野沢温泉の民宿・喜楽荘の日記

湯の郷の素朴な「農家民宿」喜楽荘です。自家製どぶろくやいろりで焼いた岩魚の炭火焼、郷土料理のおいしい宿の日常。

道祖神神社例祭執行される

2021-11-17 18:41:28 | 行事

朧月夜の館 紅葉も終盤です。

朧月夜の館へのアプローチ右側に、15年前建立された道祖神神社があります。工事の前の年、もの凄い豪雪で、流石の野沢のリーダーシップの面々も、雪の苦労が身に染みて、ご覧の石造りの道祖神神社になりました。十数名の有志が、建設費や石材を奉納して、道祖神文化の拠点づくりに、情熱を傾けたのでありました。祠の奥に鎮座されるのは、男女の双体道祖神で、上ねの道祖神会場さかきや旅館より、惣代が借用しているものです。

平成6年5月、国の重要無形民俗文化財に指定され、日本三大火祭り、天下の奇祭などと言われ、長野パラリンピック開会式のモチーフとしての採用を始め、採火式(火打石の道祖神方式)・聖火台(Mウエーブに造った社殿)等、大きな関わりを持ち、世界に発信されました。

毎年、1月15日の夜、多くの外国人観客の来場に、様変わりの様はありますが、村の人たちは、昔と変わる事無く、土着の祭りを子供も大人もお年寄りも、何らかの参加をし、関心を持って祭りを楽しんでいます。今も、村の道祖神文化が根付いて、繋がっていると思います。

前回、実施を見送った伝統行事ですが、来年の1月15日は、楽しく祭りをしたいものだと、参列の皆さんは、心を込めてお祈りしました。

 

 



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