式内楯原神社のしめ縄つくり
式内楯原神社は、延喜式神名帳(平安時代延喜5年・905年)に記載された官社で延喜式内社又は式内社といいます。延喜式神名帳とは、延喜式成立当時の神名帳を記載したものである。
延喜式神名帳に記載された神社(式内社)は全国で2861社で、そこに鎮座する神の数は3132座である。
しめ縄作りですが、昭和22年から23年ごろまでは、喜連の西・中・北の三町会の持ち回りで、しめ縄を奉納していた。自前で作れないところは買っていたが、当時高価でした。。そこで喜連全体でしめ縄作りを行い、12月25日に奉納するようになる。平成に入って12月23日が祭日になったため、平成5、6年からは23日に奉納されることになった。令和元年から12月23日の祭日が無くなったので、休日12月の23日に近い日曜日になった。現在喜連及び喜連北連合町会の内10の町会の氏子たちが集まって、新しいしめ縄やしめ飾りを作り、大掃除の跡、2箇所の鳥居、本殿、ご神木など、すべて古いものと取り替える。
式内楯原神社 概要
- 所在地 大阪府大阪市平野区喜連6丁目1−38
- 電話番号 06-6709-0232 浅井克晏宮司
- 主祭神 武甕槌命・大国主命
- 創建年 崇神天皇7年
- 社格 式内小社・村社
- 本殿 大阪市指定文化財平成22年(2011)指定 元和年間(1615~1623)の築造で、喜連で最古の建物である。
- 末社 神宝十種之宮、媛大神遥拝所、楠社、稲荷社
大しめ縄づくりに挑戦!
① しめ縄の作り方は「藁選り(わらすぐり)」から始まります。
「藁選り」とは、刈りとられた稲を選(すぐ)り、稲の茎以外の部分を大きな櫛のような道具で落とし、きれいな茎だけを選ぶことをいいます。この選別した藁で、鳥居に飾る大しめ縄をつくります。
「藁選り」とは、刈りとられた稲を選(すぐ)り、稲の茎以外の部分を大きな櫛のような道具で落とし、きれいな茎だけを選ぶことをいいます。この選別した藁で、鳥居に飾る大しめ縄をつくります。
楯原神社では、近隣農家に乾燥した藁を頂いています。
しめ縄づくりの当日手回し機械に藁を通し藁くずを取り、木づちで藁を叩いたり、藁を柔らかく、編みやすくしておきます。
※この画像の端々に2018年9月の21号台風の爪痕が見られます。
屋根の枯れ葉のそうじも大変です。
一年間の枯れ葉が、ごっそり積もっています。
危険な作業ですが、神のご加護を。
媛大神遥拝所(ひめおおかみようはいじょ)
神寶十種之宮(とぐさかんだからのみや)
境内社稲荷社
西参道入口
南参道入口
後方の屋根のブルーシートも、2018年9月の21号台風の爪痕です。