おきなわさんのKIMONOしらず

着物って一年たつと自分の中の常識が違ったりする(笑)
そんなわたしの着物に関する成長記録
最近は紅型や琉装も興味アリ

【石田節子の 着まわしと着付けの鉄則】

2014年04月09日 | きものの本
2013(平成25)年6月15日発行







アンティーク着物好きなら
名前は聞いたことがあるはず
『衣裳らくや』
そのらくやを手掛ける石田節子さんが
伝授する着まわし本です

アンティークの想像から
華やかなコーディネートが多いのかと
思って開いたのですが
グッとシックでシンプルな
コーディネートがたくさん
アンティークではなく
今風のさりげない着こなしという
感じです

私も華やかな着物や帯は好きですが
予算の都合上そうそう手に入れることができない
(華やかなものは合わせるものも限られますし)
そのため色無地などシンプルなものに
片寄っています
わたしのようなタイプの人向けの
本なのかもしれません




跳び柄小紋と綴れの名古屋帯

単衣
塩沢お召しに博多織の袋名古屋帯

薄物
雪輪模様の小千谷縮に羅の袋名古屋帯

この3セットを基本として
他のアイテムとの組み合わせで
12カ月の着まわし術を紹介しています




よく結婚式にも使える名古屋帯とは
どんなもの?
とか

小紋を略礼装として装う時の
格上げしてくれる帯とはどんなもの?
とか

分からない方は
この本の帯を参考にすると
いいかもしれません



【着る、琉球 手仕事の心に魅せられて】磯井俊男・清子

2014年04月08日 | きものの本
2011年11月25日発行






磯井ご夫妻所蔵の
琉球モノと呼ばれる

紅型 芭蕉布 首里織 久米島紬 読谷山花織
ミンサー 宮古上布 与那国花織 絣などが紹介されています

人間国宝の組み合わせなど
とても贅沢な世界がひろがります




どれも素敵でしたが
おきなわさんの好みは変わらず
琉球藍で染めた喜如嘉の芭蕉布に
竹がすっと映える紅型の帯
この組み合わせが一番好きです

【礼装きもののルール】 清水とき

2014年03月13日 | きものの本
発行日2000年4月30日


清水学園理事長である清水ときさんが
現代の感覚も反映しつつ
温故知新
昔のしきたりも取り入れた礼装ルールを紹介している本です

この本の中では絵羽紬の存在が取り上げられています
個人的に紬はもう少し着る用途が広くてもいいと思っていた中でみつけた本だったので
すこし嬉しい気分に(笑)