定義山西方寺
東北地方の高い山々では紅葉が見頃だという情報が聞こえてくるものの、下界ではあと半月以上は待たなければならないという時期ではあるが、仙台の西にある定義山に行ってみることにした。
駐車場に車を置いて参道を歩いていくと沢山の人が油揚げを食べている場所に出くわした。定義山と言えば油揚げである。本来ならば参拝帰りに食べるものなのだろうが、腹が空いていたので腹ごしらえをしてから参拝をすることにした。普通の油揚げなのだろうが、揚げたての分厚い油揚げに七味を振りかけ、醬油を垂らすと名物の味になり、うまい。
参道の正面には昭和初期に建てられた西方寺の山門があり、翁朝盛作の仁王像が目を引く。
西方寺の旧本堂である貞能堂も昭和初期の建物であるが、現在の六角形の本堂は平成11年に建てられたもの。
本堂前の駐車場からは、色づき始めた木立越しに五重塔が見える。この五重塔は昭和61年に建立されたもの。
大倉ダム
定義山からの帰り道は仙台市の水瓶である大倉ダムと七北田ダムを見ながら帰ることにした。大倉ダム公園はダムの真下まで行けるようになっている。
泉ボタニカルガーデン
七北田ダムの湖畔に「泉ボタニアルガーデン」の看板があったので入ってみた。春に花が咲く石楠花が秋のこの時期にも咲いていたが、そのほかの花はほとんど終わってしまい、冬を迎える準備をしているようである。
夏も終わり秋の紅葉には少し早い時期であるので園内は閑散としていたが、春になればたくさんの花が咲き乱れ、たくさんの人が訪れることと思われる。
七北田ダム湖畔の芝生広場では10月31日にハロウィンマルシェが開かれるということで、その準備がされていた。
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