。

トールは頭を掻きむしり自分の部屋に帰って行った。


それからというもの、トールはひとりで過ごすことが増えた。食事の時もひそひそと「ユピテルって恵まれてるのに…」と好奇の詮索があったがみんなが別視しているのに気づいてか、何も聞こえない振りをして黙々と食べていた。
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かくれんぼ <世界の幕開け>

2015-03-11 22:29:29 | ss
程なく彼は警察に保護された。彼は身元について何も話さなかったため、児童保護施設――とはいってもほぼ孤児院――に送られることになった。


言葉では表現出来ないほどのショックだったのだ。彼はもはやしゃべることもままならず、見ず知らずの大人達が考えた最善の案に促されるままだった。
涙は涸れ果て虚ろな瞳は心を映しはしない。辛うじて食事と多少の会話はできたので孤児院に行くことになったのだ。

孤児院は町外れの協会の修道院だった。
木々が生い茂り強い風に、ごおおお、と唸りをあげていた。次第に雨は降りだし雷が鳴りはじめた。それは彼の心情を表すかのように激しく鈍く淋しく悲しげに。

大好きな森、大嫌いな森。

彼は考えることをやめていた。

人が行き交うことで草の生えない道を連れ添い人と歩く。細長いその道は分かれ道を迎えた。ここを右に曲がると教会のようだ。

彼は身柄を受け渡され修道院の僧侶と数人の孤児達に紹介された。

しかし彼は名前が言えなかった。
困った修道士は、彼をトールと呼ぶことにした。

急に冷え込んせいか一人の子供がくしゃみをした。


雷雨はいっそう激しさを増していった。
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かくれんぼ<永遠のさよなら>

2015-03-11 02:17:00 | ss
隣国は裕福で幸せな国だった。
まるでユートピアとも思える、どの国も羨む恵まれた社会が成り立っていた。

しかし残念ながらも光は影を落とす。人々の心の闇は渦をまき誰も巻き込もうとさせない。
人の幸せを心から願い、自分の渦には触れさせようとしない美しい精神を持つ人々だった。
だが、その渦は心から流れでてしまうと手に負えなくなってしまう。
渦は光さえ飲み込む。
ここにもひとつの家族がちょっとしたきっかけで偽善の違和感を漂わせていた。
不穏な雰囲気を引きつれてタイヤは音を緩め静かに車は止まった。
山の上の人気のない公園。家族は回りを気にせず遊べる所を探していたのだろう。
仲の悪い空気など感じさせない程の仲むつまじい親子だった。

子供の兄弟はかくれんぼをはじめた。夫婦は山の上からの景色を眺めていた。
兄は隠れる側で木陰に隠れていたが、不思議な風が吹き思わず山林へ入って行った。
鬱蒼と茂る木の葉をかわしていた。
気付くとそこ一面に水面花の咲き誇る水溜まりに出くわした。
彼は見たこともない世界を体感し、声もでずただただ魅入るばかりだった。
水は緩やかに流れ水中花は揺れそよ風に水面がさざ波たつ。
兄はこの先に行きたい衝動に駆られていた。
「もういいかい」
兄はこの世界に夢中になっていてまさか妖精に話し掛けられたのかとビックリした。

ふと我に帰りかくれんぼをしていた事を思い出す。
「もういいかい!」
弟の声はききせまるものがあった。
兄が隠れここにくる間ずっと探していたのだろう。
「もういい…」
言いかけたところで弟が心配になった。
弟の足ではここまで来るのは難しい。兄はもときた道を戻ろうとした。
「ゆっくりしてきなよ」そんな声がきこえた気がしたが急いで引き換えした。



「もういいよ」
そうつぶやいたのは母だった。

「お兄ちゃんどこにもいないよわああん」

「お兄ちゃんどこにもいないね、いないね」
「もういいんだよ」

「ママ?」

母は兄に絶望していた。夢物語を語る兄にうんざりしていたのだ。
何をやらせても物覚えがよく、手伝いもよくする素晴らしい兄。
自分が産んだ子なのに父にも似ておらず。ずっと胸につかえたままここまできたのだ。



「いいのか」
父が言った。

「もう決めてたことよ捜索願いは出すわ。でもあの子はきっと帰って来ないわ!」

「わかった」

「にーちゃんは?」
弟は青ざめた顔をして涙と鼻水で顔を濡らしていた。
母は弟に抱き着くと、抱え込み何も言えわずに車に駆け込んだ。


遠くからなので何となくしか聞き取れなかったが
兄は何が起こったのか呆然と立ち尽くした。
とっさに足が車の後を追っていた。涙と鼻水で呼吸困難になりながら。
とうとうおいつけないまま兄は転んだまま動けなくなった。









捨てられたんだ。







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