栗駒山
一関に住む友人から栗駒山でミネザクラが咲いている頃だとの情報を得たので行ってみることにした。
東北自動車道の若柳金成ICを下りていわかがみ平に向かう。いわかがみ平到着9:30。駐車場の脇には除雪した雪が残っている。
登山靴に履き替えて9:45登山口出発。登山道も一部は雪が残っている。
尾根道に出ると雪は完全に消えており、石畳で歩きやすい。登り始めて30分程で遠くに頂上が見えてきた。所々に雪は残っているが登山道に雪はなさそうだ。
遠くに雪をかぶった月山が見える。ミネザクラは蕾のものもあれば散ってしまったものもある。山の桜は下界で花見をする桜とは全く違い、華やかさはなく、ひっそりと咲いている感じである。
頂上直下の100m位は雪の上を歩かなければならない。滑落したらどこまで行くかわからないので慎重に一歩一歩進む。
山頂到着11:55。トレッキングMAPで登山口から頂上まで1時間30分とあるところを2時間10分かけて登ってきたことになる。たくさんの写真を撮りながら登ってきたので順当なところか。1週間前に登った泉ヶ岳よりは楽に登ることができた。
頂上からは、はるか西に鳥海山を望むことができる。
栗駒山の花
ヤマアジサイ
ショウジョウバカマ
ヤマツツジ
ミツバオウレン
ミネザクラ
世界谷地
栗駒山の麓に「世界谷地」という湿地帯があることは知っていたが、これまでは足の便がなく行くことができなかった。
今回は車を運転してきたので、行くことができる。
泉ヶ岳
ゴールデンウィークの10連休明けに仙台に戻ってきたのだが、自宅に引きこもって庭の雑草取りなどをしていたが、このままでは体がなまってしまうと思い、近くの泉ヶ岳に登ることにした。最後に泉ヶ岳に登ったのは学生時代であるから、50年ぶりの泉ヶ岳である。
麓の駐車場に車を置き、最も歩きやすいと言われる水神コースを登り始めたのが10:30。登山道は大きい石がごろごろしており、記憶していた道よりかなり歩きずらい。
登山道の途中で高山植物を見ることができるかと期待していたのだが、咲いていたのはすみれ(アカネスミレ)と山つつじだけであった。
山歩きMAPによると登山口から標高1,172mの頂上までの参考時間は1時間50分となっているが、私が頂上に到着したのは2時間半かかり、13:00であった。
頂上からは北泉ヶ岳や雪の残っている船形連峰を望むことができた。また、ハンググライダーで遊んでいる人がおり、うらやましい限り。
帰りは滑降コースを下り、途中からリフトで下山。15:40出発口に到着。予想以上に体力の衰えを感じた登山であった。