京の桜2018-11 京都府立植物園
まだ遅咲きの桜が咲いているとの情報を得て、京都府立植物園に出かけてみた。地下鉄北山駅を降りて地上に出ると植物園の北山口である。入口から中に入るとすぐ右側に「桜品種見本園」がある。たくさんの種類の桜の木が植えられており、それぞれの木には名札がぶら下がっている。たくさんの種類があってすべての名前は覚えられないが、薄緑色の花弁の八重桜が「鬱金(うこん)」であり、ピンクの花弁で多く見かける八重桜が「関山(かんざん、せきやま)」という名前であることは覚えた。
園内の桜は終わりかけているが、そのほかの春の花が色とりどりに咲いている。球根ガーデンではチューリップの花がきれいだ。
つばき園のつばきの木の下にはたくさんの花が落ちており、つばきの季節はそろそろ終わりである。
園内の桜の木の周辺ではたくさんの新婚カップルが記念写真を撮っていた。
くすのき並木のくすのきは新芽の色が鮮やかだ。沈床花壇(ちんしょうかだん=sunken garden)は純フランス式庭園としてつくられた。バラ園の花は咲いていなかった。
北山門から入場したので正門から出ることになったが、正門前の花壇にはポピーやチューリップがきれいに咲いている。
半木(なからぎ)の道
府立植物園正門の脇はすぐに賀茂川の堤防になっている。堤防上の道には紅枝垂れの木が植えられており、なからぎの道と言われ、桜が満開の頃は多くの花見客でにぎわうということであるが、行った時は散り始めており、花見客はまばらであった。満開の頃の賀茂川沿いの枝垂桜並木はさぞ風情があるだろうと想像できる。
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