京の桜2018-10 二条城、堀川
京都市内のソメイヨシノはほとんど散ってしまったが、遅咲きの桜が咲いている所を探して二条城の桜の園に行ってみることにした。二条城の桜の園には主にサトザクラと呼ばれている桜が植えられている。サトザクラは人工品種の桜の総称であるが、主にオオシマザクラを基にして平安時代から開発されており、200種類以上の種類があり、八重咲き、枝垂れ咲きのものも多い。二条城にあるのはほとんどが八重咲きである。
本丸御殿の西側の八重紅枝垂れはまだ花が散り始めた所であった。しかし、桜の花に気を取られているうちにすぐそばのモミジはすっかり若葉になっていた。
堀川
二条城の入口である東大手門は堀川通に面しているが、この通りには堀川と言う川が流れている。戦後一時は水流が消滅したが、平成になってから4.4㎞が整備され、琵琶湖疏水の分流が流れ、現在のような親水公園風の散策路になっている。この川の両側にはサトザクラがたくさん植えられているので、下流から上流に向かって歩くことにした。二条城はたくさんの観光客でごった返していたが、この散策路は静かに散歩することができる。
清明神社
堀川の遊歩道の上流側の終点は堀川今出川である。この近くに清明神社があったのでお参りした。清明神社は平安時代の陰陽師安倍晴明を祀った神社である。
この神社には有名人が多数お参りをして絵馬を残しているが、最近ではフィギアスケートの羽生結弦選手がお参りしたらしく、絵馬が残されていた。
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